その他エアコン関連

2017年12月 6日 (水)

量販店モデル(仕様)のエアコンとは・・・

 エアコンに“指定店モデル”(メーカー本来の型式)と“量販店モデル”の二つのモデルを出しているメーカーがあります。

 量販店仕様の場合、メーカーサイトで型式を探しても見つからないことがあり、他のサイトでは○○(メーカー本来の型式)の同等品と紹介されていることもあります。

 メーカーにもよりますが、この二つのモデルは仕様が異なっている場合がありますので購入時は確認するようにしましょう。

 また、量販店モデルはお店独自のプレミアムブランドで設計されたものではありません。

 大手量販店モデルでは型式の一部に店の頭文字などを加えてあったりします。これらはメーカーでも同等品と説明しますが、中身の部品を削減してあったり一部機能などを無くし、できる限り安価にしているものが含まれています。

 中には室内機と室外機を結ぶパイプの長さ(許容配管長)や最大高低差が異なっていて、量販店モデルは短めになっていることがあります。これはフロンガス類が流れる冷媒回路(コンプレッサー、制御弁など)の部品のレベルを下げたり省略したりしているため本体でコントロールできる範囲が狭く、細かな制御ができないためです。

 とくに室内機と室外機を離れたところに置く場合は量販店仕様で対応できる範囲を超え、工事人はそれを知らずに設置していってしまうこともあります。

 いろいろ検討して最適なものを選定してください。

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2017年10月30日 (月)

量販店等の下請け工事をしない理由

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 ある引っ越し業者様より「工事を請けてもらえませんか」と電話が入りました。せっかくのお誘いでしたが丁重にお断りさせていただきました。

 同じようなお誘いは量販店等からも時々ありますが当店では下請け工事は行っておりません。

 お客さまからも「量販店とかの工事もやっているんですよね?」と質問されることもたびたびあります。

 大手の量販店や引っ越し業者の下請けをすれば安定して工事をもらえて良いのではと思われる方も多いと思いますが、その誘惑に負けて請けてしまえば引き換えに犠牲にしなければならないことがあります。

おそらくほとんどのお客さまが求める”良質な工事”です。

 わたしも昔、数か月ほど引っ越しの下請け工事をしていたことがありますが、そのときの記憶では1日に4台取り外し+5台取り付け、というようなことを毎日のように元受け会社から伝票を送りつけられ、一人でそれをこなすために朝から夜まで休暇を取ることもできず作業しました。(休日もほとんどなしで身の危険を感じやめました。)

 このような環境でまともな工事などできるわけがありません。他の下請け業者を見ても「なんじゃこりゃ」という工事を当然の如くおこなっていました。

 では暇な時期になったらちゃんとした工事をするのかといえば”NO!”です。 一度”手抜き”や”雑”な工事を覚えてしまうと暇になったら「ちゃっちゃと終わらせて早く帰ろう!」と同じようにテキトウにやるようになります。

 また複数人で工事をおこなえば性格にもよりますが、”相方を待たせては悪い”、”いいところを見せてやろう”、”あいつには負けたくない”という心理が働きスピードを競うようになったります。

 現在では末端業者に支払われる報酬が昔より非常に低いため、さらに拍車がかかっています。

 このようなことから工事の質ではなく”速さ”に重点を置くようになり、クレームや事故が多発します。

 昔、ある下請け業者がへんな工事をしていたので「そんな工事でいいの? 危なくない?」と問いかけると帰ってきた答えは「問題になる頃には俺はこの会社にいないから。」でした。

 下請け業者は同じところにずっといる人は少なく、仲間から「こっちのほうが儲かるよ」と誘われれば別の会社へ移籍して流れていきます。 そのため責任感は希薄です。

 しかしお客さまより直に工事や作業を請負えば、その責任はすべて自分自身にありますので悪い意味での”いい加減”な工事はできません。

 当店は開業以来いままで下請け工事はしていません。自身で工事は”こうあるべき”という基準をもっていますので、それを貫くため下請けはしないことにしています。

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2017年10月11日 (水)

