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2019年1月10日 (木)

またか・・・作業車のクラッチ

当店の使用している作業車は
作業車のシフトレバー
いまどきマニュアルトランスミッション(MT車)を使ってます。

近頃じゃ変人扱いされることもしばしば・・・

よく言われるのが「渋滞なんか大変でしょ?」

私は免許取得以来ずっとマニュアル車を運転していたため逆にAT車がストレスになってしまいだめなんです。

AT車をしばらく運転していると左手左足がだるくなってきます。またアクセルで思い通りにスピードをコントロールすることが難しいため少しの減速でもブレーキへ足を移動するので右足が疲れてしまいます。

MTは思うほど渋滞や坂道発進も大変ではありません。

とくに駐車などで段差を乗り越える場面ではあわててアクセルからブレーキに踏みかえる必要もありません。クラッチがあるので微妙な速度コントロールが可能です。
車のクラッチベダル
クラッチがわからない方は検索で調べてみてください。

またよく耳にするアクセルとブレーキの踏み間違い事故もこのクラッチである程度防止できると思います。

慣れていれば速度が遅いときにブレーキを踏むと無意識に左足がクラッチを踏んでエンジンの動力伝達を切ります。もしそのとき間違えてアクセルを思いっきり踏んでもエンジンがブゥゥゥン!とうなるだけで加速しません。

とは言っても乗用車でマニュアル車なんていまどきスポーツタイプで一部設定があるだけでほかはみんなATですね。

でも貨物車は燃費がよく(従来のトルコンATと比べて)、ブレーキパッドの減りも少ないMTのほうが経費節減になります。

ところが・・・

そのクラッチが先日からどうも切れが悪いようで停車するとギアが1速に入らなくなります。

エンジンやトランスミッションが冷えているときはとくに症状がひどく、2速にも入らない場面があり国道246号線の信号待ち先頭からのスタートでかなり焦りました。
何度かクラッチとギアを動かしているうちに入りなんとか発進。

その後も試しに停止から1速に入れようとクラッチを踏んでシンクロ(ギアをすんなり入れるために同調する機構)にあてても15秒位しないと入りません。

暖まると普通に入るようになるがそれでもなんかひっかかる

だめだこりゃ。ディーラーへ行ってみよう!
スズキの車
スズキのエブリイDA64V/6型(最終型)

実はこの症状はじめてではありません。

以前にも同じことがありました。そのときは走行距離47000kmでクラッチの摩耗が原因と診断されて「へっ?」いままでずっとMT車に乗ってきましたがこの程度の走行距離でダメにしたことは一度もありません。

スズキ車ではDA62V約10万キロ、DA64V/1型(初期型)約8万キロと乗り継ぎクラッチの不具合はありませんでした。

そのときクラッチ交換して取り外したものを見せてもらいましたが、サービスの方が「きれいですね」とひとこと。
私が見てもそれほど摩耗しているようには感じませんでした。

その後すぐに同じ症状が出てフライホイールではないかとこちらも交換。

それから約28000キロ、積算走行距離約75000kmでまたもや同じ症状が再発。

担当者さんの話ではどうもDA64Vはクラッチ関連が弱いとのこと。1型では問題なかったような気がしますが。

MT車の出荷台数が少ないため、不具合があっても放置されているかもしれません。

今回はとりあえずクラッチワイヤーを調整してもらい様子を見ることになりました。
(多分また近いうちに再発するんじゃないかなー)

お客さんのところへ向かう作業車なのでスズキさんにはそれなりに耐久性のある部品を出してもらいたいですね。

4ナンバーの貨物車は走行性能よりも耐久性。

クラッチ交換は安くありませんので。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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