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2019年7月12日 (金)

今年は冷夏?

涼しくて過ごしやすい日が続いてますね~😄

冷房を使用する頻度が少なくて電気代も安くなるのでホッとされている方も多いのではないでしょうか。夏とはいえ、何年も異常な猛暑でしたから助かりますね。

おそらく家電量販店さんなどはエアコンの販売が思わしくない状況ではないかと推測します。

またそれ以外の季節商品の売れ行きにも影響が出たり農作物の出来が悪くなったりすることもあるので、やはり夏は暑くならないといけないんでしょうが・・・

当店はというと、作業するには熱中症になる危険性が少なく助かっています。
夏は書き入れ時なのでは?と心配されそうですが、私のような個人事業はこなせる仕事量も決まっていますので世の中にたくさんのエアコンが売れたところでそれほど売り上げが上がるわけでもありません。
逆に冷夏で分散されたほうが良かったりするわけです。
(まあ、雨で延期などは困りますが。)

猛暑で夏に一気に売れてしまうと反動で他の季節がその分暇になってしまいます。

子供のころは夏休みで海やプール、山に虫取りと楽しみな季節でしたが、いまは夏が苦手なエアコン技術屋。
できればこのまま😅・・・いかんいかん怒られる。立場によって見方、捉え方がそれぞれですね。

なお現在の予約状況はけっこう先まで入っています。
お待ちいただいている方々、すみませんが宜しくお願い致します。

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http://kato-aircon.com/

2019年7月 2日 (火)

お待たせしております・・・

蒸し暑さが増してきました。😅

現在、作業が混んでおります。

工事や点検修理までにお時間をいただいておりますのでご了承ください。

忙しいからと数をこなすような工事は致しませんのでその点はご安心ください。

お待たせして申し訳ございませんが宜しくお願い致します。

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2019年6月23日 (日)

取り外し工事で・・・

エアコンの移設の依頼を受けて2台の取り外しに行ったのですが・・・

いつものように
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ででーん。(端子台カバーを開けたところ)

あいかわらずザツな工事が多いです。

アース線と室外機への電源線が重なってカバーで押さえられてました。
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施工不良で漏電になる一歩手前。

でもこれ、線を並べればいいということではありません。

角度を変えてみると
19062210
奥にケーブルの外装シースが見えますね。

本来は電線の端子台そばまでシースが被っているべきで、そこをカバーで押さえるのですがめんどくさがって長めにむいているのです。

取り外しに行って9割方こうなっています。ほんの数秒でも時間を惜しんで仕事しているのがうかがえますねぇ。
時は金なりなんていいますがそういう意味なんでしょうか?

室内機を外して据付板を取り外したところ
室内機の据付板を外したところ
でたよー

ねじ込み式ボードアンカー!
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施工が速くて楽なアンカー。

でも室内機の落下が多くて有名。今では(ちなみにこのエアコンが設置された時も)各メーカーの据付説明書にこのアンカーは使用が禁止されています。

楽してちゃんとした工事なんてできません。

一台目は終わってこんどは二台目。

同じ人が取り付け工事しています。施工を見ればわかります。

ポンプダウンが終わって室外機の取り外し。
室外機の端子台
ムム。

心線が長過ぎない?
19062230
端子台の下に銅線が出てます。

このメーカーの端子台は心線の長さ15mmです。

抜きました。
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温泉マークを連想してしまった。

頭の中に"♪ババンババンバンバン・・・" 気が散る~

しかしこれ心線の長さが25mm以上ある感じ。
このようなクイックの端子台は曲がった電線をそのまま差し込むと接触不良で過熱の元なので要注意です。

そしてこちらの室内機の端子台も
19062240
同じ人が施工しただけあって一台目とまったく同じ。

据付板は
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使われているねじからして、こんどは壁の裏に補強板があるようです。

でもかなり強く締めてますね。ボードに食い込んでます。
インパクトドライバーで締めたのでしょう。あれはやりすぎるのでわたしは使いません。

じつはエアコン本体のあちこちのねじ穴がダメになっていましたが、おそらくインパクトドライバーで一気に締めているのだと思います。

ネジを抜くと
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凹んでます。

もちろん壁も
19062255
凹んでます。

いろいろありましたが取り外しは終わりました。

取り外し工事はよい見本、わるい見本が見られる機会でもあります。
他の多くの工事人がどのようなレベルでそして何を考えながら施工したのかがよくわかります。
気持ちが形となってこれらのように残ります。

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2019年5月27日 (月)

作業が混んでいます!

