フォト
無料ブログはココログ

リンク

エアコン修理作業

2019年10月25日 (金)

台風の影響でガス漏れ

先日の台風19号の風で室外機が移動してしまいガスが漏れたとの依頼をいただき伺いました。

場所は東京都世田谷区です。(他店施工)

室外機がこちら
ガス漏れした室外機
特に動いたような感じはありませんが・・・

ご自身で元の位置に戻したそうで。

突風で180度回転するように手前側へ移動して配管化粧カバーも割れてしまいそれも新品に取り替えたとのこと。

しかし室外機を戻したときにパイプの根元からシュー・・・と泡のようなものが出てガスが漏れたそうです。

バルブを見るためカバーを外して
ガス漏れした室外機バルブ付近
下側の接続ナット付近で漏れた痕跡がありますね。

これはコンプレッサーを潤滑しているオイルです。

鏡を使って下側から見ると
接続ナット付近で変形した銅管
銅管が根元で変形してます。

やはり太いほうの管なので曲げ伸ばしにはあまり耐えられません。

バルブを上から見てみると
バルブが曲がっている
曲がってますね。

風で動いた際にかなり強い力で引っ張られたようです。

場合によっては室外機内部の銅管に亀裂が入っているかもしれないのでライトを使って点検。
漏れた跡はなく問題なさそうです。

ガスは完全に空っぽでした。

銅管の修正作業に入る前に電線を外して・・・
室内外連絡電線が細く接続もあまりよくない
う~ん、あまりよくありませんね。

室内外機の連絡電線(主にコンプレッサーへの電源供給)に1.6mm径を使ってます。
工事する人は材料費が安上がりでこれを使ったんでしょうが、お客さんにしてみれば電気の損失(電線で熱になる)が大きくなるので迷惑な話です。

電線のシース(ねずみ色の外皮)の剥ぎ取りもちょっと長いですね。

それはさておき銅管を切り取りました。
切り取った接続部付近の銅管
2分管(上のバルブへ接続)と3分管(下のバルブへ接続)の両方を切りました。

片方だけでは長さが合わなくなるのと、漏れのなさそうな2分管もガスを入れたらやっぱり漏れてたなんてことのないように。

しかし3分のナット(フレアナット)がどうしても取れない。

新しいナットで接続することにしました。
新しいフレアナットを使用
画像ではナットがすでに入ってますがここまで入れるのも一苦労。

銅管の使用年数に加え今回の室外機移動で曲げ伸ばしされ変形した状態でかなり硬化してます。

ナットを少し入れては銅管修正を何度もしてやっとここまで入りました。
ふつうはここで手を放すとナットが断熱材に押されて抜け落ちますが固定されて動きません。

この程度入れば銅管を広げるフレアツールという工具がセットできます。

銅管を接続したら電線もむき直して
室内外連絡電線のむき直し
おっと、銅線にちょっと酸化被膜のようなものがありますね。

なんとなく接触抵抗が増えそうです。

磨いて・・・
電線を磨いたところ
これで安心。

接続完了
冷媒サイクル内を真空引き
続いて真空引きを行います。

ガスを入れる前に一旦冷媒サイクル内を真空乾燥しないといけません。
空気や水分が残っていると運転時に異常高圧になったり、水分が凍って詰まったり、内部を劣化させたりします。

ちょっと時間がかかりましたが
ポンプ能力の真空度に到達
ほぼ真空。

エアコン設置時に室内機とパイプだけ真空引きするのとは異なり室外機内も引くので何倍も時間がかかります。

”ほぼ真空”というのは完全な真空には到達できないため。
真空ポンプの設計到達真空度を超えることはできません。

でもこれだけ引ければ十分。

ある程度まではゲージ上で真空度がわかりますが、ポンプの音で判断したほうが確実です。
(ポンプのモノによっては音で判断できないこともあります)

ガスチャージ
エアコンへガスチャージ
秤を使って行います。

圧力計を使ってガス量を測ると思いました?
残念ながら圧力でガスの量は測れません。かなりアバウトになってしまうのでエアコンが不調を起こします。

マニホールド(画像、室外機の上に乗っているもの)からのホース類を真空ポンプからボンベへとつなぎ直しさらにホース内を真空引き(短時間)するので再度別のホースをポンプにつなぎます。

このときまちがってもエアコン側に空気が入らないようにします。
せっかく時間をかけた真空引きがやり直しになりますからね。

さらにガスを入れる際にマニホールドのバルブ操作をまちがえると真空ゲージや真空ポンプを壊します。

慎重に操作。
秤を見ながらエアコンにガスが入っていくのを確認します。

しかし途中で入らなくなりました。

このエアコンのガスの封入量は1.2kg。
0.8kg位入れたところでそれ以上入らなくなってしまいました。

理由はエアコン側とボンベの圧力が均等になったため。
こうなると待てど暮らせど入りません。

”仕方ないアレをするか・・・”

