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電気関連

2019年3月 9日 (土)

一般用電気工作物

一般用電気工作物

一般用電気工作物、電気に馴染みのない方は聞きなれない用語だと思います。

その定義を見ると、他の者(電力会社など)から600V以下の低圧で受電して使用する電気工作物となっています。
600Vなんて十分高圧じゃん。と思う方もいるかもしれませんが交流(AC)は600Vまで低圧の扱いなんです。

一般家庭、小規模の店舗や事務所などの多くがこの一般用電気工作物に該当します。

電気工作物は簡単にいうと電気の設備といったところでしょうか。電気を使用するために設置される電線、機器、器具、設備などが含まれています。

部屋の中で目にするコンセントや照明のスイッチなどもこの電気工作物です。

家庭で受電だけでなく太陽光発電などの小規模発電設備がある場合もその発電量はわずかで常時送り出す能力はないので一般用電気工作物になります。

そこへ資格のない人が勝手にコンセントやスイッチを買ってきて取り替えることは禁止されています。
簡単に手に入るのでやっちゃう人がいますね。

この一般用電気工作物は第二種(または第一種)電気工事士でなければ工事は禁止なんです。【電気工事士法】

無資格の人がエアコンのアースを取るためにホームセンターでアース棒を買ってきて地面にポンポンと適当に打ってしまうなんてこともあるようですが、そこには接地工事の規定があって接地抵抗計を用いて決められた抵抗値以下に納めなければなりません。
アース棒(接地極)を地面に埋設する作業も資格がなければ禁止されています。

エアコンの工事でコンセントやブレーカーを交換する、電圧を切り替える、専用コンセント(専用回路)を増設する、アース工事をするなどは電気工事士の資格がなければできません。

一般用電気工作物は電気の知識を持たない人たちが使用することを前提に事故防止のため昔から厳格に従事する者や使用する材料、方法が定められています。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2018年3月20日 (火)

家庭の100Vと200Vはどうなってる?

エアコンには100Vと200Vの機種があって、だいたい冷房能力4.0kWを境に200V機種が多くなります。

とくにリビングなどのお部屋は面積が広いためエアコンの必要容量も大きくなり200Vタイプを選定するご家庭も多くなっています。

コンセントは200V用のものに取り替えることになりますが、それだけでは200Vは使えません。

電気がどのように来ているか見てみましょう。
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このようになっています。

配電されてきた高電圧の電気は柱上トランス(マンションなどは柱上ではありません。)などの変圧器で家庭に引き込む100Vと200Vの低い電圧に落とされ(降圧)同時に単相三線式になります。

柱上トランス:電柱の上のほうについている変圧器(バケツのような形といわれることも)。

日本の電気は接地方式なので真ん中の線を大地につないで中性線となっています。
Lはライン、Nはニュートラルを表します。

L1-N間とL2-N間は共に100V。L1-L2間は200Vになります。

波形は
1p100v200v
こんな感じです。

もうおわかりかと思いますが100Vから200Vへ替えるにはコンセントだけでなくL1-L2間に配線も切り替える必要があります。

これら一連の作業は電気工事士の資格がなければ禁止されていますので詳しいことは控えます。

ワンルームの賃貸物件などでは単相二線式(Lが1本とNで計2本の配線)で引き込まれていることがあり、そのような場合はまちがっても200Vのエアコンを購入しないことです。

もし買ってしまったら返品不可の場合、転売するか置物にするしかありません。

購入に際しわからないことがありましたらご相談ください。

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http://kato-aircon.com/