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2018年12月10日 (月)

配管カバーになんとか収まった

川崎市内にてエアコン工事。こちらは当店で以前工事を行ったお客さんからのご紹介で依頼をいただきました。(有り難うございます。)

工事内容が難しいようなので見積もりを兼ねて下見に伺いました。
付けられたままの室内配管化粧カバー
どういうわけか配管カバーが残されたままです。

こちらはコンクリートの分譲マンションです。

はじめは前の居住者が壁にネジ穴が開いているため外さずに残したものだと思いました。

カバーがグラグラだったので取ってみると・・・
カバーを外すとパイプが通っていた
パイプが通っています。

あれ、パイプも残したまま?っと思ったら
先行配管
なんと先行配管。

別の部屋のエアコン用配管が通っています。

あちゃー😵。これはかなり無理がありますね。うまく配管カバーに収まらないかもしれません。
本来であればもう一つ別に穴を設けて配管するのが普通だと思いますが、どうしてこういう設計になったのでしょう。

今回取り付けるエアコンは冷房能力6.3kWで5.6kW以下のパイプと異なり冷媒管はφ12.7mm(4分管)仕様と太いので余計に収まりが悪い。
お客さんには最悪の場合、テープ仕上げになることも念のため伝えておきました。

― 取り付け工事 ―

取り付け前
室内機取り付け前
壁が補修されてきれいになっていました。

まずはダメになっていた配管カバーの部品を一部交換。
配管カバーの部品を一部交換。
元から付いていたものは変形して保持力がなくなっていたので交換。

これから施工する新しいパイプが少しでも通りやすいように天井面の開口を広げて既存のパイプを端に寄せました。

カバーも切り込みを入れましたが、以前より強度が残せるように加工しています。

銅管の加工
冷媒管をベンダー曲げ加工

4分の銅管を手曲げでカバーに収めるのはほとんど不可能なためベンダーを使用しました。

室内機との接続部がもう少しずれていればカバーに収めるのは不可能だったでしょう。
こればかりは運。

銅管を溶接してしまえば接続位置をある程度自由に、しかも細くできるので収めやすくなりますが、新品のエアコンなので本体の改造となり故障の際にメーカー保証が受けられなくなる可能性が高くなります。

カバーをかけていきます。
配管カバーをかける
ここまできたら安心。

ドレン勾配もすべて確保して排水に問題ありません。

過去ここにあったエアコンの配管結露による水漏れの跡が壁に残っていたので、カバー内のパイプには防湿テープを巻きました。
もちろん穴にはパテ埋めを施します。

そして完成
室内機と配管カバーの施工完了

マンション建築時の設備設計がしっかりと未来を見据えていないと後になって面倒なことになります。

先行配管などはその最たるもので、単にパイプが見えなくてカッコイイなどの理由で敷設すると居住者が痛い目を見ます。
また、どうしても先行配管を敷設する必要のある状況では、それなりの知識と経験をもった者が施工しないと一度きりしか使えないような配管をされてしまうことがあります。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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