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2018年5月21日 (月)

マルチエアコン設置(電源補修)

前回からの続きで、あやしい電源を補修します。(横浜市保土ヶ谷区)

 

既設のエアコン電源

 

入線カバーから出てきている電線は電線管ではなくドレンホースに収まっています。

 

一見、PF管(屋外に使用できる可とう電線管)に見えますがそれとは異なりフニャフニャです。

 

エアコン工事人が入線カバーの中で電線を接続した可能性が高いため開けて見てみます。
入線カバー内の電線接続状態
ハイ、エアコン屋さんダイスキ何でもかんでも+どこでも差込形コネクタってオイ。

 

差込形コネクタは屋外のこのような状況下では心配です。大雨などで水分が付着したり高湿度の環境には不向きな接続。

 

差し込む電線が曲がっていたり、電線を動かしたりすると接触不良のもとになります。

 

エアコンのように長時間大きめの電流が流れるところでは尚更です。

 

バネの力で接続を保持する方法がよくぞ電気用品安全法の適用を受けられたものだと首をかしげていますが考えすぎでしょうか。

 

これから10年、20年あるいはそれ以上使用するのでより安全な方法で直します。

 

入線カバーを撤去して防雨形ボックスを取り付けます。
防雨形ボックスの取り付け

 

このボックスは穴が開いていませんので各所必要に応じドリルで加工します。

 

電線を通して圧着接続
リングスリーブによる圧着接続
歴史と実績のある圧着です。

 

絶縁キャップを取り付けます。
180519_50

 

ボックスの周囲と穴の部分で必要なところはコーキングで止水します。
ボックスをコーキングで止水処理

 

結露水などが溜まらないように下面に穴を開けています。

 

パッキン付きのフタを付けるとこのようになります。
フタを取り付けた様子

 

これで安心。

 

次回は室外機の施工です。

 

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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