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2019年3月26日 (火)

外は軒天

"軒天"(のきてん)て知ってますか?

これ。
軒天
屋根の出っ張った部分の下にある天井みたいなところをいいます。

今回はエアコン工事で軒天を避ける穴あけをします。(場所は横浜市)

室内機の設置場所は
室内機設置場所の上は傾斜天井
このように上が傾斜の天井です。

お客さんと相談して室内機を設置する高さを決めましたが・・・
据付板取り付け中
外を見るとオレンジ色のラインの高さが軒天です。

打ち合わせではもう少し上に室内機を設置する予定でしたがこれが限界。

天井は屋根の勾配で傾斜しているため軒天はそれよりさらに下になるんです。

普通に穴を開けると軒天にぶつかってしまいますね😱
(周囲の障害物の関係で今回は左後ろ抜きです)

穴を開けました。
勾配を多くとって穴あけ
勾配を多くとることで軒天の下をねらって貫通。

実際の作業ではドリルコアのセンタードリルが貫通した時点で間違いがないか外に確認しに行きます。

計算通りの位置に開きました。
右に柱が見えますがたまたまそこにあったのではなく、柱ギリギリに穴が開くように室内機の位置を決めています。

ここにはスリーブ(養生管)を勾配に合わせてカットし施工します。
穴に養生管設置

配管等終わって室内機設置完了。
配管等おわって室内機設置完了

屋外側もいきなり設置完了😅
エアコン外まわり設置状況
この日は途中雨が降っていたのでやむタイミングを見て施工しました。

軒天下は
軒天の下
ばっちり😊

途中段差が2ヶ所あったので、
配管化粧カバーを段差に合わせてカット
配管化粧カバーをカットして合わせました。

この程度の段差でいちいちフリーコーナー(ジャバラで自由に曲がる部品)を使用していてはカッコわるいのと劣化が早い。

その現場に合わせてやり方は都度変えて対応しなければなりません。
設備工事の難しさは設置物をしっかり理解し技術を習得するのはもちろんのこと、それを設置する建築物への知識も幅広く持っていなければならないことです。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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