アルミ、銅製品に改ざん・・・KOBELCO

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 先日よりニュースなどで話題になっている神戸製鋼の改ざん問題。

 銅の製品の一部も含まれるとのことですが、エアコンに使用される銅管はどうなのでしょうか。

 銅管に”KOBELCO”と印字されたものをよく見かけます。使用感としては加工がしやすく良い銅管だと思います。常に使用してはいませんが、この印字された文字を見ると安心感もあったので残念です。

 なおエアコン用銅管は断熱被覆をかぶせて加工、箱詰めしたメーカー名で販売されるためどこに採用されていたかは記憶が定かでありません。

 エアコンに使用される銅管は冷えたり温められたりと温度が上下するだけではなく、圧力も変化し高いときには4Mpa以上に上昇し伸縮を繰り返し耐久性を求められます。そのため規格が決められていて適合しているものを使用します。

 基準以下のものを使用すれば圧力などに耐えきれず破裂や亀裂を起こす恐れがあるためです。

 ただ実際には他メーカーで粗悪な銅管も出回っていて、お客さんがネットやホームセンターなどで買ってきたものの一部製品に曲げたり加工をすると「大丈夫だろうか?」と思うほど貧弱なものも存在します。また、銅管の内面に縦にキズが入ったものもあり、これでは写真のようにフレアを作って接続してもキズで隙間ができてガス漏れを起こすことになります。安い銅管は要注意。

 当店ではいままでKOBELCOの銅管で問題があったということはありません。それよりこのようなことが銅製品価格に影響しなければ良いのですが。

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2017年10月 6日 (金)

自動排出方式のフィルターお掃除ロボットは・・・

エアコンの交換工事をご依頼いただきました。(川崎市)
当店をご利用いただき有り難うございます。

今回は工事の模様ではなく、古いエアコンを撤去した際に遭遇した”これどうなの?”という記録です。

撤去するエアコンはナショナル(現パナソニック)CS-28RDX-Gという10年ほど前に発売されていたフィルター自動掃除機能を売りにした機種です。

ガスを室外機へ回収するためのポンプダウンを終えてパイプを撤去するため室外側に取り付けられている配管化粧カバーをはがすと、
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(!)一瞬ネズミがいるのかと思いドキッとしました。以前に分電盤を開けたときに子ネズミが死んでいてびっくりしたことがあったので。

黒いコードのように見えるのは酸素用ホースで、これも一時流行りました。
手抜き工事で室内、室外側ともパテ埋めされていません。化粧カバーで隠れていましたが、ホコリがここから室内側へ戻っていたでしょうね。

拡大すると、
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ホコリがびっしりと詰まっています。
これは自動でフィルターを掃除したホコリが徐々に積もって排出ホースの中まで詰まっている状況です。おそらくここまでになると排出ファンもホコリが積もり機能しないほどになっていると思われます。

自動排出方式は詰まりやすいと言われていますので、このケースも珍しくはありません。

当店で施工した際にはお客さまに「詰まりやすいから点検してください。」と説明しています。

排出口に付いているダンパー付近からホコリが積もり出して、ホース、そして排出用ファンへと徐々に詰まり最後は掃除ができなくなり修理となります。

一番問題になるのは戸建てなどの2階以上に取り付けて排出口が梯子を掛けないと見られない場合です。お客さまで点検することは不可能です。
このような場合はホコリを室内機の中の容器に溜める”ダストボックス方式”のエアコンをお勧めします。

結局、自動排出方式だから手間が掛からないということはないのです。不具合が起きたりするとかえって高額な修理費が発生することもあります。

またマンションなどではホコリの排出口の近くに部屋の換気用の吸気口があると排出したホコリが室内へ戻ったり、洗濯物が近くに干してあると付着したりします。

今回こちらのお客さまは他にも不具合を経験されて、他メーカーのフィルター自動掃除機能やその他の余計な付加機能のないものを選択されました。メーカーさんはシンプルな製品にも省エネや能力向上に力を入れてユーザーの立場で造ってくれたらいいのですがね。

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2017年9月22日 (金)

エアコンの爆発とは?