室外機のサービスポート(真空引き、ガスチャージ、圧力測定するポート)が低圧になるようにエアコンを試運転モードにしました。

コンプレッサーの力を借りて吸入してもらいます。

マニホールドのバルブを微調整して(画像ボケてる😅)
マニホールドのバルブを微調整
ボンベからのガスの流量をマニュアル操作で調整します。

まかり間違ってもバルブを開け過ぎてはいけません。
コンプレッサーを破壊します。

ガスの流れる音とバルブの状態を見て
ボンベからの流量調整で凍るサービスポート
サービスポートが凍っています。

ボンベから出た液状のガスが気化しているんです。

ガスがどの部分でどんな状態なのか想像しながら微妙にバルブ調整・・・ゆっくりとチャージされていきます。

規定量に到達
エアコンガス規定量封入完了
チャージできました。

ある程度かたづけをしてから
リークディテクタでガス漏れ確認
リークディテクタでガス漏れ検査しました。

ついでによくある室内機熱交換器からのガス漏れもチェック。

漏れ反応なし。大丈夫そうです。

エアコンを運転して温度測定もOK。

これで完了
ガス漏れ修理完了

これからは風が強いとき室外機まわりに重しになるようなものを置くそうです。

これまでの規模を上回る異常な気象が次々に起こるので要警戒ですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2019年10月23日 (水)

電波式リモコン、反応せず

台風の後、エアコンが動かなくなったとのことで点検を行ったところ本体のエラー表示から室内機リモコン送受信部と制御基板の通信異常と判明しました。

部品を取り寄せて交換修理です。

修理する室内機
リモコンの操作に反応しない室内機
リモコンを操作しても何の反応もありません。

このエアコンは電波式リモコンで一般に多く使用されている赤外線式とは違います。
赤外線式はリモコンをエアコンに向けて操作しますが電波式は無線なので電波の届く範囲であればどこに向けても操作可能です。

エアコンとリモコンが相互に通信できるので温度センサーがリモコンに付いている機種もあり、それは手元(リモコン)の温度を感知して室内機に自動で送信するようになっています。

室内機のカバー類を外して
部品交換のため室内機のカバー類を外したところ
これで目的の部品が見えました。

このエアコンは部品点数が多くてここまで開けるのにも時間がかかります。

そして目的の部品は
RFモジュールとその横に中継基板
左のRFモジュールです。

右に中継基板があるのですが、お客さんの話では去年か一昨年に中継基板が故障して今回と全く同じ症状になったそうです。

その話を聞いてから点検をしていたためすっかり中継基板がまた故障したものと思い込んでいましたが実は左のRFモジュールでした。
あぶないあぶない😅部品発注を間違えるところでした。

RFモジュールのRFはおそらく”Radio Frequency”の略だと思います。
日本語で言えば”無線周波数”、電波で使用する周波数ですね。

モジュールは構成部品といったところでしょうか。

無線というとアマチュア無線を思い浮かべたりするみたいですけど、電波で受信するテレビやラジオ、ラジコン、無線LAN、携帯電話、各種業務、航空機の誘導、防災・・・と幅広く使われています。

そしてこのリモコンも多分2.4GHz帯を使用したものと思います。
(メーカーさんに聞きましたが資料に出ていないとのことでした。)

しかしこの部品の配置がねぇ・・・
風の吹き出しの上に電子部品があったら結露で故障しやすいと思うんですけど。

限られたスペースを有効利用したのかもしれませんが寿命は短くなります。

今回も台風による高湿度で結露しやられたんではないかと・・・

取寄せた部品
メーカーから取り寄せた部品
出ている機種名は代表機種なので付いているものと異なります。

中身を出します。
新品のRFモジュール
しっかりと梱包されていました。

壊れたモジュールと並べて
故障品と新品のRFモジュールを並べて
同じものですね。

やはり古いほうは少し黄ばんでます。

取り付けました。
新品のRFモジュールを取り付け
少し傾いてますけど収める場所の寸法より少し小さいのでこうなります。

脱着は簡単。
それよりも室内機をバラしたり組み立てたりの方が手間がかかります。

室内機のカバーを戻す前に動作チェック・・・
室内機が応答しない
あれれ?

リモコンをエアコンに登録しようとしましたが受け付けません。

でもRFモジュールと制御基板の通信異常エラーは消えたので部品は正常。

何回かトライして・・・う~んわからん。

メーカー技術へ電話。
室内機やリモコンに表示されている登録方法ではだめだそうで。

あーして、こーして、こーやって・・・つながった!