ここのところの暑さで一気に依頼が多くなりただいま混んでいます。

お急ぎの方、お待たせして申し訳ございません。🙏

現状では平日が6月中旬頃まで、土日は6月いっぱい予定を組むのが難しい状況です。

今後少し最高気温が下がるようなので落ち着くとよいのですが・・・

ブログのアップも遅れています。

普段は見向きもされませんが夏になるとひっぱりだこ😵・・・これがエアコン屋です。

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2019年5月23日 (木)

今年も依頼が増えてきました。

そろそろ冷房や除湿が必要な季節がやってきます。

ここのところ夏に向けてエアコン設置の依頼が増えています。毎年6月中にピークを迎えますが当店ではすでに6月中旬位まで予約が入っています。
お待たせして申し訳ございません。

オフシーズンに工事をしておけば待たずに済むのですが、やはり必要に迫られないとなかなか行動するのは難しいですね。

でもエアコンの購入は暑くなってからではすでに手遅れ。お店には購入者が殺到して品薄になり希望の機種は売り切れて工事は更に先延ばし。
去年の猛暑では量販店でも1ヶ月待ちなんてこともあったようで・・・

6月上旬にはおそらく梅雨入りしますが、梅雨の間に晴れて暑くなったとき(蒸し風呂状態)に我慢できずに販売店に駆け込むという方が大勢いて一気にピーク突入となります。

去年の夏の終わりにエアコンが壊れてほったらかしにしている方も中にいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたら機嫌が直って動くんじゃないかと。

たまにそれで直ってしまうこともありますがあまり期待できません。
早めにためし運転して確かめましょう。工事依頼と同様に修理依頼も増えて待たされるようになります。

それといままで問題なく動いていたものでも、いざスイッチを入れたらランプが点滅して冷えないなんてこともあるのでシーズン前の動作確認もしておきましょう。

昔はクーラーと言えばぜいたく品。でも今や暑さから身を守る必需品。環境の変化が表れています。

わたしが子供のころは地方にいたこともあり、エアコンなどなくても夜になれば涼しくなって朝方はひんやりしていたものです。
現代は熱帯夜で朝9時頃から平気で30度超え。

我々も身の危険を感じながらの作業となります。

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2019年5月 7日 (火)

リモコン受光部をテスト

先日組み立てた直流安定化電源
直流安定化電源
これを使用してエアコンのリモコンの受光部がどのように反応するか見てみようと思います。

転がっていた(⁉)富士通さんの表示基板
エアコンの表示基板
運転ランプやタイマーランプなどが一緒になっていて、その中に受光モジュールがあります。

リモコンから発する赤外線を受ける部分です。

エアコンのリモコンが利かなくなる症状の原因にこの受光モジュール不良ということがあるんです。

正常な場合はどのような反応をするか調べます。

プラスチックのケースから基板を取り出して受光モジュールの各極にワニグチクリップをつなぎます。
受光モジュールにワニグチクリップをつないで
ショートしないように・・・これでよしっと。

+5Vはショートの危険があるので基板裏のつなぎやすいところを探して接続。

極性はメーカーによって違うことがあります。

安定化電源から5Vで供給します。(仕様書から電圧は確認しました)
受光モジュール、テスト用に接続
リモコンと受光部は別のメーカーですがその辺はどうでもいいです。

オシロスコープ(以下オシロ)というものがありますが、これは波形を見るものです。
まあ、ナンチャッテオシロとでもいいましょうか、これは安物です。

エアコンの場合、本体に基板などを付けたままコンセントから電源供給してオシロをつなぐのは危険行為です。
エアコンに対地電圧(大地と電線の間にかかる電圧)がかかるので、弱電回路といえども思わぬところを回り込んでショートする危険があります。

なのでエアコンからコンセントを抜いて(今回は基板を外した状態ですが)、商用電源から絶縁された直流安定化電源などから部品へ電気を供給すれば安心。

オシロの画面を撮影してもよく見えないのでオシロ本体で保存した画像を貼ります。

まず受光モジュールの電源を切った状態です。
信号未入力のオシロ画像
真ん中を水平に水色の線が見えますがこの高さが0Vで、なんの信号も入っていないことを表示しています。

