ガスを入れるだけでは無駄です。
よくお客さんから「エアコンのガス入れやってますか?」と電話が入ります。
この時期、冷房が効かないことに気づいて慌ててガスを入れてくれる業者を探している方が多いですね。
当店は「“ガスを入れるだけ”はやっていません」といつも答えます。
ちょっと冷たい言い方のように思えるかもしれませんが、もちろんその後になぜやっていないのか説明を加えます。
エアコンのガスは運転しても消費しません。ガスが不足したということはどこからか漏れていることを表しています。
その漏れているところを探さずガスをチャージしても当面は直ったように冷房は効くようになります。しかし何れまたガスが不足し効かなくなって同じことを繰り返します。
それを知っていて「ガスを入れれば直りますよ」と高額な修理費(?)をとってチャージしていく業者も存在します。
この暑さでわらをもつかむ思いで業者を探し、見つけたのが修理できないチャージ専門屋さんでは・・・
ガス漏れ修理に行ってたまにお客さんから「去年別の業者でガスを入れてもらった」といわれます。修理をしていないんですね。ガスとお金が無駄になります。
お金に余裕のある方はこういう業者へ毎年依頼していただければ経済がまわってよいかもしれません。(なんちゃって)
もしガス漏れ箇所がどうしても見つからない場合はエアコンを買い替えるのがベターです。毎年お布施のようにチャージ代を払うのは無駄です。
ガスチャージは修理の後に行うものです。
また冷えないとすぐにガス不足と判断するのも早計です。別の要因で効かなくなっている場合も多々あります。
そこへわけもわからずガス補充してしまうとあとでもっと高額な修理費になってそのエアコンを断念せざる得なくなることさえあります。
とくにガス補充はエアコンのヒートポンプサイクルをアンバランスにするもとなのでやめましょう。
http://kato-aircon.com/
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