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2019年1月24日 (木)

たまにはこんなことも・・・セラムヒート

今回は自宅の電気ストーブの修理。

なお本業はヒートポンプエアコンなので仕事としてはやってません。

これはダイキンのセラムヒート
ダイキンのセラムヒート
遠赤外線で小さな部屋であれば暖かくなります。

画像の通り、3本あるヒーターのうち中央がつかなくなりました。

前回の冬あたりからのような気がしますが、もう十年くらい使っているので寿命ですね。セラムヒートの初期型かもしれません。

ダイキンさんのサイトで電気回路図を見ると中央のヒーターは電源オンで常時通電します。
取扱説明書にも中央は常時赤くなるとなっています。

回路からしてヒーターの断線と推定。

メーカーに問い合わせたら在庫有りで、部品代もそれほど高くないのでそれ以上調べずに発注。

部品が入荷しさっそくバラしていきます。
セラムヒートの分解開始。

ヒーターはさらに鉄板の下
ヒーターはさらに鉄板の下
遮熱のためチューブなどが付けてあります。

鉄板を外して
ヒーターの上部
ヒーターの上部が見えました。

内部はいくつかのパーツがネジを使わず鉄板をどうしを折り曲げて接続しています。
何度も同じ作業をすると金属疲労で折れてしまうでしょう。

上部のヒーターのロックを外し
ヒーターのロックを外して

本体下部のコネクタも抜きます。
本体下部のコネクタ
こちら側にはヒーターのロックなどはありませんでした。

これでヒーターが抜けてきます。
ヒーターを引き抜いて

じつは2、3年前に画像にあるタイマースイッチも壊れて交換しています。この部品は配線がはんだ付けで接続されているので交換はちょっと面倒でした。

取り外したヒーター
内部で断線したヒーター
テスターで測定したらやはり内部で断線しています。

スイッチオンで常時発熱するので寿命が短いんですね。

両サイドの2本は温度調節器に接続されていてオン、オフを繰り返し通電時間が短いので長持ちなのだと思います。

新しいヒーター
補修部品の純正ヒーター
もちろんダイキンさんの純正です。

ヒーターを差し込み
新しいヒーターを差し込み
穴にコネクタを差し込むのにちょっと手こずりましたがなんとか取り付け。

遮熱のチューブを戻して
遮熱チューブを元通りに戻して
インシュロックは耐候タイプしか手元になかったので黒色です。

下部のコネクタも元通り
本体下部のコネクタ類も元通りに

掃除機でホコリを取りながら組み立てました。

一応、漏電がないかチェックしてスイッチオン。
センターヒーターが赤くなりました。
中央のヒーターが赤く通電。

これでまたしばらく使えます。

でもこれ・・・もし修理をどこかへ依頼するなら使用年数的に買い替えたほうがいい金額になると思います。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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