インターネット集客業者は・・・
当店のサイトも作り出してからもう18年になりました。その割にはしょうもないホームページで恐縮です・・・なにせ業者に依頼せず手作りなもので。
18年前はインターネットが普及する途上にあって、ようやくダイヤルアップ回線からADSLへ移り始めたころでしたでしょうか。
その頃をご存知の方はパッケージに船の舵輪が描かれたブラウザの「ネットスケープナビゲーター」なんて懐かしいのでは。
当時ネット上にいるエアコン業者は当店くらいのもので、まだまだネットで仕事を依頼するなど普通の人のすることではないような雰囲気が漂っていました。
当時のお客さまはパソコンに詳しい方が多く、お宅には自作のPCがたくさんごろごろしているような感じでした。
その後急速にネット人口が増えて女性のお客さまからの依頼も入るようになりサイトを開設する業者も増えていきました。
そして現在ではエアコン工事を検索すると膨大な数がヒットします。こんどはそれを利用しようとする業者が湧いてきて集客用のサイトを立ち上げてきました。
つい先日も電話が入り
集客業者 「御社のページを作って載せませんか」
当方 「そちらで何%かとるんでしょ?」
集客業者 「売り上げの20%を・・・」
20%も持っていかれたらこちらも成り立ちません。おそらく基本の料金だけでなく現場で発生した費用からもしっかり取られると思います。
はなからやる気はありませんが「うちでやるとしたらその分(20%)上乗せした価格で掲載してもらうようになりますけど、それではそちらに打撃があるのでは?」と返したところ諦めたようで話は終了しました。
なんでも中間に入り込んで利益を上げようとするのはよくありません。業者間での過当競争により”質の低下”、”粗悪業者の氾濫”が起きて(すでにそうですが)施主であるお客さんへもしわ寄せがいきます。
黎明期のネット上の業者は一部を除きそれなりに理念をもった人たちが多かったように感じましたが、その後集客サイトを利用して我も我もと家電店などの下請け業者が乱入して現在のような状況になっています。
インターネットも無資格の者が大手を振ってエアコン工事を請け負う無法地帯となりました。
この先どうなることやら・・・
http://kato-aircon.com/
« 愛用の工具 ノギス | トップページ | エアコンを外した後の穴ふさぎ »
「その他」カテゴリの記事
- 三角スケール(2024.08.23)
- 作業車、エアコン故障(2024.07.26)
- 作業車のエアコン不調?(2024.07.15)