では安定化電源のスイッチを入れて5Vを供給すると
受光モジュールに5V供給したときのオシロ画像
水色の線が上に上がりましたね。

受光モジュールの出力からは約4Vの直流が出ました。
ちょっと見えにくいのですが点線グリッドの縦ひとマスが2Vです。

これはまだなにも受信していないのでエアコンのコンセントを差しただけの待機状態と同じです。

ではリモコンを操作してみます。"ポチッ"
リモコン操作したときの受光モジュールから出るオシロ画像
デコボコとした波形が現れました。

リモコンから発せられた赤外線に反応した瞬間に4Vから0Vへ電圧が変化しています。

正常ですね。赤外線信号を電気信号に変換する、これが受光モジュールの役割です。

上の画像でオシロに表示されている時間幅はグリッド横ひとマスで0.2ms(0.2ミリセカンド=0.0002秒)です。

もう少し時間幅を長くして0.5msにすると
リモコンから出る信号幅の異なる波形
中央にある山(4V)の部分が長いですね。

山の長い部分と短い部分は信号の違いを表していて2進数で1とか0とかの羅列だったりします。

もっと時間幅を長くして2msにすると
オシロの時間幅を長くして
だいぶ全体が見えてきました。

リモコンを操作するとこの信号で運転切替(冷房、暖房、ドライ)、温度設定、風量、風向、タイマー、その他などを一挙に受信して本体の制御基板に電気信号として送ります。
使用したリモコンではその信号の長さ約250ms(約0.25秒)。

これらを見てお気づきかと思いますが、赤外線式リモコンの受光部(エアコン、照明、テレビ、その他)は関係のない信号でも反応して制御基板へ電気信号を送り続けています。もちろん関係のない信号はスルーしています。

今回リモコンの赤外線発光部を手で覆って操作することもしましたが、受光部に近いと手を透過してほぼ完全に受信していました。距離を置くとある程度受信しますが完全な波形ではないので機器からは無視されることでしょう。

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2019年4月15日 (月)

アースがつながってない

エアコンの専用コンセントに付いているアース極が接地(大地と接続)されていないことがたまにあります。

でも今回はそれ以外の洗濯機や冷蔵庫などのコンセントのアース極もつながっていないというレアなケースです。(建物は一戸建て)

エアコンの入れ替え工事を行うにあたり、古いエアコンを撤去したのですが、なんと分電盤にある接地線が大地に埋まっている接地極とつながっていません。

分電盤(金属製)
大地とつながっていない接地線
接地抵抗を測定すると思いっきり振り切れてしまいます。

接地線に緑色標識がないので念のため接地抵抗を測定する気になったんですが、こんなことが起こると思っていませんでした。

ではこれまでアースがとれていない状態でエアコン、洗濯機、冷蔵庫などを使ってきたのかというとそうでもなく、
エアコンを介してアースされていた
エアコンを介して大地と接続されアースとして一応機能していました。

そのため今回エアコンを撤去したのでそのルートが切断されてしまったわけです。

普通は分電盤からエアコンへ接地線が引かれるのに、逆にエアコンから分電盤へ行ってます。
通常ありえません。

ここでいろいろな疑問が湧いてきます。

そもそも新築時にこんな工事をプロの電気屋さんがするだろうか?

しかし分電盤までのメインの接地線では考えられない。
将来エアコンを撤去したら切断されるのが明白です。

本来であれば分電盤まで直接配線すると思いますが。

しかも室外機から大地につながっている線は1.6mm。こちらのお宅は金属製の分電盤で、その金属部も同じ接地線でつながってますが細すぎです。(分電盤で起こりうる大電流の漏電に耐えられない)

また金属の分電盤は接地線、接地極を他の漏電遮断器で保護された機器と別にするべきでしょう。内線規程にそうしろと勧告があります。
分電盤内の漏電遮断器より電源側で漏電した場合には漏電遮断器は作動せず、接地線のつながった他の機器にも漏れた電気がいってしまうから。

ということはどこかで接続を忘れてしまったのかもしれませんね。(そんなことあんのかなー?)

それとも増改築等でおかしくなってしまったか・・・ウーン、わかりません。

この場合、エアコンをまた取り付ければいいという問題ではなく直接配線し接地工事のやり直しです。接地極も新たに埋設する必要がありますね。

たまたまエアコンを介してアースが取れていたというちょっと考えられない事例でした。

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2019年4月 2日 (火)

工事の質って・・・

エアコンの取り外し作業でよく見かけるのがコレ
配管化粧カバーの中で断熱材が縮んで銅管露出
一般の方には何が言いたいのかわからないですよね。

熟練の工事人であれば一見しておわかりでしょう。

ここは室内機のすぐ裏、配管化粧カバーを開けてみたところです。

元の状態では
配管化粧カバーを開ける前の状態
このようになっていました。

先ほどの画像を拡大すると
断熱材が縮んで銅管が露出しているところ
このように断熱材が縮んで中身の銅管(黒っぽい部分)が露出しています。

取り付け工事をしたときはこの部分にもちゃんと断熱材がかぶっていたはずです。
でも10cm位縮んでますね。

これも施工不良と言えるでしょう。

銅管はガスが流れる冷媒管で、そもそも銅の色をしていたのですが黒くなったのは結露水が付いていた痕跡といえます。

冷房運転中は露出している銅管が結露するのはもちろんのこと、このようになると室内側の断熱材と銅管の間にも空気が流通する隙間ができてしまうため奥までびっしょりになります。