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お客さまより「エアコンて爆発するんですか?」とご質問がありました。

 稀ではありますが条件がそろえば爆発します。

 爆発を起こすのはコンプレッサー(ルームエアコンでは室外機内の圧縮機)で、条件としてあり得るものは

・取り外し作業の順序間違い。
・ガス漏れしたエアコンのポンプダウン。
・ガス漏れで大気が混入し、かつ膨張弁不良(閉塞)を起こしているもの。

などが考えられます。

 通常は冷媒ガスのみを圧縮していますが、コンプレッサーに大気が入り込むと潤滑油(コンプレッサーオイル)と混合気となり圧縮熱で爆発します。ディーゼルエンジンと同じ原理です。

 しかし爆発を動力とするエンジンとは異なり、コンプレッサーは破裂してしまいます。その爆発力は室外機をコッパ微塵にふき飛ばすほどのもので、近くに人がいれば飛び散る部品が当たったり刺さったりと非常に危険です。

 国内で実際に事故は発生していますが数の少ないレアな事例です。

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2017年9月15日 (金)

熱交換器を凍らせて洗浄するエアコン登場

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(室内機熱交換器)

 エアコンの熱交換器を凍らせて洗浄する新製品が出るようです。

 一度凍らせて一気に溶かすとホコリを一緒に洗い流すという仕組みのようで、面白い方法を考えたものです。

 心配なのは凍らせることにより不具合が起きないかというところで、何点か思い当たりますが一流メーカーですのでその辺はクリアできていると期待します。

 しかしエアコン修理で見ておりますと熱交換器まで汚れてくるのは末期で、フィルターやファンのほうが先に詰まって機能しなくなっていることを多く感じます。
 近頃はフィルター自動掃除機能の付いたエアコンが多く出回っておりますが、あまり信用できるものではありません。かえって掃除をしなくなりエアコンをダメにしてしまうお宅も少なくありません。
 一方、ファンは冷気にさらされて結露するためカビとホコリが付着して羽がモコモコとした感じに覆われてしまい風が出なくなります。しかも高速で回転しますのでカビの胞子がまき散らされることも考えられます。

 フィルターはユーザーが取り外して清掃すれば問題ありませんがファンはそうはいきません。吹き出し口の奥でルーバーなどの障害物があって分解しなければ困難です。また誤って一枚でも羽を折ってしまうとバランスが崩れて室内機が振動して使用できなくなります。

 このファンを自動で洗浄できる仕組みができたらよいのですが無理でしょうね。せめて簡単に取り外せるようにできれば売れるのではないでしょうか。

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2017年9月 8日 (金)

漏電点検に伺いました。

お客さまより、漏電遮断器が落ちるとの連絡が入りました。

どこへ頼めばよいかわからず当店へ連絡してみたとのことでした。(川崎市多摩区)

お住まいは2階フロアで1階は別世帯になっています。

分電盤を開けて、
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この漏電遮断器が落ちたようです。(写真は処置後のものです。)

和室のブレーカー回路を入れると漏電遮断器が作動するとのことで、絶縁抵抗計で測定してみます。

抵抗計のテストピンを該当の回路へ
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抵抗値は、
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ほとんど0Ωで間違いなく漏電しています。

漏電しているところを探していきます。

まずは和室とその周辺で漏電している回路のコンセントに接続されている機器を全部外して再度測定。
・・・まだ漏電しています。

バルコニーに出ると屋外にコンセントがあってここも同じ回路になっていました。

すると「1階の屋外にもコンセントがあって車を充電している」との情報をいただきました。
写真は処置後のものでプラグは既に抜いてありますが、これがそのコンセント。
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しかしここは1階です。車を充電しているのも1階に住んでいる方で2階とは別の世帯です。

一応調べてみると・・・コンセントの電源が切れています。
”うん、ここがあやしい”

コンセントにさしてあるプラグを抜いて2階に上がり測定してみます。
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絶縁抵抗は正常値になりました。

