フォト
無料ブログはココログ

リンク

« 家庭の100Vと200Vはどうなってる? | トップページ | 久しぶりにチェーンブロックの出番 »

2018年3月24日 (土)

ガスエアコン取り外し

東京都世田谷区のお客さまのお宅へガスエアコンの取り外しに伺いました。いつも当店をご利用いただき有り難うございます。

 

こちらがガスエアコンの室外機
20180324gassitugaiki
ファングリルの左上に排気口があります。

 

 ガスといっても冷媒のことではなく皆さんが一般的に“ガス”と呼んでいる燃焼するあのガスです。

 

 「へぇー、ガスで冷房できるの?」 いえいえ違います。これは暖房時のみです。冷房は普通のエアコンと同じ電気で作動します。

 

 余談ですが都市ガスを燃焼して冷房している建物もあります。吸収式ヒートポンプという方法で巨大な建物(空間)に使用されることがあります。

 

 話は戻りましてこのタイプはガスを燃焼させて冷媒ガスを温め暖房能力を高める方式です。このほか別のタイプに冷媒を温めるのではなく温水を室内機に送るものもありました。

 

 まだエアコンの暖房能力が弱く「使い物にならない」と言われていた時代にはガス会社が「電気で暖房なんて100年早い」と言わんばかりに売っていましたが現在ではあまり見かけなくなりました。

 

 室外機の背面には都市ガスがつながっていたので、事前にお客さまよりガス屋さんへ依頼していただき外してあります。これがまた結構なお値段だったようです。しかしガス工事も資格のある者しかできないので仕方ありません。

 

 ガスエアコンが衰退したのは電気エアコンの暖房能力が向上したことと、イニシャルコスト、ランニングコスト、そして取り外しのコストと全てにおいて高価なことだと思います。

 

 しかも引っ越しを予定している方にはとても扱いづらい。

 

 引っ越しのたびにガス工事が必要になるほか、都市ガスにも何種類かあって地域によって変わり、場所によってはプロパンです。そのため機器が使用不能になったり、調整が必要になるなどあまり現実的ではありません。
(調整できるのか知りませんが)

 

 今やお風呂なども電気のヒートポンプを使ってお湯をつくる時代です。

 

今回取り外したところへは電気のエアコンを設置予定です。

 

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

« 家庭の100Vと200Vはどうなってる? | トップページ | 久しぶりにチェーンブロックの出番 »

エアコン工事作業」カテゴリの記事