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2019年7月 4日 (木)

エアコン落ちた!(今夏2台目)

またもやエアコン(室内機)落ちました。

「あんたそんな工事してんのか?」なんて言われそうですが、いえいえ当店の工事じゃありません。

建物はコンクリート造りのマンション。
今回はどんな付け方をしているでしょう。

到着してみると
家具の上に落ちた室内機が置いてある
家具の上に置いてありました。

なにもしていないのに突然落ちてきたとのこと。

パイプでぶら下がった状態になったようで家具には室内機がぶつかったキズが付いていました。
コワイですねー。

見る角度を変えて
落下した室内機の状態
とりあえずここに置いたそうですがなかなかキワドイ状態です。

水が大量に出たとのことで床にはそれを受ける袋が用意されてました。

引越しでエアコンを移設してこちらに付けたそうで設置から6年程。
引っ越し業者の関連業者に付けてもらったそうです。(いわゆる下請けですね)

外れた据付板を見ると
落下した室内機の据付板
こりゃなかなかのチャレンジャー

この室内機質量13kgと重く厚みもあるので壁にかかる引き抜き荷重がかなり大きいにもかかわらず、"ねじ込み式ボードアンカー"だけで留めてありました。

なにもチャレンジしているわけではないでしょうが知らないというのは怖いものです。
下請け業者というのは一つの会社に長くいる人は少なく責任感も希薄になりがち。
本当の意味での独立した業者ではないのです。

まあ、独立した業者でも現れては消えていくカゲロウのようなところもありますが・・・問い合わせたら音信不通、消えていたなんてよく聞く話です。

おっと、それはさておき

壁の中ではこんなふうになります。
ねじ込み式ボードアンカーが広がった状態
ちょっと開いた感じになっています。

この開きで余計にボードを傷めてしまうのかもしれません。

壁材に使用される石膏ボードは荷重がかかり続けると崩れてしまいます。
しかも年数が経つと劣化も進んで強度が落ちてきます。

壁を見ると
ねじ込み式ボードアンカーは数を打っても抜ける
6か所打たれてました。

これを見ればねじ込み式ボードアンカーでは数を打ってもそのうち抜けることがわかります。

このアンカーはあくまで軽いものを対象としたものでエアコンのような重量物は長期に支えることはできません。

抜けた穴は
ボードアンカーが抜けた穴
周囲が崩れてます。

奥にはコンクリート躯体が見えます。

この躯体にアンカーを利かせれば落ちることはないんですが・・・共用部のため許可が必要です。

エアコンの使用年数をみると
エアコン本体の仕様
約9年。

設計寿命が近づいていることもあって直さず買い替えされるとのことで今回はエアコンを撤去しました。

比較的新しいマンションでは石膏ボードの裏にエアコン設置用の補強板が入っていることが多くあります。
しかしこれも信用できるかといえばちょっとねぇ・・・

重く厚みのある室内機では補強板があってもそれごとはがれて落ちることも考えられます。
補強板が躯体にボルト固定されているならば安心ですが、まずそれはないでしょう。
ほとんどが躯体に接着してあるとか、石膏ボードの裏に張り付けてあるだけとか、ねじや釘で数か所留まっているだけの簡易なものと考えたほうがいいです。

デベロッパーやゼネコンに聞いてもどの程度の荷重に耐えられるのか答えは返ってこないでしょう。
おそらく「普通のエアコンなら付きます」程度の返事しかありませんし、「あとはエアコン工事の人に聞いてください」と言われるのが落ちです。

いずれにしてもエアコンに何もしない状態でねじなどが抜けて落下するようであれば欠陥工事と言えます。

ただ、過去にはエアコン本体の欠陥で壁がふやけて落下する製品があったことも事実です。

落ちる原因もさまざまなんですよ。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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