どうやらこちらの建物は2階がメインとなる設計なので屋外のコンセントは2階につながれています。

そして外には小型の電気自動車があり、その充電系統か車両本体で漏電しているようです。

1階に住んでいる方は不在のため抜いたプラグに”ろう電してます”と表示して今回は完了としました。
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きたない字ですいません。coldsweats01

今回の漏電は電気自動車の系統でしたが、エアコンも室外機が雨水のかかるところに置かれていることが多く、漏電しやすい環境にあります。

雨の日になると漏電遮断器が落ちるといった症状がある場合は機器などの電気的絶縁が悪くなっているかもしれません。

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2017年9月 7日 (木)

おッと、またもや・・・。

エアコンの入れ替え工事に伺ったときの様子です。(東京都町田市)

古いエアコンの取り外しの作業でパイプ類を外すためハシゴに上りパテをはがすと
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筋交いが切られています。

室内機を外して屋内から見ると、
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穴あけの時にすごい音がしていたそうです。

筋交いの右に避けられるスペースがあるにも関わらず、お構いなしに抜いてます。ありえない・・・建物の強度に影響する構造物なので切ってはいけません。

量販店で購入し取り付けたエアコンだそうですが、取り付けてから既に10数年経っているのでお客さまはあきらめるとのことで、そのまま工事を続行し完了しました。

前にも筋交いに穴が開いている記事を載せましたが珍しいことではありません。日本中の家屋でたくさんのお宅がこのようなことになっていると思われます。

エアコン工事では建物の構造部に穴を開けられてしまう可能性がありますので、背後から見張っていたほうが良いかもしれません。

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2017年9月 4日 (月)

室外機のバルブが凍る。

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これは冷房運転時に室外機のバルブが凍っている写真です。
一見すると良く冷えているように思えますが、実は部屋はあまり冷えません。

バルブが凍る原因はいろいろありまして、いずれにしても不具合が発生しているときになります。
ヒートポンプサイクルのバランスがうまく取れていない状態です。
運転し始めに一時的に凍りその後溶ける場合はガスが安定域に入るまでの一過性のもので多くは問題ないと思います。

しかし、いつまでも溶けない場合は、
凍り方や場所にもよりますが、このような状態で使い続けると、
・部屋がいつまでたっても冷えない。
・室内機がエラーを出して停止する。
・室内機から氷が落ちる。
・室内機から水が落ちる、または飛んでくる。
・室内機から”ミシミシ”、”パキパキ”、異音がする。
・コンプレッサーを傷める。

このようなことが起こる可能性があります。

現在のエアコンはバルブが露出していないため見にくくなっていますが、昔は写真のように見えていたのでエアコンの工事をしていると隣のうちの室外機が凍っていて「調子悪そう」と思ったものです。
(凍っていなくても水滴の付き方でそのエアコンの状態がだいたいわかります。)

エアコンが調子悪いときはだましだまし使い続けると不具合が他へ波及していきますので早めに対処、修理するようにしましょう。

また凍っているところを発見しても触ってはいけません。手などでつかむと凍ってくっついて取れなくなることがあります。

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2017年8月30日 (水)

エアコンを外出先からスマホで操作

エアコンをスマートフォンで操作できる装置を取り付けました。(川崎市多摩区)

 新品のエアコンをネットで購入され工事をご依頼いただきました。(有り難うございます。)
 その際に本体とは別にエアコンをお出かけ中に遠隔操作できるよう無線LANのユニットも購入されていたので取り付けます。
 なお取り付けできない機種もありますので購入前に確認しましょう。

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 このように室内機の右下に付いているものが無線LAN(子機)のユニットです。コードで室内機の基板に接続します。

 このユニットとご家庭に設置されている無線LAN(親機)とをWi-Fi接続してインターネット経由でスマートフォンを使用し操作できます。

 運転のON/OFF、温度設定、風量設定など機種により異なりますが色々操作できるようで便利ですね。帰宅前に部屋を快適な温度にしたり、留守中に運転状態を確認したりと使い方は自由です。
 お年寄りの一人暮らしでご家族が運転状態を確認することにも使えそうです。

 ただし留守中に運転するので説明書をよく読んで安全に使用してください。

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