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2019年5月16日 (木)

マンションの室内外で配管化粧カバー

高層マンションの新品エアコン設置で室内、室外ともに配管化粧カバーをご希望され工事を行いました。
(川崎市川崎区にて)

こちらのお客さんも以前に別の部屋に取り付け工事で伺っています。
いつも当店をご指名くださるリピーター様方々には感謝申し上げます。

室内は
室内機設置予定場所
こちらに取り付けます。

今回いつも使っているカメラを忘れてきてスマホ撮影のため写りがあまりよくありません。😅

室外は
室外機設置予定場所
室外機の梱包を解いてくれていました。ありがとうございます。

据付板と配管化粧カバーの受けを付けます。
室内機の据付板と配管化粧カバーの受けを取り付け
室内機を取り付ける壁の石膏ボードの裏には鉄板が入っていたので頑丈に固定できました。

配管化粧カバーの受けは要所をねじ込み式ボードアンカーで固定します。ねじだけで固定するよりも保持力が強いためぐらぐらにならず長持ちします。

室内側下準備完了
室内側下準備が完了
配管化粧カバーは垂直、水平で、しかも壁などに対し直角、平行をスケールなどを使って測りながら固定します。

据付板と化粧カバーの位置関係も大切。先にどちらか片方を施工してしまうと室内機が思った位置に付かなかったり、カバーの各曲がりどうしが収まらなくなったりするので穴の位置関係も合わせて頭の中で手順や配置を構築してから作業します。

今回は室内機が天井から8cmあく高さで、左右はドレン勾配を意識して室内機からパイプが出てすぐ下げられる位置で決めています。

画像では据付板とカバーの間隔があいていますが室内機を掛けるとぴったりになります。

室内機を引っかける前に外壁の配管化粧カバーの受けも取り付け
外壁の配管化粧カバーの受けを取り付け
高層マンションは外壁がたいていALC板なので下穴は不要。

配管用の穴が大きめなので出口に使用するカバーは最大のものを使いました。

こんどは室内機を掛けて配管します。
室内機を掛けてカバー内に収まるように配管
カバーの中にうまく収まるように、そして同時にドレン排水勾配がとれるようにひねりを入れながら施工します。

ここでのドレン勾配は流れをよくして水漏れを防止することもさることながら、逆止弁を付けなくてもポコポコ音をできるだけ出ないようにするのも目的です。

カバーをかけてこんな感じ
室内側配管化粧カバーをかけて
すっきりしました。

室外側も設置完了
室外側の配管化粧カバーと室外機を設置完了
試運転時、ドレンのポコポコ音が出るか試しましたが無音だったので逆止弁は付けませんでした。

逆止弁(有料)はお客さんでメンテナンスが必要になるので音が出なければ付けないほうがいいです。

試運転も終わってすべて完了。
設置、試運転のすべて完了

この日は風も穏やかで助かりました。強風だと高層マンションはいろんなものが飛んでいってしまうので注意が必要です。
途中、お客さんに「ベランダで脚立に登って怖くないですか?」と尋ねられましたので「平気ですよ。知らない間に(落ちて)いなくなってるかもしれませんけど。😆」と冗談もまじえて焦ることなく作業にあたらせていただきました。

今回もありがとうございました。

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http://kato-aircon.com/

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