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2019年5月12日 (日)

左配管のメリット

昔からエアコン左配管というのは手間がかかって施工者から嫌われてきたものですがメリットもあります。

画像のエアコンは撤去処分するものです。
撤去処分のエアコン
パイプの施工がなんだかだらしない感じ。(もちろん当店で施工したものではありません)

室内機の左からパイプが出てますね。これを左配管(または左出し配管)といいます。

ただこれではそのメリットも台無し。

エアコンを撤去すると
室内機を外すとクロスが貼られていない
これまたよくあるパターンですがエアコンを付けたままクロスを貼ってしまったので裏が昔の壁紙です。

これでは新しいエアコンと位置が合わない場合に昔の壁紙が本体周囲にはみ出てカッコ悪いですね。

後日エアコンの設置に伺うと
エアコン設置場所の壁紙が貼られている
きれいに貼りかえられてました。

壁に二つある点は室内機を取り付けるためのボルトです。

据付板を取り付けて
据付板を取り付け
よくみていただくと固定しているボルト2本の高さが違いますね。

建物が建った後に付けられたアンカーボルトで、幅は公団ボルトといって450mmで出てますが高さが揃っていません。

打ち込んだ人が水平を見ずに据付板をテキトーに当ててマーキング、穴あけ打ち込みしたという感じです。
天井からスケールでちょっと当たるだけでいいのにこういうちょっとした手間を惜しむエアコン工事人が実に多いと思います。
こういうことが沢山積み重なって全体として作業時間の短縮をしますが同時に"雑"な工事となります。これは施工者の置かれた立場と気質によるもの。

結局、据付板の公団ボルト用の穴をドリルで広げて対応しました。(他社がテキトーにやった分こちらが手間かかる勘弁して~)

室内機を引っかけてパイプをつないでいきます。
室内機を据付板に引っかけてパイプを接続
左配管の場合はエアコン本体背面でパイプをつなぎます。

ここが施工者に嫌われるポイント。

パイプをつないでテーピング、本体にうまく収まるように加工していくわけですがコツのいるところでもあります。しかもスペースが狭いのでやりにくい。

室内機を下に置いてパイプ接続、テーピングしてから引っかける業者さんもいますが、パイプの仕上がりが撤去したエアコンのように悪くなったり、壁穴の中でドレンが逆勾配になったりします。

若い業者さんは知らないかもしれませんが今のエアコンの左配管はこれでもラクなんです。昔はドレンホースが本体の右左差し替えができず背面を通したので下手な人では収まらない、ドレンがたるんで水漏れ、張りすぎてスッポ抜け、数年したら詰まってまた水漏れなど大変だったんですから。

できるだけ仕上がりよくするにはここでも手間を惜しまないことです。

ここで左配管のメリットとは本体の背面でパイプ(銅管)をつなぐので、曲げられずボコボコとした接続部分が見えないところ。作業性はよくありませんが見える部分のパイプは滑らかに仕上がります。
これが右配管だと接続部が室内に見えてちょっとボコボコとしたかんじになったり、急な曲げができないのでカッコ悪くなったりします。

ほぼ室内機を施工完了
室内機をほぼ施工完了
ビーバーエアコン(久しぶり)ですが本体背面の冷媒管に巻く防湿テープが付属していなかったので手持ちのもので巻きました。
(巻いたほうが安心なので)

本体は5.6kW(18畳用)で200V仕様なのでコンセントはこの後交換しました。
壁の中の配線が1.6mmだったのでもちろん15Aのコンセント(15A250V)を使用。

前もって15Aタイプしか付きませんよと伝えてあったのでお客さんもエアコン本体をそれに合わせて購入されていました。

すべて施工し終わって試運転
エアコン設置完了試運転

施工する者からすると左配管は少し面倒ですが仕上がりをよくできるメリットもあります。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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