やっと室内機とリモコンが通信できるようになりました。
いやいや手順が複雑。もう一回と言われてもムリ、覚えてません。

電波式なので混信による誤作動を防ぐためリモコンを室内機に登録するようになっているんですね。

室内機のカバーを戻して
部品交換後室内機のカバーを戻して
絶縁抵抗測定、リモコン動作確認、ドレン排水試験をして異常なし。

修理完了しました。

外した部品を開けてみます。
故障したRFモジュール基板1
裏側ですが単純に見えます。

カバーを外して表側
RFモジュール基板2
2枚の基板になってますね。

上にある小さな方が本体になります。

シールをはがして
RFモジュール基板3
細かいですね。

近年はこうした小さなチップ部品が多く使用されてます。

全体を見たところでは異常はありません。
でも壊れています。

技適マーク
RFモジュール基板にある技適マーク
電波を使用した機器であることがわかります。

技適マークは電波法の技術基準に適合していることを表すものです。
このマークがない電波を放出する無線機器を使用すると電波法違反になることがあります。

現在は高い周波数帯がいろいろな機器で使用されて逼迫している状況なので余計な電波を出さないようにするためでもありますね。

今回電波式(無線式)リモコン関連の修理は初めてでしたが、これからは増えるかもしれませんね。
検波して電波の送出を確認できるメーターを作ろうかなぁ。もしくはオシロを使おうか・・・

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2019年9月13日 (金)

エアコン落ち・・・かけた

またまたでましたぁ。

恒例(?)のエアコン落ちた・・・ではなく今回は落ちかけ。
落ちかけて傾いている室内機
室内機が傾いてます。

取り付けたのは引越しの下請け業者さんだそうです。
たしか去年引っ越しで移設して付けたもらったと伺ったような気がします。

お客さん曰く、なにも触っていないのにいつの間にかこうなっていたとのこと。

どれどれ・・・
抜けてしまったボードアンカー
本体左側のボードアンカー抜けてますよ。

エアコンのメーカーが使用を推奨している金属製カサ式ボードアンカーです。
どうして抜けたかは後ほど。

右側は・・・
据付板に室内機が掛かっていない
据付板中央と右のフックに室内機が掛かっていません。

こんなミスあるの???

たしかに右側はパイプで支えられているため掛かっていなくても落ちはしませんが・・・

ふつうは引っかけた時に違和感を感じるはずですが・・・

左側のフックだけで今まで支えられていたことになります。
それでボードアンカーが耐えられず抜けたと・・・実はそれだけではありません。

では作業に入ります。

こちらのお宅は丁度いいところに火打ち梁があって
火打ち梁に室内機を吊り下げて
ベルトで室内機を吊り下げられました。

据付板を付け直すのに室内機を取り外すのでは大変ですからね。助かりました。

少し室内機を浮かしてみると
据付板中央のねじは効いていない
据付板中央のねじは効いてません。

しかも左右のボードアンカーは1本ずつ(計2本)しかないのでケチりすぎ。

ボードアンカーは引き抜き強度が20~30kgあるので余裕と思っているかもしれませんが甘い考えです。
安全率や石膏ボードの経年劣化を加味して考えなければなりません。

右のボードアンカーは抜けてません。
据付板右のボードアンカーは抜けていない
まあ、そりゃそうですよね。

室内機が引っ掛かってなかったんですから。

そして抜けたボードアンカーを見てみます。
抜けた金属製カサ式ボードアンカー
ここに抜けた一番の原因があります。

それはねじの締めすぎ。
そのことに関してはこちらにも説明があるので参照ください。

どこまで締めていいのか知らないのでこうなります。
締まるとこまで締めちゃったという感じで、ボードアンカーの施工がまだわかってないですね。

おそらく速さを優先してこれをインパクトドライバー等で締め付けまでしたのだと思います。

最後は手回しでアンカーの開き具合を感じ取りながら締め付けないとだめ。

残っている右側のアンカーも表面的にはどうもなっていないのですが壁の裏側は崩れていることでしょう。

またよく見ていただくとねじの先端が尖ってますね。
これはドリルで壁に下穴を開けなくてもドライバーに付けて回すだけで打ち込むことができるというタイプです。

このボードアンカーが危険なのは打ち込みで壁の中に電線などがあると傷をつけたり刺さってしまうところ。

昔からある下穴を開けてから差し込むタイプの方が手間はかかりますが安全なんです。

こうしたことからも急ぐ施工は危険であることがわかりますね。

据付板を付けました。
取り付けなおした据付板
中央少し右と、左側に柱があったのでそれぞれ長いねじで固定。

ボードアンカーも追加して強度を出します。

室内機を引っかけて
室内機を引っかけて
要所をチェック、試運転して完了しました。

ボードアンカーが抜けると壁の石膏ボードを広範に崩してしまうので厄介です。

本来であれば壁の補修貼り替え、クロスの貼り替えをするのがいいのですが費用の方が・・・

今回はまだ取り付けできないわけではなかったので、お客さんのご希望でそのまま取り付け直しをしました。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2019年9月 2日 (月)

