外は軒天
"軒天"(のきてん)て知ってますか?
これ。
屋根の出っ張った部分の下にある天井みたいなところをいいます。
今回はエアコン工事で軒天を避ける穴あけをします。(場所は横浜市)
お客さんと相談して室内機を設置する高さを決めましたが・・・
外を見るとオレンジ色のラインの高さが軒天です。
打ち合わせではもう少し上に室内機を設置する予定でしたがこれが限界。
天井は屋根の勾配で傾斜しているため軒天はそれよりさらに下になるんです。
普通に穴を開けると軒天にぶつかってしまいますね😱
(周囲の障害物の関係で今回は左後ろ抜きです)
穴を開けました。
勾配を多くとることで軒天の下をねらって貫通。
実際の作業ではドリルコアのセンタードリルが貫通した時点で間違いがないか外に確認しに行きます。
計算通りの位置に開きました。
右に柱が見えますがたまたまそこにあったのではなく、柱ギリギリに穴が開くように室内機の位置を決めています。
ここにはスリーブ(養生管)を勾配に合わせてカットし施工します。
屋外側もいきなり設置完了😅
この日は途中雨が降っていたのでやむタイミングを見て施工しました。
途中段差が2ヶ所あったので、
配管化粧カバーをカットして合わせました。
この程度の段差でいちいちフリーコーナー(ジャバラで自由に曲がる部品)を使用していてはカッコわるいのと劣化が早い。
その現場に合わせてやり方は都度変えて対応しなければなりません。
設備工事の難しさは設置物をしっかり理解し技術を習得するのはもちろんのこと、それを設置する建築物への知識も幅広く持っていなければならないことです。
http://kato-aircon.com/
« ブログ(ココログ)の不具合発生中! | トップページ | ボードアンカーさえも確実に »
「エアコン工事作業」カテゴリの記事
- エアコン入れ替えと電源工事(2)(2024.09.07)
- エアコン入れ替えと電源工事(1)(2024.09.02)
- エアコンと室外機風向板の取り付け(2024.08.15)
- ガス漏れでエアコン入れ替え(2024.08.09)
- 穴開け位置が問題・・・(2024.08.06)