フォト
無料ブログはココログ

リンク

« ドレン勾配は大切です。 | トップページ | 超強力レンジフード恐るべし・・・ »

2017年7月 1日 (土)

配管化粧カバーの直線出し

テープ巻きのパイプは見た目がどうも・・・。という方は配管化粧カバーをお勧めします。

配管化粧カバーを取り付けているお宅も多くなりましたが、垂直が出ておらず斜めになって施工されているものをよく見かけます。水平部分を排水勾配のために斜めにするのは機能上必要なことですが垂直部分が斜めだと気になるものです。

また化粧カバーの材質は樹脂ですので日光に当たると曲がります。施工しているときに陽があたって湾曲した状態で付けてしまっているものもあります。特に室内機を2階に付けて室外機を地面に置く場合など真下から見上げ曲がっているとよく目だってしまいます。

私は配管化粧カバーの屋外直線部分にはチョークライン(チョークの粉で直線を引くもの)や水糸を使用して真っすぐにしています。建物の状況などによりどちらかを選定して使用します。
当店の作業時間が長いのはこういうことをしているからでしょうね。

今回は水糸を使用しました。化粧カバーを取り付ける近辺には基準となるものがないため下げ振りを使用して垂直を出します。
Img_0063t
下げ振りのおもりに水糸を付けて使用します。

垂直が出たら上端となる出口カバーと下端となるコーナーのパーツを取り付けて水糸を張ります。
Img_0064t
Img_0065t

中間のダクトやジョイントのパーツを取り付けて
Img_0066t

このようにすれば真っすぐスッキリと付きます。

仕上がりはこんな感じ
Img_0077t
Img_0076t

室外機の台にブロックレンガを使用していますが設置場所が隣地境界線で余裕がなく通常の台などは使用できなかったためです。

また途中設備用排水管があり隙間が少ないため化粧カバーを加工してあります。

こちらのお客さまのお宅ではこのほかに3台設置いたしました。ご依頼いただきまして有り難うございます。
試運転結果は当店データベースに保管してあります。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

« ドレン勾配は大切です。 | トップページ | 超強力レンジフード恐るべし・・・ »

エアコン工事作業」カテゴリの記事