リモコン受光不良

川崎市内でエアコンがリモコンで操作できないと修理依頼がありました。

本来は点検に伺って故障、不具合箇所の特定をしてから修理するところですが、今回はお客さん自らある程度の点検を行い特定したとのことで部品取寄せと交換修理のみを行います。

こちらの室内機
リモコン受光部が不具合を起こした室内機
リモコンの受光部が不具合を起こしました。

依頼を受け付けてから修理当日までには直ってしまったそうです。

あぁ、あれかな?・・・何が悪いか推測できました。

とりあえず交換作業開始。

新しい交換部品の箱を開けると
部品の交換時注意書き
交換時の注意書きが入ってました。

こういう紙が入っていると”また何か面倒な設定があるのか?”と思いますがたいした内容ではなく”ホッ”

エアコンの補修部品は他機種と兼用の場合があっていちいち設定とかジャンパー線カットとかあったりするんですよ。

室内機を開けて
室内機のパネルを開けて
この部分を交換します。

さらにばらして
受光部をユニットごと外して
受光部を交換できるようにユニットごと取り外しました。

この機種、思っていた以上に分解が必要ですね。

量販店さんの施工かな・・・
電線のシースがない
電線のシース(外装)が見えないほど剥ぎ取られてます。

受光部の入ったユニット
受光部の入ったユニット
さらにこれを分解する必要があります。

やっぱりね・・・ユニット背面や内部は結露水でびっしょり。

受光部は水が付着すると反応しなくなったり鈍くなることがあります。
乾くと元通り復活するので直ったように見えます。

この部分(吹き出し口上部)に結露が起きるのは過去の事例からも当然のことなので設計の問題でしょうね。

部品交換しても再発の懸念が残ります。

新品に交換
受光部を新品に交換
受光部といってもこの通り表示ランプやらその他と一緒になっています。

これじゃ部品代が高いのもうなづけます。

上位機種は修理時のパーツ代も高くなります。

しかしこのユニットは配線を脱着するのにセンサー用のモーターやギヤをいくつも外さないとできないという造り。
時間がかかりました。😅

はずした受光部品はお客さんで保存されるそうでお渡ししました。

ということで交換完了
室内機の部品交換完了
諸々の動作確認等をして問題なし。

なにごとも完璧ということはありません。
”一流メーカーの製品だから安心”というのは思い過ごしかもしれませんね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2019年8月30日 (金)

ドレンの修正(勾配確保)

今回はこちらのエアコン
エアコン室内機

この量販店で購入設置されたエアコンいろいろありまして・・・

以前に冷えないとの点検依頼をいただき結局メーカー無償保証を受けられる内容だったため当店では修理しなかったのですが、その時の点検で排水系(ドレン)に別の問題が発覚しました。
なのでメーカー修理後にそちらを修正することになりました。

なおメーカーが行ったのは室内機を一旦取り外して熱交換器の交換だそうです。

まずは屋外側から
配管化粧カバーが2m程水平に付いている
配管化粧カバーが2mほど水平に付いています。

これを施工した人は水漏れの怖さがわかってませんね。

カバーを開けて見ます。
配管化粧カバーを開けて
ドレン管がカバーの底部分に通っています。

排水は手前から奥へと流れます。

まずこのように水平に長くドレン管を施工すると水が滞留して詰まりやすくなります。
短い距離をやむをえず水平にすることはありますが、これだけ長いといつかは室内に水漏れを起こします。

エアコンの排水はきれいな水ではなくホコリやカビなども一緒に流れているので詰まりやすい。
ドレンは下り勾配でといわれるのはこのためなんですね。

しかも奥の方は
ドレン管がテープで押さえられて持ち上がっている
テープで押さえられて持ち上がっています。

手前側の管はずっしりと重く満水状態です。

施工した人はドレン管が波打つことでエアロックという状態になることを知らないのだと思います。
単純に重力で流れると思っているんでしょう。

カバーをサッシに合わせて水平にすることで見た目を重視したのかもしれませんがエアコンの正常な機能は失われてしまいます。

ではどのように修正するか・・・

今回はより確実な方法を提案して施工しました。
(ドレン管は別ルートで)

