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2019年4月21日 (日)

配管用に点検口設置

電器屋さんでエアコン工事を依頼したところお断りされてしまったとのことで、当店でどうにかならないかとお問い合わせをいただきました。

どうやらコンクリートのマンションで配管をする穴はあるけれど排水勾配がとれないのが理由だそうです。

現地を見に行くと・・・
エアコンを配管するための既設の穴
まずエアコン配管用として設置されている穴がコンセントの下にひとつあります。

でもこのすぐ裏は空間で屋外ではなく、右90度曲がった面に外に通じる穴がもう一つ設けられています。
しかし画像に示した通り屋外側の穴の方が上にあって排水勾配は取れません。

もう一か所、梁に通気口があるのですが、これも外側に向かって登り勾配で使えません。

ルームエアコンは自然排水のため登り勾配があると室内機から水があふれて漏れてしまいます。

外側を見ると
逆勾配で使えない外壁面の穴
これが屋外側の穴の出口です。

通気用のフタが付いてますが、もとは普通のフタが付いていたところを当方で付け替えました。

そしてその下には
下にもう一つの穴
もう一つ穴が設けられています。

実はこちらが元の通気用の穴。先ほどの上の穴とフタを付け替えてサイズが合うか試したのです。

上下の穴は壁の中の空間でつながっているので、屋外側は下の穴からパイプを出せば排水勾配は十分とれて、通気も上の穴からできるので問題ありません。

でも上の穴と下の穴では開いている面も異なるのでエアコンの冷媒管である銅管を通すことはほぼ不可能。

そこで今回は点検口を付けることにしました。

この辺りなら付きそうです。
壁点検口の設置予定位置

資材店でよさそうな点検口を調達して、まずは開口
壁点検口を付けるための開口
壁の木下地をよけて開口します。

やり直しはきかないので失敗はできませんね。

左側には隣室のクローゼットの裏側が見えます。

中間には電線が2本あってピンッと張られて動きません。鋸で切ってしまわないように探りながら開けました。

なんでこんなに張られてるのかな?と中を見ると
電線が木下地を貫通している
電線が木下地を貫通してます。

点検口の上下でこうなっていたので動くわけありませんね。
中は空間なのにどうしてこうしたのか・・・

開口がおわったら枠を木材に固定します。
点検口の枠を木材に固定
右側は元からある壁の木下地に、そして左側は調達してきた木材を入れました。

開口で切り取った石膏ボードもフタに使うので慎重に扱います。

次に配管
点検口を利用して銅管を送り込む
屋外側から銅管を差し込んで点検口を利用して送り込みます。

無事、冷媒管が通りました。
点検口を利用して屋内まで冷媒管の引き込み
多少コツがいりますが冷媒管の扱いに慣れた人であれば一人で作業できます。

あとはドレンホースや電線を通せば壁内の作業は完了です。

点検口のフタを付けて
点検口のフタを付けて終了
終了です。

昔は点検口というとアルミ製でしたが、いまでは今回使用した樹脂でソフトな見た目のものがあっていいですね。

これで次回の入れ替え時は"お断り"される心配はありません。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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