UR住宅でエアコン設置。
横浜市保土ヶ谷区のUR住宅でのエアコン工事です。
今回はいつも当店をご指名いただいておりますリピーター様のお宅です。いつもありがとうございます。
到着して設置場所を拝見したところ配管用のスリーブ(配管穴)が建物の柱部分にあって長さが60㎝位あります。
ドレンの勾配はキツイですがなんとかなりそうです。
そしてURというといつも気になるのが公団ボルト。
抜いてみるとやっぱりサイズが異なっていました。
ボルトが3/8インチでナットが10mm。グラグラでネジピッチもちがいます。
壁の中にあるインサート(ボルトの受け)を調べると10mmでした。ボルトだけが間違えて使われています。
付いていたボルトナットはステンレスですがインサートは鉄なのでボルトとナットをすべて鉄に統一して取り替えました。
鉄とステンレスは相性が悪いので出来るだけ混在させないようにします。
さて今回、室外機は天吊り(公団吊り)です。
またもや10mmの鉄インサートに3/8インチのステンレスボルトが付いています。
こちらも鉄製の10mm六角ボルトとナットに平ワッシャーとスプリングワッシャーに取り替えて固定しました。
錆防止にシリコンコーキング塗布
お客さま立ち合いのもと冷房試運転でドレンテストをしようと室内機の前に立つと水滴が吹き出し口から飛んできます。
“おっといきなり不具合か?”と思い「水が飛んでますね。」というとお客さまは「このエアコンはそういう不具合があるんです。」とのこと。
ネット上で既知の問題として取り沙汰されているようですが不具合を承知でこのエアコンを選んだそうです。
目当ては室外機のコンプレッサーが現在では数少ないスクロール方式。振動や音が小さく滑らかな回転。うーむ、お目が高い。
水飛びは対策部品があると思うのでメーカー依頼ですぐに直るでしょう。
http://kato-aircon.com/
« マルチエアコン設置(室外機) | トップページ | 船のエアコン修理 »
「エアコン工事作業」カテゴリの記事
- 4分管をベンダー曲げ(2024.09.11)
- エアコン入れ替えと電源工事(2)(2024.09.07)
- エアコン入れ替えと電源工事(1)(2024.09.02)
- エアコンと室外機風向板の取り付け(2024.08.15)
- ガス漏れでエアコン入れ替え(2024.08.09)