マルチエアコン設置(室外機)
ようやく室外機の設置作業です。(横浜市保土ヶ谷区)
配管類は室外機を置く前にフレア加工し接続するだけの状態にしておきます。
台となるブロックを水平器を使用してレベル調整し室外機をセットします。
室外機を台車で運ぼうとしていたところお客さまが手を貸してくださり難なく済みました。ありがとうございます。
カバーを開けるとバルブ付近に補器類が露出して付いていますがおそらく室外機の中に収まらないのでしょう。
端子台のところ。
電源(ねじ止め)と室内機接続が2系統あります。
パイプと室内機への連絡線を間違えると異常な動きをするので注意が必要。室内機を一台運転すると停止中の室内機へ冷媒が流れてしまい冷房だと氷が落ちてきたりします。
ただし昔とは異なりエラーなどで誤配線を知らせてくれるようですね。
冷媒管も各室内機の細い管がA室なら太い管もA室の接続口につなぐ必要があり間違えないようにします。
マルチエアコンでは各室内機への冷媒管の長さ制限もあります。
この室外機の場合、2室合計最大50mまで、1室最大30mまで、1室最小3m以上となっていて合計30mを超えると冷媒の追加充填(補充)が必要になります。(補充は今回必要ありませんでした。)
そのほかにも室外機と室内機、室内機と室内機の許容高低差の制限もあります。
接続と真空引きが終わって運転できる状態になりました。
ここで忘れてならないのはアース工事。
砂利をよけてシートをめくり穴を掘ってアース棒を埋めました。
今回使用したアース棒は長さ60㎝のものです。
接地抵抗は
30ΩでOK。(こちらのお宅では500Ω以下であれば大丈夫です)
アース線の先でリングを作って室外機のアース端子に接続。
絶縁抵抗測定も問題なし。
ではこのエアコンに付いているチェック機能で誤配線がないか確認します。
配管が凍ってきました。懸命に調べているようです。
ほんとはこのようなことをしなくても室内機を一台ずつ運転すればわかります。
また外気温が低いとチェック機能は動作不能で、そのときは目視で確認だそうです。(いきなりローテク)
その後は各所試運転確認して問題ありませんでした。
これで安心して夏を迎えられますね。
http://kato-aircon.com/
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