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2018年4月12日 (木)

エアコン、アースは一か所で。

エアコンにはアース(接地)をするように据付説明書に書かれています。

(アースを接続することを「アースをとる」ともいいます。)

ルームエアコンの場合、アース線を接続するネジは室内機と室外機の両方にあります。

室内機のアース接続ネジ
室内機のアース接続ねじ

室外機のアース接続ネジ
室外機のアース接続ねじ

「あれ、うちのエアコン片方しかアースにつながってないよ」というお宅が多いと思います。しかしそれが正しいアースのとりかた。

室内機と室外機は冷媒管でつながっています。
銅管で電気的にも接続

冷媒管は銅なので室内機と室外機が電気的につながったことになります。

見方を変えれば室内機と室外機は一体のものともいえます。

そのため片方だけ接続すればOKです。

良くないのは室内機と室外機で別系統のアースから接続することで、例えば室内機は室内のコンセントにあるアース端子で、室外機は地面にアース棒などを埋めてとるといった行為です。

一見、両方にアースがあって安全なように思えますが別のアースの間には電位差があり、時にはそれが大きくなる場合もあります。

また同じ系統のアースに接続された他の機器が漏電した場合にその電流がエアコンを通過していくことになります。

マルチなど室内機が複数台接続されたエアコンの場合でも適正なところ一か所でとってあるのが正解です。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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