8年前の工事。
横浜市都筑区でのエアコン工事です。
こちらのお客さんは15年程前より何度もお世話になってます。毎度ありがとうございます。
ここは賃貸住宅で8年前に当店で4台設置したのですが、そのうち一台がランプが点滅して動かなくなったため新品への入れ替え工事です。
まずは設置されている状況を室内機から見てまわり、最後に外から室外機とパイプを・・・
あれ?室内機の付いてる壁と外に出ているパイプの壁が離れてる。
室内に戻り、別の部屋のクローゼットを開けると
こうだったっけ?
8年も経つと以前どういう工事をしたかなんて覚えてないですね。
テーピングで仕上げてありますが、普通のエアコンのパイプとは異なりきれいに見えませんか?
実は室内側と屋外側の穴の高さが同一で排水勾配が取れない設計になっているんです。
賃貸住宅なので勝手に穴を開け直すことはできません。
そこで少しでも勾配を確保して水漏れリスクを減らそうと筒を巻く方法をとったのです。
記憶はなくともここまでやるのは私で間違いありません。
室内側は穴の上のほうに、屋外側は穴の下のほうにパイプを配置して1/100程度の勾配をとっています。
また、この方法により物の出し入れの際にパイプにぶつかっても曲がって勾配がくずれることはありません。
窓のある壁に室内機が付いているので、てっきり穴の後ろは外だと思ってました。
― 取り付け ―
なお、ここは2階で外部は地上から梯子をかけて作業しています。
(室外機は1階地面に設置)
樹脂の筒は曲がりもなく再利用してテーピングします。
正面から見て
以前と同様、室内側から屋外側へ排水勾配をとっています。
ドレンテストも問題ありませんでした。
8年前に4台取り付けた中でたまたま一番大変なところが故障とはなんとも・・・。
修理も可能だったとは思いますがお客さんから連絡をいただいたとき、すでにエアコンを購入されていたので点検などせず工事をおこないました。
今回もご依頼いただきありがとうございました。
http://kato-aircon.com/
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