コンセント交換完了。と思ったら
川崎市川崎区にてエアコンを新品へ入れ替え工事し、それに伴いコンセント交換を行いました。
エアコン工事を終えてコンセントの交換を行います。
いままで使っていたコンセントがこちら
20A専用のコンセントです。
いまではめずらしいもので、100V用ですが20Aのプラグしか差し込めません。
入れ替えたエアコンは古いものより省エネで15Aのプラグなので交換します。
100V15Aのプラグというのは普通の電気製品と同じ形です。
だからといって専用回路以外(分岐回路)からエアコンの電源をとることはできません。
コンセントを開けて電線の固定ねじを外すと
うーん、このリングではそのまま使用する気になりません。
リングの作り方を習わなかったか、電気工事士の資格がないか・・・
15Aと20Aのどちらも使えるコンセントに交換します。
中の形状は古いものと同じですね。
電線を切ってリングを作り直してねじ固定します。
フタを付けて取付完了。
この後ブレーカーの仕様などを調べに行くのですが・・・
コンセントのところは太い線だったのですが。
この線の太さでは20Aコンセントの設置はできません。
20Aフルで電流を流し続けると絶縁被覆のビニールが熱で耐えられません。
エアコンの使い方によっては危険を生じます。
この場合は15Aのコンセントしか設置できません。
やはり前の20Aコンセントを設置した工事人は無資格者で知らずにやったのでしょう。
専用回路の途中で電線を接続してそこから太い線にしていたのです。
せっかく付けたコンセントですが再交換します。
これに取り替えます。お馴染みの形ですね。
先ほど付けたコンセントは撤去して15Aのものを付けます。
15Aコンセントは分岐接続できるように下側にも電線が渡り接続できるように作られています。
それにひきかえ20Aコンセントは分岐回路では使用できないことになっているため渡り接続もできないように作られています。
あとはフタを付けて今度こそ完了。
無資格者や素人で工事したあとはこのようなことがよくあります。中には資格があっても内線規程を知らずにやっている人もいますが・・・
今回はエアコンが15A仕様なので助かりました。20A仕様だと専用回路の引き直しになります。
http://kato-aircon.com/
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