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2018年7月30日 (月)

室外機風向偏向板の取り付け

室外機に取り付ける風向偏向板をご存知でしょうか。

 

エアコンの室外機を通りに面したところなどに設置した際、通行人に風が直接あたらないように風向きを変えたりする部品です。
(他にもいろいろな理由で取り付けることがあります。)

 

風向調整板ともいうみたいです。

 

今回は室外機を壁と塀の間に設置したため、吹き出した風が戻って室外機に吸い込まれるショートサーキットの軽減を目的としてお客さんのご希望で取り付けました。

(東京都大田区にて)

 

ショートサーキットになるとエアコンの効率が低下します。

 

箱から出した風向偏向板
風向偏向板(風向調整板)
金属かと思いきや樹脂製でした。

 

昔は金属製だったので進化してますね。

 

説明書をみると機種ごとに取り付け方が異なって付属部品がいろいろ付いてます。

 

設置された室外機には金属の筒になったスペーサーを取り付けるとのこと。
スペーサーの取り付け
裏返して付けました。

 

マスキングテープで仮固定しました。
スペーサーをマスキングテープで仮固定
マスキングテープはいろいろと役に立ちます。

 

室外機へは付属のタッピングネジで取り付けるのですが、穴は開いておらずネジを打つ位置にへこみがありそこに合わせて固定します。
風向偏向板の取付完了。
取り付けたらマスキングテープは撤去します。

 

風向きは上へ向けました。

 

室外機の前面と塀の間にはドリルドライバーが入りません。

 

こんなこともあろうかと
ドリルドライバーにアングルアダプターを取り付け
アングルアダプターを用意しました。

 

あまり使わないのでいつ買ったのか記憶にないほどですが、これで狭い場所でもドリルを使用できます。

 

取り付けが終わり念のため絶縁抵抗を測定してから運転します。

 

風向偏向板を付ける前は塀にぶつかった風が上下左右から室外機の背面に回り込んでショートサーキットを起こしやすい状態でしたが、取り付け後は上方へ勢いよく吹き上げるので背面への回り込みはかなり減少し周囲から新たな風を吸い込むようになりました。

 

効率向上に役立ちますね。

 

風向偏向板は風の向きを変えて周囲に迷惑をかけないようにするためと思いがちですがこのような使い道もあります。

 

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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