カバーのエルボ部分に穴を開けます。
配管化粧カバーエルボ部にドレン用に穴あけ
ここからドレンを取り出します。

ちょっとこのカバーは一般に多く使用されているものと異なり薄くて弱そうなので慎重に行いました。

ドレンは塩ビ管で施工します。
塩ビ管でドレンを施工
ドレンホースよりも丈夫で長持ちします。

下の方は段差があるので
塩ビ管を炙って曲げ
バーナーで炙って曲げました。

45°エルボ(曲がり)を使用すると壁から出過ぎるのでこのほうが納まりがいいです。

一番下は勢いよく滴下するのを防ぐためにエルボを取り付け。

壁の配管穴には
配管穴に養生管が入っていない
量販店の施工ですね、養生管が入っていません。

モルタルの外壁にはラス網(メタルラス)という金網が入っているので電線をそれから保護(漏電防止)する必要があるんです。

今さら養生管は入らないので
電線をラス網から保護
スリーブ用のツバを切っていれました。

穴はパテで塞ぎます。

全体の画像は撮れませんが上の方は
上の方のドレン塩ビ管
ちょっとサッシで見づらいですかね。

下の方は
下の方のドレン塩ビ管
こんな感じになりました。

そして今度は室内側

カバーを外すと
室内側もドレン逆勾配
あれまドレンが逆勾配

カバーは勾配とってあるのに中身は逆勾配って・・・

ここは
断熱材でドレン勾配を確保
断熱材をインシュロックでしばって勾配を確保しました。

これでカバーをすれば施工は完了なのですが・・・

一応いまのところ内容は伏せますがメーカーさんの修理に不備があってお客さんには再度見てもらうことをお勧めしました。

排水試験をして
ドレン排水試験
正常に排水。

途中漏れはなくOK。

エアコンからの水漏れは気が付かないと階下まで水が行ってしまうこともあります。

施工してすぐに漏れてきたならばともかく、お客さんに管理責任があるのでしばらくして汚れで詰まった場合は保証してもらえない可能性が高くなるでしょう。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2019年8月24日 (土)

マンション大規模修繕後にガス漏れ

マンションの大規模修繕工事に伴い室外機を脱着したあとに冷えなくなったとの依頼で修理に伺いました。(川崎市内)

脱着工事をしたのは修繕工事会社の関連業者のようです。

去年工事を行ったらしくその時は冷えていたとのこと。暖房は少し弱かったようです。

そしてとうとう冷えなくなって”点検を”と依頼をいただきました。

長く使用されていたようでそれまでは問題はなく、ほぼ修繕工事の脱着で施工不良があったと推測できますが点検を行います。
冷えなくなった室外機
一番怪しい室外機から。

パッと見でカバーが変形していていかにも施工の雑さがうかがえます。
室外機のカバーが膨らんでいる
うーん・・・経験不足?

とりあえずカバーを外してみます。
ガス漏れしているバルブ部分
あ~⤵漏れてます。

このオイル付着量からしてガスはほとんど残ってないでしょう。

一応圧力計でガス圧を見ます。
ゲージマニホールドで圧力確認
コンプレッサー停止時で0.1MPaです。

ほぼ空(カラ)ですね。

詳しく漏れ箇所を調べるためリークチェッカーの液体をかけます。

泡が出て漏れ箇所が確認できるタイプ
泡では漏れ箇所が確認できず
だめでした。

やっぱりこれか・・・

赤外線式リークディテクタ
赤外線式リークディテクタで確認
高らかに漏れ反応がでます。

高感度です。銅管接続部で漏れ。

お客さんに費用を説明してその場で修理することになりました。

パイプを接続し直すため外して見ると
銅管内に糸状に切れた銅
糸状に切れた銅が見えます。

これはおそらく取り外したものをそのまま再使用して締め付けたためにできたもの。

この銅管を広げることをフレア加工といいますがそれを怠ったと思われます。

切り取ったフレアを並べてみました。
切り取った粗悪なフレア
表面がガタガタ。こりゃ漏れますわ。

修繕工事で取り外し後に養生もせず放っておいたのでしょうか?ゴミが挟まったような凹みもあります。

室外機のバルブ側にも凹みがないか確認して大丈夫そう。
フレア加工をして接続。

珍しくバルブコアがダメになっていたので交換しました。
不良のバルブコア
これはガス圧を測ったり、ガスを入れるためのサービスポートに付いているチェックバルブ(逆止弁)です。

これでガスを入れれば完了!というわけにはいきません。

ガス漏れを起こした冷媒サイクルには空気が混じって入っているので室外機内部も含め真空引きを行います。
これがちょっと時間がかかるんですよ。

その間にこれ
雑な工事
電線の差しは足りないわバンドやねじも無くなってるわと・・・

電線は先端を切断して皮むきをし直してから接続しました。

代わりのねじを
ねじ箱
ねじ箱からよさそうなものを選びます。

端子台カバーを固定しました。
端子台カバーのねじを取り付け
もとはカバーを引っかけてあっただけ。

どうしてこのねじが無くなるのか理解できませんが付けるのめんどくさかったんですかねぇ。

バンドは紛失しているので仕方ありません。

真空引きが終わってガスチャージ
真空を引き終わってガスチャージ
R410Aを0.9kg

このクラスでは多いほうですね。

充填後停止時の圧力は
充填後の停止時圧力1.85MPa
この日の気温からして普通です。

圧力でガスがどれだけ入っているかわかると思っている方、残念ながらわかりません。

なので圧力計を見てガスを規定量充填するのは不可能です。
必ず秤を使って重さで充填します。

昔の一定速(インバーター制御ではない)のコンプレッサー、ファンモーター、そして冷媒流量の制御も単純であれば詳細判定法といって冷媒の温度と圧力(過熱度、過冷却度)などから冷媒の過不足を判断することは可能でしたが今のエアコンではおそらく難しいでしょう。

