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2017年12月 6日 (水)

量販店モデル(仕様)のエアコンとは・・・

 エアコンに“指定店モデル”(メーカー本来の型式)と“量販店モデル”の二つのモデルを出しているメーカーがあります。

 量販店仕様の場合、メーカーサイトで型式を探しても見つからないことがあり、他のサイトでは○○(メーカー本来の型式)の同等品と紹介されていることもあります。

 メーカーにもよりますが、この二つのモデルは仕様が異なっている場合がありますので購入時は確認するようにしましょう。

 また、量販店モデルはお店独自のプレミアムブランドで設計されたものではありません。

 大手量販店モデルでは型式の一部に店の頭文字などを加えてあったりします。これらはメーカーでも同等品と説明しますが、中身の部品を削減してあったり一部機能などを無くし、できる限り安価にしているものが含まれています。

 中には室内機と室外機を結ぶパイプの長さ(許容配管長)や最大高低差が異なっていて、量販店モデルは短めになっていることがあります。これはフロンガス類が流れる冷媒回路(コンプレッサー、制御弁など)の部品のレベルを下げたり省略したりしているため本体でコントロールできる範囲が狭く、細かな制御ができないためです。

 とくに室内機と室外機を離れたところに置く場合は量販店仕様で対応できる範囲を超え、工事人はそれを知らずに設置していってしまうこともあります。

 いろいろ検討して最適なものを選定してください。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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