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2017年6月 5日 (月)

新品エアコンの接続部補修

やっぱり日本製のエアコンが一番だね~!

でもそれ組み立てが日本工場で、部品は海外からきたものかもしれませんよ。

エッ

エアコン工事でここ数年感じることがあります。新品のエアコンを取り付ける際に室内機や室外機本体のパイプを接続する真鍮でできた部品が傷だらけになっていたり黒ずんで汚れているものがやたらと多いのです。

写真は室外機本体のパイプ接続部(バルブ部)です。
Img_0026t1
シールになる面に銅管のフレア面があたって締め付けられ4MPa(約40㎏/㎠)を超える高圧力に耐えガスが漏れないようになります。

しかしこの接続面には傷が付いています。
Img_0026t2
まあ普通の工事屋さんは気が付かないでそのまま取り付けると思いますが、当店は必ずここも確認するようにしています。

接続部のガスの通る穴からネジのほうへ線状に付いている傷は触ると凹んでいてこのままでは完全にシールされず隙間ができてしまう可能性があります。この状況でガス漏れが発生するとすぐにはガス不足にならず、3~5年を経て冷暖房が効かなくなり気が付くということになります。

このような劣悪な部品は製造後の扱いが雑なのとチェックがされていないのではと勘ぐってしまいます。エアコンメーカーでは部品は下請けに造らせるでしょうし日本では町工場も少なくなって製造もされていないかもしれません。人件費の安い海外で何を造っているのかわからない人達がテキトウにやっているかもしれませんね。

こちらで対処不能なほどの傷であれば良品へ室外機交換を販売店もしくはメーカーへ依頼するところ(過去に何台もそうしたことがあります。)ですが補修可能と判断し磨きました。
Img_0027t1

補修したところのアップ
Img_0027t2
傷はほとんど消えてこれなら大丈夫です。

こんなことまでするのは当店ぐらいかもしれません。数年後を考えて手を抜かず気を引き締めて作業にあたります。

しかしこのキズ、あるメーカーさんには苦情を入れたこともありますがやっぱり改善されません。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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