そろそろ全廃になるオゾン層を破壊するフロンR22の時代はシリンダーというガス(実際は液)の量を目で見て計量する器具を使用していました。当時は今みたいに安価で正確なデジタル秤がなかったですからね。

業務用など何キロ、何十キロと補充する必要がある場合は古風な上皿はかりなんかを使ってましたから。

おっとまた話が別の方へ・・・

絶縁抵抗を測定して運転開始。

低圧圧力
低圧圧力
0.9MPa

問題ありません。

温度測定も正常値。

各所リークディテクタでチェックして漏れはなく完了しました。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2019年6月13日 (木)

今年も出ました室内機落下!

落下というとちょっと大袈裟ですが、そろそろ冷房を使う時期ということでフィルター掃除をしていたら突然室内機が外れて落ちてきたそうです。

幸いすぐそばに家具があったのでそちらの上に置いたとのこと。
外れた室内機が家具の上に置いてある

どこかの量販店で購入されたようですが、どんな付け方しているのでしょう。

据付板の上部の固定が壁から外れて手前にしなるように落ちてきたそうで据付板は壁に残っています。
19061305
少し壁から浮いているのがわかります。

壁は石膏ボードで躯体コンクリートにGLボンドというもので2~3cm程度の空間を開けて貼ってあります。
一般には団子貼りと呼ばれています。

さて何を使って据付板を止めていたかというと
19061310
ボードアンカーとそこに打たれたねじ。

このアンカーがすっぽりと抜けていました。
しかも荷重のかかる上部は2本しか使われていません。セコッ!

しかし今回の落下はそれだけが原因ではありませんでした。
もう気付いている人もいるんじゃないかなー

これ、
19061315
ボードアンカーに対して使用したネジが短いため。

石膏ボードに下穴を開けてボードアンカーをすぼめて差し込み、ねじでカサを再び広げることで固定されるものですが、ねじが肝心な部分へとどかずカサが開いていませんでした。

あらまざんねん。いままでもっていたことが不思議。
この工事屋さん他でもたくさんこの方法で付けてるんじゃないのかな?大丈夫?

間違っているかもしれませんが、このアンカーたしか記憶によると40mm前後のねじを使用するように仕様がなっていたような気がします。

使われていたねじは25mm。

さて、どう直そうか・・・

お客さんと相談して今後のエアコン入替えや石膏ボードの傷み具合も考慮し、躯体にアンカーボルトを打ち込むことで決まりました。

アンカーボルトは左右で2本打ちますが、公団ボルトとも呼ばれてその2本の寸法は450mmと決まったいるので他の機種でもほぼ使用可能です。

"ほぼ"というのは450mmは共通でも室内機に対して機種によりその位置が若干ズレるため。

躯体にアンカーを打ちました。
躯体にアンカーボルトを打ち据付板を固定
このエアコンでは室内機センターよりボルト固定位置が左にズレています。

このようなズレにより室内機がたまに周囲にぶつかって収まらないことがありますがこの位置ならおそらく大丈夫でしょう。

少し拡大すると
19061325
太さ3分(ぶ)のボルトナットで固定します。

1本で100kg程度の引き抜き強度があるので室内機が落ちることはありません。

今回使用したアンカーはめねじタイプでボルトは抜くことができます。

室内機をセット
19061330
あとは試運転を行います。

絶縁抵抗測定、温度測定(念のため端子台、コンセントも測定)、排水試験、異音、振動・・・とすべてOK。

これで修理完了しました。

ここ数年、毎年のようにエアコン落下の修理に行ってますが、ボードアンカーが抜けて落ちるものと壁ごとはがれて落ちるというパターンがほとんどです。

石膏ボードにボードアンカーだけでエアコンをもたすことがいかに危険であるかということがエアコン工事業界では理解されていません。

いまでは20kg以上もある室内機が存在しているのでそれが人に直撃すれば・・・想像にお任せします。

なにより安全が一番ですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2019年4月17日 (水)

リモコン受光部交換

はじめて当店をご利用のお客さんよりリモコンを受信しないとのことで修理依頼をいただきました。

お客さんご自身でリモコンの送信が出ていて、エアコン本体の応急運転スイッチで動作もすることを確認済みとのことで、リモコン受光部を交換してほしいとご連絡いただきました。

以前のブログに受光部素子の交換を載せていたのをご覧になられたようで、素子だけの交換が可能であればとのこと。

当店に連絡する前にメーカーや他の業者さんへ問い合わせたそうですが基板の供給が終わっているため修理不能と断られたそうです。
今は細かな部品を交換して直すというのはあまりしませんからね。