銅管に使われている断熱材は時間が経つと温度変化も相まって縮むものなんです。
それを考慮せずに施工した結果が画像の状態です。

そしてもう少し断熱材が縮むと左横にあるドレンホースも引っ張られ、ビニルテープで固定しているところからすっぽ抜けて配管化粧カバーの途中から水がポタポタ落ちるようになってしまいます。

ドレンが抜けているお宅も割と多いんですよ。水が途中から漏れ出ていてもお客さんはあまり注意して見ないので気が付きません。

この部分の断熱材の縮みやドレンの抜けは割と簡単な方法で防止することができます。

工事の質というのは見えないところに出るものです。

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2019年3月21日 (木)

エアコンのリモコン固定

エアコンのリモコン

みなさんエアコンのリモコンはどこに置いてます?

エアコン工事を完了してお客さんによく「リモコンのホルダーは?」とたずねられます。
ホルダーはリモコンを壁にかけておくためのものですが、これが近頃はエアコンに付属していない機種がほとんど。

ではどこかに置くしかないのかというと、そうではなく多くのリモコンは背面に
リモコンを壁に掛けるための穴
このようなダルマ型に似た穴があります。
(ニフティでされたブログリニューアルの不具合で画像が消えたので再アップ。)

なにかと似てますね。そう壁掛け時計。
壁にネジを一本打ってそこに引っかけるようにできています。

これが結構不評だったりするんですよね。
まず引っかけにくい。掛けるときはネジと穴を合わせるためリモコンを押し当てながら背面を引きずるためキズが付きます。(壁にもよくないかもしれません)
ネジの長さがうまく合っていないとしっくりこないためリモコンがぐらぐらします。
そして脱着を繰り返すことでしまいには壁に打ったネジ自体がグラグラになって抜けてしまう。
と、このようなことがあります。

その点ホルダーだと安心で使いやすく便利です。
ホルダーは機種によってメーカーオプションで出ている場合があるので必要でしたら調べてください。

そして取り付ける場所にも注意する必要があります。

エアコンのリモコンはどうやって本体に信号を送っているか知っていますか?
電波と思われている方もいるかもしれませんが赤外線(光)です。

ここ
リモコン赤外線発光部
この部分から赤外線が出ます。

黒っぽいシールドが付いて発光部が直接見えないものもあります。

「どれどれ・・・👀」とリモコンを操作しても目では見えませんよ。
見る場合はスマホのカメラを通せば光っているのが確認できます。

光なので遮るものがあると反応しなくなってしまいます。
「よしここでいいや」と取り付けてから「あれ?エアコンが動かない💧」なんてことになるとネジの穴があいてしまった後なのでガッカリ。

エアコンの下や部屋の入口にある照明のスイッチの上に取り付けたりしますが固定する前にその場所でしっかりエアコンが反応するか確認してからにしましょう。

また、電池が新しいうちはエアコンが反応しても少し減ってくると光量も減少して届かなくなってしまうといったこともあります。
いちいちリモコンを外してエアコンに向けるのは面倒ですよね。

部屋が暗いうちは反応するけれど明るくなるとダメになってしまうケースもあります。
難しいですね。光を反射するものがあってたまたま反応しているなんてことも。

よ~く検討してから取り付けましょう。

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2019年3月17日 (日)

エアコン100V/200Vどちら?

エアコン100Vそれとも200V

カタログを見ていると家庭用ルームエアコンには100V仕様と200V仕様のものがありますね。

だいたい、冷房能力3.6kW(12畳用)以下は100Vで、冷房能力5.6kW(18畳用)以上は200Vとなっていて一部特殊な仕様の物の中に3.6kW以下でも200Vが存在しています。

しかしその間にある4.0kW(14畳用)だけは特殊な仕様でなくてもメーカーや機種によって100V/200Vが混在しているんですが違いがよくわかりませんよね。

ここでまた電気の話になっちゃいますが、
電圧×電流=電力
このように電圧(V:ボルト)と電流(A:アンペア)を掛けると電力(W:ワット)になるなんて学校で習いませんでしたか?

