室外機背面側ねじ固定
当店では地面に室外機を置く際、
この軽量ブロックをよく使用します。
もちろん室外機専用のコンクリート台も扱っていますが高価なことと、細い形状で地面に沈みやすく室外機が傾いてしまうことがあり、とくにお客さんの希望がなければ使用しません。
その点ブロックは安価で接地面積が広く安定性も申し分ないので昔から室外機の台として使用されてきました。
通常はブロックの上に室外機を載せるだけで固定までは必要ありませんが、室外機の形状や設置場所、そのお宅の家族構成等を考慮してネジ固定する場合があります。
ブロックを地面に置くときは左右のレベルを合わせると同時に前後の水平を出し、その後室外機を載せます。
ここで問題が・・・
室外機を載せる段階でパイプの処理などは終わっているので背面側の足へのねじ固定は室外機と壁の間にパイプがあってドリルが入らずできません。
ブロックをずらしてしまうとせっかく出したレベルまでずれて傾いてしまいます。
あるときホームセンターで工具の売り場を見ていたらいいものがありました。
ある程度長いのは前から売ってましたが、これほど長いのは見たことがなかったのですぐに購入。
目的はもちろん画像のように使用するためだけです。
たぶんうちではほかに使い道ないだろうな~
長さは600mm
名称はロングホルダースクリュードライバービッツというんですね。
隣国製だとなんかがっかりしますからね。
ブロックにネジを打つときは下穴を開けます。
ロングホルダーにドリルビットを付けて開けます。
いきなりネジを打つと途中でネジの頭が切れてしまったり、ブロックが割れてしまうこともあります。
そしてネジを打つときは
強力なマグネットを付けたプラスビットを使用します。
プラスビットだけでも多少の磁力があってネジを保持できますが、ちょっとどこかにあたると落っこちてしまいます。
そこで強力なマグネットを付けると
ためしに長いネジを付けてみましたが周囲にあたってもビクともしません。
シャフト部分は二重で外側はサヤのようになっているので手で支えたままでも回転できます。
できるだけ工具を増やさないようにしていますが当店としては珍しく買って正解だった工具。アイデア商品はハズレが多いので・・・
なおこちらのメーカーの回し者ではありません。
これで室外機背面側のねじ固定も楽にできるようになりました。
http://kato-aircon.com/
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