モーターを駆動したりするパワー系のある基板(特に室外機)の部品を交換するのは他の危険性があるのでやめたほうがいいですが、リモコン受光素子であれば問題ありません。

とはいっても合わない部品を取り寄せてもだめなのでとりあえずエアコンのメーカーさんに受光素子の型番がわかればと問い合わせたところ"基板はないが素子であれば供給可能"との回答でさっそく注文。

修理に伺いました。

エアコン本体は
修理する室内機
到着すると前面のカバーは外されていました。

製造から15年程度経過しているので設計寿命は過ぎてますが、こちらのエアコンは入れ替えるとなると高所作業車を使用しないと施工できないところのようで、高額な工事金額になってしまうそうです。

そこで少しでも延命できればというご判断で修理をすることにしたのだと思います。

さっそく本体のカバーを外して・・・「あれ、とれない・・・」一か所だけどうしても外れない部分があって無理すると樹脂の劣化もあり割れそうです。

受光部基板が取り外せる程度の半開きの状態で修理することにしました。

そのため制御基板側にあるコネクタが外せないのでコードがつながったまま修理します。
受光部基板が本体につながったまま修理
基板が動かないようにテープで固定。

部品には5本の足があってすべて半田で固定されています。
その半田を取り除いてからでないと外せません。

半田を吸い取りました。
半田を吸い取って
今回の修理で一番時間がかかったのはこの作業。

銅の網線で吸い取りましたがなかなかうまく熱がまわらずちょっと苦労。
やっぱり吸引タイプの吸い取り器を導入したほうがよさそうですね。(買います)

使用している半田ごて
使用している半田ごて
通常20Wですが黄色いボタンを押すと130Wになります。

押しっぱなしではコテが壊れるので連続30秒(だったかな)までしか使えません。
インターバルをあけて何度も使用しやっと吸い取り完了。

取り外した部品がこちら
取り外した受光素子
だいぶくたびれてます。

大きさは長手方向で1cm位でしょうか。

いつものように作業に没頭してここから画像が少なくなります。

こんどは新しい素子の半田付け
受光素子の半田付け
これは一瞬で5か所とも付けました。

時間をかけると熱で素子が壊れます。
一応放熱のため部品にアルミテープを付けて半田付けしました。

この時点でリモコンを受信するか試してOK。
受光基板をケースに戻して
あとは元通りに戻します。

終わったら念のため絶縁抵抗の測定をしてリモコンで運転
"ピピッ、ピッ、ピッ、ピー"離れて操作してもちゃんと反応。

過去に水漏れがあったとのことで、ついでに排水試験もして問題ありませんでした。
この場所に受光部があるとドレンパンオーバーフローの際には素子が濡れてしまう恐れがあるので。

エアコン長持ちするといいですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2018年10月12日 (金)

パイプ補修と思ったら大事に(2)

前回に引き続き修理を行っていきます。

パイプが2ヶ所折れている部分を切断撤去し、新しい銅管を用いて曲げ加工。
銅管をベンダー加工
手曲げでは大変なのでパイプベンダーを使用しました。

とくに雨樋をかわす部分は手曲げでは確実に折れます。

寸法や曲げ方向を間違えないように他のパイプとの並びを頭でイメージしながら行います。
失敗すると再加工できないため高価な材料が無駄になっちゃいます。

使用したベンダーは
使用したパイプベンダー
先日購入したばかりの新品です。

このベンダーはこちらで紹介しました。

加工したパイプを溶接接続します。
銅管を溶接接続
配管化粧カバーは下にずらしました。排水勾配が不十分で逆勾配のところがあったのでそれを直すため。

壁の塗装のはがれているところはシール材を塗布しました。もうすぐ建物の塗装をするそうなので見た目は問題ありません。

溶接作業はすぐに終わるのですが準備に時間がかかります。可燃性ガス(ブタンガス)、支燃性ガス(酸素)、窒素、各種ホース類、各種レギュレーター、拡管器(スウェージング)、水バケツ等。

そして溶接の温度が高いので管には冷めていく段階でススが付きます。
外側は問題ありませんが管の内側はできるだけきれいな状態に保つため窒素置換しました。
今回窒素を使ったのはこのためです。

ススは管内を窒素で満たせば防ぐことができます。(窒素ブローとも言います)

