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2019年9月25日 (水)

隠ぺい配管から露出配管へ(1)

いままで隠ぺい配管されたいたエアコンを撤去し、新品のエアコンを露出配管で施工します。
(一戸建て)

隠ぺい配管は埋設配管や先行配管とも呼ばれ建物建築時にパイプを壁内や天井裏、床下などに配管する方式を言います。
ただしエアコンの入れ替え時に問題となるケースが多く、現在では特殊な事情がない限りおこなわれていません。

隠ぺいされた配管はいずれ使用できなくなり通常の露出配管に切り替えるか、壁などを壊して配管し直すことになります。

今回は新しいエアコンの設置が可能かどうか確認も含め撤去の模様。

これまで設置されていたエアコンはマルチ(室外機1台に対し室内機2台)タイプで、以前外装工事をされた際に室外機とその周辺のパイプ、電線は撤去されたそうでありませんでした。
(室内機と壁内配管だけ残っていた)

まずは室内機を撤去して状況を確認します。

1台目(A室とします)
1台目の既設室内機
相当古い機種です。

室内機の高さが40cm位ありますが昔はみんなこれくらいが普通でした。

撤去すると
1台目の室内機を撤去
壁に穴が二つあります。

パイプもすでに切ってしまいましたが、左側が冷媒管、右側はドレン排水管用になります。

昔の室内機は現在のようにドレン排水管を左右差し替えできず右から出ていたので壁内ドレンはこのように右側に配管していました。

その頃、わけ分からずに壁内ドレン管を左側に立ち上げてしまう工事屋さんがいましたが、そうするとドレンホースが本体裏で波打って水漏れを起こす要因となりました。

冷媒管は本体背面で接続するため左から出てます。これは現在も同じです。

でもこのように隠ぺい配管すると穴はもちろん本体で隠れますが、埋めることができず開いたままになるので壁内の空気が室内に入ってきてしまうんですよ。
まあ昔はそんなことだれも気にしてませんでしたけどね。

マルチなのでもう一台(B室とします)も同じです。
もう一台の既設室内機
外し始めているので少し浮いてます。

・・・画像はありませんが外し終わりました。

2台とも壁の裏側はすぐ外壁なので露出配管するには問題ありません。

昔は建築設計の方がやたら見栄えを気にしてなんでも隠ぺいしましたからね。
今になって住んでる方が苦労してます。

さて今度は電源の確認。

新しく購入されるエアコンはマルチではなく普通のタイプ。
電源は室内でコンセントに差し込みます。

でもコンセントがありません。
設置されていたマルチは通常室外機に電源直結なんです。

まずB室のほうは電源として室外機に送られていたと思われる電線が穴から見えていたので確認します。
室外機に送られていた電源配線の確認
壁の中で接続されていたので切断して調べます。

まちがいなく専用回路。
これで1台分は電源確保できました。

室外機へつながっていた電線は引き出してますが壁の中を通してありました。
中間にある柱に穴を開けて通してあったのですがあまりいいやり方ではありませんね。ねじや釘を打たれますよ。

そして問題はA室側。
それらしい電線は見あたりません。

壁の中を鏡とライトを使ってよーく見ると・・・

奥の方に断熱材に埋もれて不審なケーブルが・・・
針金(実際は溶接棒)を使って引き出します。

なにもつながっていない電線が出てきました。

こちらも確認
19092315
エアコン専用回路でした。

よかった~😊
お客さんも一安心。

建築当初はエアコン専用コンセントをA室、B室それぞれ設置する設計だったのだと思います。
マルチエアコンを設置することになって埋めてしまったんでしょう。

一緒にアース線も出てきたので接地抵抗を測定
接地抵抗測定
抵抗値に問題なくそのまま使えます。

あとは各所寸法を測ってどのような機種が付くかお伝えしてこの日の作業は完了。

新しいエアコン本体はネット通販など安いところを探して購入していただきます。
(当店はエアコンの販売はおこなっておりません)

次回は設置工事です。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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