風向調整板の取り付けへ
川崎市川崎区のマンションへエアコン室外機の風向調整板設置で伺いました。
風向調整板は室外機の風向きを変えるオプションパーツで作業は難しいものではありません。
でもいつもとちがうこういう作業が気分転換になっていいんですよ。
当店はエアコン工事などでいわゆる標準工事と呼ばれる比較的簡単な作業依頼が少なく、どちらかというと難しい部類のものが多くきます。
なのでたまに風向調整板設置などのような作業をするとホッとします。
作業当日、当方の宮前区から川崎区へ同じ川崎市内の移動ですがけっこう時間がかかるので少し早めに出発。
平日なので手堅く南武線などの踏切を避けたルートを選定して向います。
中間に高津区、中原区、幸区の3区を通らなければならず川崎市は多摩川に沿って長いので都内や横浜方面のほうが近いなんてこともよくあります。
出発してすぐ、
あら、いつもより混んでる・・・、今日は・・・あっ月末最終日だ。しかも雨。
小杉の駅前を通過するルートをとったのですがこれまた大渋滞。
こういうときは慌てず流れに任せていきましょう。
お客さんのマンション到着時に電話する予定でしたが約束の時間が迫ったので3~5分遅れる旨連絡しました。
到着するとすでに駐車場案内のためエントランスまで出ておられ「ご無沙汰しております!」と声をかけていただきました。
ありがとうございます。
以前お引越しのときにエアコンを2台設置していたので約3年ぶりの訪問です。
前はいなかった“わんこ”もお出迎え。
準備して伺います。
場所はバルコニー
この室外機はこちらのマンション購入時のサービスで取り付けてもらったそうで当店の施工ではありません。
メーカー純正品です。
前面にあるグリルを取り外して
エアコンの室外機は排気ガスなどで黒く汚れてしまいます。
シール材と呼ばれる付属のスポンジテープを貼るのですが、その前にお客さんがきれいに水洗いしてくださいました。
シール材を貼ったらまたグリルを戻して
シール材で風が横方向に抜けないようにします。
わんこも興味しんしんでトコトコついてきては材料や工具をクンクンしています。
植木などを室外機の付近に置くため、風でなびかないように今回設置することにしたそうです。
測定目的は室外機の外板(鉄)にねじを打っているので万一内部の電線に当たっていると漏電するため。
この絶縁抵抗計から印加される電圧(出力電圧)は3レンジ(125V、250V、500VいずれもDC)ですが状況に応じて変える必要があります。ヘタに高電圧をかけると機器を壊すことがあります。
それでは運転開始。
ちゃんと上向きに風が出てますね。
だいたい45度上方に吹いている感じです。
これ以上急角度に吹き出すようにすると室外機の背面に回り込んでショートサーキット(吹き出したものが吸い込まれる)になり、エアコンの効きが低下するのでこの程度がよいのでしょう。
これで植木に直接風が当たらなくなります。
小さな子供も風向調整板がないと全身に風が当たるので効果ありますね。
バルコニーなど室外機の風でお悩みの方は試してみてはいかがでしょうか。
http://kato-aircon.com/
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