写真撮影は忘れてました。

たいへんだったのはこっち
銅管溶接
お隣との間隔が少なく外部から梯子でアクセスできません。

お隣に許可をとっていただき梯子をかけて右足だけのせて、ベランダの手すりに腰かけ身を乗り出す態勢で溶接しました。

ムリな姿勢で溶接し始めたら股関節が痛くなって途中で中断。 一度下りて足を伸ばしてから再開し今度は完了。
運動不足です。

溶接時パイプの裏側は見えず勘で付けてるので
鏡で裏側の溶接を確認
ロウののり具合を鏡で確認。

バッチリです。

溶接の時は火炎で周囲を焼いたり断熱材を溶かしたりしないように濡れ雑巾で養生して作業しています。

断熱材をかけてテーピング。
断熱材をかけてテーピングしたところ
ドレンホースも耐候性のものに取り替えました。

取り付けられている配管化粧カバーは紫外線に弱いようで劣化がかなり進んでいます。ジャバラのカバーを交換してもまたすぐ劣化するので今回はテープ仕上げにしました。

このほうが劣化してもテープなので補修が簡単です。

外したカバーをかけて
配管補修完了
補修完了です。

右側面も
補修完了、右側面
こうなりました。

カバーの端末はパテ埋めしました。

地上から見ると
地上から見上げたパイプ
こんな感じの仕上がりです。

真空引きなど諸々の作業が終わり試運転。

修理前の温度測定は吸い込み22℃→吹き出し13℃=9℃差。
修理後は吸い込み24℃→吹き出し12℃=12℃差。

同じ設定温度、風量で測定していますので能力が向上しました。

立ち上がりも速くなって潰れていた銅管からの“シュー”という冷媒通過音も消えました。

配管化粧カバーに隠された施工不良。
はじめは断熱材やドレンホースを補修すればOKと思っていたものがとんでもないことになってしまいました。

冷媒管の潰れはエアコンの能力を低下させるだけでなく、コンプレッサーが過熱運転になったりオイルの劣化を早めたりと本体の寿命を縮める恐れもあります。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2018年10月10日 (水)

パイプ補修と思ったら大事に(1)

川崎市多摩区でパイプのカバーや断熱材がボロボロになって水が途中から垂れているので直してほしいとの依頼をいただきました。(他業者施工)

まずは点検して修理方法や費用を検討します。

状況は、
エアコンのパイプ類が劣化している

けっこう劣化が進んでますね。

エアコンが設置されたときはここに配管化粧カバーのジャバラ部材が被せてあったのですが日光の紫外線で崩れてほとんどありません。

銅管の断熱材も伸縮性がなくなりボソボソ。手で触ると粉になって飛んでいきます。

ドレンホースも耐候性のない部材が使用されていたので切れています。
ここは2階のベランダで階下に水が垂れるため切れたホースをビニールひもでしばってありました。

右側面も
パイプの劣化具合
同じように紫外線で劣化しています。

このような状態になっても電線だけはVVFケーブルのためほとんど劣化しません。

雨樋をかわすためにこの部分を自由に曲げることができるジャバラの配管化粧カバーが使用されていました。

その雨樋のところを見ると
銅管が座屈している
なんと銅管が座屈しています

簡単に言えば折れて潰れています。

これでは冷媒ガスの流量が減って圧力も落ちます。

このエアコンは冷房能力が7.1kWありますが、ヒートポンプサイクルのバランスが崩れ設置からいままで能力が出きらない状態が続いていたと推測できます。

それでも運転できていたのは現代のエアコンはインバーター制御や膨張弁による冷媒の流量制御などで許容範囲が広くなっていることもひとつの理由と思います。

この時点では施工した人がジャバラの配管化粧カバーをかぶせた後にパイプを曲げたことにより銅管が折れたことに気付かなかったのだろうと思っていました。

パイプをテープなどでまとめた後で曲げることは折れやすいので普通はしません。

特に今回のような7.1kWクラスになると銅管も太く少しでも無理に曲げようとすると折れてしまいます。

ルームエアコンの冷房能力6.3kW以上と5.6kW以下のガス管側銅管サイズ
銅管サイズの比較

銅管が太くなるほど曲げ半径を大きくしないと折れてしまいます。そのためφ12.7mmでの手曲げは注意が必要で場合によって工具を使ったベンダー曲げをすることがあります。
これより太いφ15.88mmからは手では曲げ半径が大きくなりすぎるのでベンダー曲げが基本です。

さすがに細い管(φ6.35mm)を手曲げで折ってしまうマヌケな工事人はそうそういません。

とにかくこのままでは冷暖房能力も落ちますし、エアコン本体にも負担がかかりよくありません。

見積もりを出してお客さんより修理の依頼をいただきました。

― 後日 ―

台風や雨が続いて延期などもありましたが修理開始です。

ドレンの勾配不足もあったので配管化粧カバーの設置位置を調整しようと開けたところ、
配管化粧カバーを開けたところ
ここも折れてる

見ればすぐに折れているとわかります。

これ工事した人だいじょうぶなんでしょうか?折れたことに気付いていて知らんぷりとか・・・

大手量販店で購入されたそうですが、それでも工事に来るのは結局個人の請負業者ですからね。

断熱材を開けると
銅管が折れている
はいこのとおり。

まあこの部分も銅管を取り替えるつもりだったので問題ありませんが。

この部分を切り取ったものがこちら
粒r他銅管を切り取ったもの
付いていた時とは裏返しですね

折れるとこのように潰れて管内の断面積が小さくなります。

続きは次回。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

より以前の記事一覧