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2018年7月19日 (木)

空調服 買っちゃいました!

とうとう空調服を購入してしまいました。

エアコンの工事や修理の作業をやっていて何が大変か・・・ 仕事場に冷暖房がないことです。(あたりまえ・・・)

エアコンの資材屋さんで事あるごとに空調服を勧められていたのですが、いつもマイ扇風機(正確にはサーキュレーター)を使わせてもらい作業を行っていたので「そんなもんいらん」と断っていました。

サーキュレーターを扇風機代わりに使っても室内では問題ありません。

しかし先日屋外の炎天下で2階までの梯子作業を行った際、サーキュレーターを使用してもほとんど効果なくかなりヤバイ状態(熱中症の手前)になってしまいました。

手持ちのお茶はすぐ飲み干してしまい、お客さんも心配されて冷たいお茶を出していただき、午前中だけで3リットル近く飲みました。(塩分補給もしています。)

そこで今年はさすがに空調服が必要だと思い資材屋さんに電話。「ちょうど在庫があります。」
売れてしまわないように取り置きしてもらいました。

空調服のセット
バッテリーと充電器、ファン、空調服(作業着)です。

服には丸い穴が2つ
空調服には丸い穴が2つ
この穴にファンを取り付けます。

ファンを箱から出します。
送風ファン

取り付けは簡単。

バッテリーと充電器
バッテリーと充電器

充電して
バッテリー充電中
このバッテリーでスイッチのオンオフと風量を4段階で調整できます。

バッテリーの持続時間は最大風量で8時間、最小風量で40時間のようです。
結構長持ちです。

さっそく着用してみた感想は思ったより快適。汗をかけば気化熱を奪われて更に涼しく感じるようです。

今年の暑さは例年になくこたえます。お客さんに救急車を呼んでもらうことのないように作業を行いたいと思います。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2018年7月15日 (日)

室外機を動かしたらガス抜けた。

「室外機の向きをかえたらガスが出てしまった」との依頼をいただきました。

これと同じ案件で修理をおこなうことはたまにあります。
この暑いさなかにいきなりエアコンが効かなくなるので大変です。

現地の状況
車を止めるのに不都合があって移動したとのこと。

パイプがすっぽ抜けています。
銅管が根元から抜けている
これはさぞ驚かれたことでしょう。

銅管が抜けると一気にガスが放出されるので大きな音がします。

モロに液冷媒を浴びてしまうと凍傷やケガをします。

抜けた銅管はこのとおり
抜けた銅管
フレア部分は切れてなくなっています。

接続のナットには
ナット側に残った銅のフレア部分
フレア部分が残っているのでこれは取り除きます。

もう一つのほうは
銅管がつぶれている
銅管は切れてませんが根元付近でつぶれています。

やっかいなところでつぶれてフレアナットが取れません。

できるだけ修理費用を抑えるためにしばらく格闘してなんとかフレアナットを救出。

銅管はひねりが入っていたものの他につぶれはなくそのまま使用できます。

パイプを整形しフレア加工をして
フレア加工後
かなり銅管は硬くなっています。

銅管も金属なので曲げ伸ばしをすると硬くなって最後は折れてしまうので注意が必要。

接続、真空引きそしてガスチャージを行います。
ガスチャージ中

ガスの充てんが終わってさっそく試運転。
試運転中のバルブ
このバルブの結露の具合でもエアコンの調子がわかります。

温度測定も問題なし。冷房復活sign01

でもこれで終わりではありません。
地面から出たアース線
アース線が寂しげに出ています。

室外機を移動したため長さが足りなくなりました。

倉庫が近かったので真空引きをしている間に合成樹脂の電線管(VE管)を取りに行ってきました。
アース線を合成樹脂管で施工
これで安心。

VE管を段差に合わせてバーナーであぶって曲げました。

これにて完了。

室外機を大きく移動するとパイプに無理がかかって銅管が折れてしまったり、ガスが抜けてしまうことがあります。

外壁の塗装工事や、マンションでの大規模修繕工事でも同じようなことが起きやすいので要注意です。

Katoairconservice_mark160
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2018年7月13日 (金)

ガス漏れ修理。

エアコンが冷えないとの依頼で点検に伺いました。

室外機の凍ったバルブ
カバーを外すと凍ってますsign01

これならよく冷えそうですね。ウソですbleah
室外機のバルブが凍るのは何らかの不具合がある証拠。

この場合ならまずはガス不足を疑います。

冷房でガスの低圧圧力を測ると
低圧圧力約0.4MPa
約0.4MPa位で明らかに低い値です。

圧力だけでなく指針の動きを見てもやはりガス不足です。

ガスはほとんど残っていない状態ですね。

リークディテクタ(ガス漏れ検知器)で漏れ箇所を探しますが見つかりませんでした。

ガスが抜けて圧力が下がると漏れが止まってしまう厄介なケースです。

お客さんと相談し今回は一番あやしいパイプのフレア接続箇所をすべて補修してガスチャージすることになりました。

室内にある接続箇所は
室内の配管接続箇所
テープをはがすと中に断熱材のかわりに防湿テープが巻かれています。

この防湿テープで断熱材の代用にしている業者が結構いますがはっきり言ってダメですね。
断熱性はほとんどなく、テープが不織布のようなもので出来ているので水でびっしょりです。

防湿テープは空気に接する表面に巻いて結露を防止するためのものです。

パイプをフレア加工し直して接続後、冷媒管用の断熱材で処理しました。

一方、室外機の接続部を外すと
室外機に接続されていたフレア
少しキズがあるのが確認できます。

拡大
フレア面にキズ
放射方向にキズがありますね。

ここからガスが漏れていた可能性大です。

ガス漏れ箇所にはオイル汚れが付着する場合が多いのですが、ここは凍っていたところなので洗い流されてしまったのかもしれません。

接続作業が終わって真空引きを開始します。
エアコン設置工事とはことなり、室外機の内部まで真空にするので時間がかかります。

その間に
もともとの配線接続
このだらしない電線の接続を(危険でもあるので)・・・

このように
配線接続修正
直します。

真空引きが完了してガスの充てん量を確認します。
冷媒の充てん量を確認

よく見えませんが960gです。

現代のエアコンでは圧力計を見ながら正確な量を充てんしたり補充したりするのは不可能です。
規定量から5割程度ずれてしまうこともありえます。

はかりを使って充てん
はかりを用いて冷媒充填
0.96kgで完了。

運転開始
修理後の低圧圧力
1~1.1MPaでほぼ正常で冷房も良く効くようになりました。

圧力はその日の気温や風、環境、エアコン本体の制御や特性により変化するので決まった数値はありません。
ガスが規定量より大きくずれていたり、冷媒系統に故障がある場合に圧力の異常として読み取ることができる程度と思ったほうがよいでしょう。

ちょっと詳しいかたは低圧圧力なのに高圧側のゲージで見ていることに気づいたかもしれません。
圧力ゲージに関しては低圧用と高圧用では目盛りの幅と測れる最高圧力は異なりますが示す圧力は同じです。

修理ではときに暖房にして高圧をかけることもあるので低圧ゲージでは振り切ってしまいます。
その都度ゲージを取り替えるのではなくはじめから高圧ゲージで計測していれば問題ありません。

業務用エアコンでは一部を除き高圧と低圧のポートがそれぞれあるので同時に計測できるようになっています。

ガスが規定量入ったので再度リークディテクタで室内機の熱交換器からの漏れ(多発しています)を確認しましたが問題ありませんでした。

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