マルチエアコン設置(電源補修)
前回からの続きで、あやしい電源を補修します。(横浜市保土ヶ谷区)
入線カバーから出てきている電線は電線管ではなくドレンホースに収まっています。
一見、PF管(屋外に使用できる可とう電線管)に見えますがそれとは異なりフニャフニャです。
エアコン工事人が入線カバーの中で電線を接続した可能性が高いため開けて見てみます。
ハイ、エアコン屋さんダイスキ何でもかんでも+どこでも差込形コネクタってオイ。
差込形コネクタは屋外のこのような状況下では心配です。大雨などで水分が付着したり高湿度の環境には不向きな接続。
差し込む電線が曲がっていたり、電線を動かしたりすると接触不良のもとになります。
エアコンのように長時間大きめの電流が流れるところでは尚更です。
バネの力で接続を保持する方法がよくぞ電気用品安全法の適用を受けられたものだと首をかしげていますが考えすぎでしょうか。
これから10年、20年あるいはそれ以上使用するのでより安全な方法で直します。
このボックスは穴が開いていませんので各所必要に応じドリルで加工します。
ボックスの周囲と穴の部分で必要なところはコーキングで止水します。
結露水などが溜まらないように下面に穴を開けています。
これで安心。
次回は室外機の施工です。
http://kato-aircon.com/
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