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2019年9月13日 (金)

エアコン落ち・・・かけた

またまたでましたぁ。

恒例(?)のエアコン落ちた・・・ではなく今回は落ちかけ。
落ちかけて傾いている室内機
室内機が傾いてます。

取り付けたのは引越しの下請け業者さんだそうです。
たしか去年引っ越しで移設して付けたもらったと伺ったような気がします。

お客さん曰く、なにも触っていないのにいつの間にかこうなっていたとのこと。

どれどれ・・・
抜けてしまったボードアンカー
本体左側のボードアンカー抜けてますよ。

エアコンのメーカーが使用を推奨している金属製カサ式ボードアンカーです。
どうして抜けたかは後ほど。

右側は・・・
据付板に室内機が掛かっていない
据付板中央と右のフックに室内機が掛かっていません。

こんなミスあるの???

たしかに右側はパイプで支えられているため掛かっていなくても落ちはしませんが・・・

ふつうは引っかけた時に違和感を感じるはずですが・・・

左側のフックだけで今まで支えられていたことになります。
それでボードアンカーが耐えられず抜けたと・・・実はそれだけではありません。

では作業に入ります。

こちらのお宅は丁度いいところに火打ち梁があって
火打ち梁に室内機を吊り下げて
ベルトで室内機を吊り下げられました。

据付板を付け直すのに室内機を取り外すのでは大変ですからね。助かりました。

少し室内機を浮かしてみると
据付板中央のねじは効いていない
据付板中央のねじは効いてません。

しかも左右のボードアンカーは1本ずつ(計2本)しかないのでケチりすぎ。

ボードアンカーは引き抜き強度が20~30kgあるので余裕と思っているかもしれませんが甘い考えです。
安全率や石膏ボードの経年劣化を加味して考えなければなりません。

右のボードアンカーは抜けてません。
据付板右のボードアンカーは抜けていない
まあ、そりゃそうですよね。

室内機が引っ掛かってなかったんですから。

そして抜けたボードアンカーを見てみます。
抜けた金属製カサ式ボードアンカー
ここに抜けた一番の原因があります。

それはねじの締めすぎ。
そのことに関してはこちらにも説明があるので参照ください。

どこまで締めていいのか知らないのでこうなります。
締まるとこまで締めちゃったという感じで、ボードアンカーの施工がまだわかってないですね。

おそらく速さを優先してこれをインパクトドライバー等で締め付けまでしたのだと思います。

最後は手回しでアンカーの開き具合を感じ取りながら締め付けないとだめ。

残っている右側のアンカーも表面的にはどうもなっていないのですが壁の裏側は崩れていることでしょう。

またよく見ていただくとねじの先端が尖ってますね。
これはドリルで壁に下穴を開けなくてもドライバーに付けて回すだけで打ち込むことができるというタイプです。

このボードアンカーが危険なのは打ち込みで壁の中に電線などがあると傷をつけたり刺さってしまうところ。

昔からある下穴を開けてから差し込むタイプの方が手間はかかりますが安全なんです。

こうしたことからも急ぐ施工は危険であることがわかりますね。

据付板を付けました。
取り付けなおした据付板
中央少し右と、左側に柱があったのでそれぞれ長いねじで固定。

ボードアンカーも追加して強度を出します。

室内機を引っかけて
室内機を引っかけて
要所をチェック、試運転して完了しました。

ボードアンカーが抜けると壁の石膏ボードを広範に崩してしまうので厄介です。

本来であれば壁の補修貼り替え、クロスの貼り替えをするのがいいのですが費用の方が・・・

今回はまだ取り付けできないわけではなかったので、お客さんのご希望でそのまま取り付け直しをしました。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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