なんとこれは・・・手抜き工事?
エアコンの撤去作業をしていると・・・なにこれ?
緑色のアース線(しかもちょっと細い)が室内機の配管ジョイント部に巻いて接続してテープで固定してあります。これじゃおもちゃの工作みたいですね。
エアコンに接続するアースは本体が漏電したときに事故電流を安全に地面に流すものですが、銅管は結露で濡れて酸化被膜や青錆が出るのでこれではすぐに接触不良を起こしてしまいます。
漏電したときに万一ここで火花がでると危険です。現在では各ご家庭に漏電遮断器がほとんど取り付けられているので火災事故にならずに済んでいますが、昔だったらあちらこちらで火災になっていたかもしれません。しかし漏電遮断器が故障などで作動しなければ非常に危険です。
これは手抜き工事というよりも電気を知らない工事屋さんが取り付けたものと思われますね。
電線の接続は電気的、機械的に確実に接続しなければいけません。エアコンには室内機、室外機にアース線を接続する端子が付いていますのでそこにつなぐようにします。
また室内機、室外機のどちらか片方で取るようにします。
こんなことからもなぜエアコン工事に電気工事士の資格や電気工事業の登録が必要なのか、おわかりになるかと思います。
http://kato-aircon.com/
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