でもここでエアコンの冷暖房能力のkWと電力のW(またはkWなど)は別物なので混同しないでください。

ところで消費電力のWは実効電力と言ってエアコンのようなものでは簡単に計算できないんです。(コイルやコンデンサがあるため)

このことは小難しくわかりにくいので、今回はこちら
電圧×電流=皮相電力
これでまいりましょう。

皮相電力ってなんぞや?・・・皮相(見かけ上)の電力です。(まんまじゃないの)

これが一番わかりやすいんですよ。

実効電力のWは力率とか数学みたいな計算が必要になるんですが、皮相電力なら単に電圧と電流を掛けるだけでOK。

単位はそのまんまVA(ボルトアンペア)です。聞いたことある人もいるのでは?

エアコン100Vの冷房能力4.0kW(電力じゃありませんよ)では暖房時に最大20A程度の電流が流れます。

最大というのはエアコンで使用する電気のほとんどを消費してしまうコンプレッサーがインバーターっていう方式で回転を上げたり下げたり状況に応じてコントロールしていて、それがフル回転すると電流も最大まであがります。(いわばフルパワーですね)

ルームエアコンは冷房よりも暖房のほうが多く電気を使うということを知っていましたか?

冷房能力4.0kWといっても暖房の定格はもっと大きく5.0kW程度の能力が出るようになっています。
さらにインバーターを使ってもっと回転を上げて実際には暖房時に7.0kW付近までパワーを上げるんですよ。

逆に設定温度に近づいたらパワーを徐々に下げて暖房能力1kW程度まで回転を下げ落とします。

ところで規格上、エアコンのコンセントは20Aまでしか無いのでそれ以上は使えません。

ということは100Vでは最大20Aで
100V×20A=2000VA
皮相電力は2000VAまでです。

この2000VA(実際の消費電力は1700から1900W程度)の壁があって頭打ちで暖房能力7.0kWを出すことは難しいようですね。

ところが200V仕様ではどうかというと
200V×20A=4000VA
なんと4000VA。

倍も使えますよ。

だからといってずっと倍の電力を使うわけではないです。

2000VAの制限がなくなって使用できる電力に余裕が出た分、暖房最大能力が7.0kWを超えることも可能。

これが200Vを使用するメリットのひとつです。

また、電気というのは流すと各電線でも電力消費するんです。熱になってふわふわとエネルギーを放出。

これは電線にも抵抗(Ω:オーム)があるからです。

屋内配線だけではないですよ。エアコン本体内の配線もそうです。

同じ冷暖房能力で運転中の100Vと200Vのエアコンでは、同等の電力を使用していると仮定すると単純にさっきの式にあてはめて100Vのエアコンに比べて200Vのほうは半分の電流で済んでしまいますね。

オームの法則と言ってこんな式習いませんでした?
オームの法則 電圧=電流×抵抗
中学校で習ったような気がしますが・・・

ここで消費電力をP[W]、電圧をV[V]、電流をI[A]、抵抗をR[Ω]として、
(ここは皮相電力ではなく抵抗での電力消費なのでP[W:ワット]でいきます。)

電力は
P=V×I

こうですね。

そこにさっきのオームの法則からV=I×Rを入れると
P=I×R×I
こうなります。

Iが2コあってうっとうしいので
P=I^2×R
こうしましょう。

同じ抵抗に電流が多く流れればその2乗に比例して消費電力も増えてしまいます。

これが屋内配線や機器内配線にもあてはまります。(なんてこったい)

このことも電流を減らせる200Vエアコンの優位性ですね。

だからといって200Vがすべてにおいて優れているのかと言えばNoです。

まず200Vは最大回転時に2000VAを超えて使用できるため電気をたくさん使ってしまう懸念がある。(電気代アップ)

次に電力会社とのアンペア契約では100V機器とは異なりその倍の電流を検知してしまうので契約容量を上げないと頻繁にブレーカーが落ちるようになってしまうこともあるんです。(例えば200Vで15A流れると30A使っていると検知する)

これはあくまでアンペアを制限しているんじゃなく、容量のVAを制限しているため。

契約アンペアが30Aであれば使用できるのは100Vを掛けた合計3000VA(3kVA)までということです。
200Vで15A使ったら3000VAですよね。これでいっぱい。

最近じゃあまり見かけませんが100Vしか引き込まれてない建物だと単三切替(単相二線式から単相三線式に切り替える)工事が必要になってしまってこれまた大金が出てしまいます。

その他にはコンセントや電圧の切り替え、ブレーカーの交換といった工費も出ることが多いですね。

建物の状況や費用などを総合的に考慮してどちらにするか選定しましょう。

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