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2019年2月

2019年2月27日 (水)

仮設のエアコンを撤去し本設

先日、エアコンの仮設置をこちらにアップしましたが、今回はそれを取り外して本設置をします。

仮設のエアコンは二週間ほどで入れ替え撤去となりました。

なぜ仮設置を行ったかは前の記事をご覧ください。

仮に取り付けた室内機は
仮に設置した室内機
撤去します。

撤去が終わったら新しいエアコンの設置へ
新品のエアコンを取り付けへ

一戸建てですがパイプが室内に見えるので配管化粧カバーをします。

室内機設置完了
新品の室内機設置完了
このようにしました。

実際はこの写真、室外機まですべて工事完了後のものです。
すべての工事が完了していないとコンセントは差せませんので。

室内のカバーはこんな感じ
室内の配管化粧カバー

カバーは水平に付くので穴と室内機のレベルに細心の注意をして取り付け、ドレン勾配も確保できるように施工しています。

前回開けた壁の穴もこのことを考慮し予め内壁と外壁で勾配を多めに取っています。

次は屋外側の施工。

仮の設置状況は
屋外側の仮に設置した室外機まわりの状況
我ながらテキトーな施工じゃのう

何分、移設エアコンで短期間使うためだけの仮設置でパイプ類もそのまま、できる限り費用の掛からないようにしたので仕上がりはこのようになっています。

これも撤去して新品を本設します。

このようになりました。
屋外側、新品取り付け状況
いつの間にかサッシにルーバーが付いてますね。

もちろんパイプには配管化粧カバーを取り付け。

そして今回はお客さんのご希望で
ドレンホース先端に防虫キャップを取り付け
防虫キャップを取り付けました。

これを取り付けると虫の侵入を防止できるため、エアコンの大敵“カナブン”による水漏れを防ぐことができます。

夏になると必ず毎年カナブンが入って水漏れするお宅が発生するんですよね。
突然雨のように室内機から水が漏れてきた場合、このカナブン詰まりの可能性があります。

ただーし! この防虫キャップ、お客さん自身で必ずメンテナンスをしてください。
これを怠るとしまいにはホコリが詰まって室内に水漏れを起こします。

ポコポコ音防止の逆止弁と同じですね。

写真でわかる通り長めにドレンホースの自由が利くようにしてあるのはメンテナンス性を考慮してのことです。

エアコン工事に限らず設備工事というのは、その場を納めるだけではダメで将来を見据えた時間的配慮もしなければならないのが難しいところです。

ということで試運転も問題なく本設置が完了しました。

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2019年2月25日 (月)

配管化粧カバー切り込み加工

配管化粧カバーの施工でちょっとした段差をかわす加工です。

エアコン施工前
エアコン設置前の外壁
穴あけ予定の位置からパイプを下ろしますが帯状の出っ張りがあります。

ちょっと凝った造りの建物になるとデザインでこのようになっていることがあります。

周囲は同じようなデザインのお宅がたくさんあって、見回すとみんなジャバラ状のカバーで出っ張りをかわしています。
しかしそれでは耐候性が若干劣るし見た目があまりよろしくない。

それほど大きな段差ではないので今回は、
配管化粧カバーを加工
この部分をアルミ定規、ノコギリ、電工ナイフを使用し切り取りました。

予備のカバーはないので一発勝負。

どれどれ。
配管化粧カバーを段差部分に取り付け
ばっちり

アップ
段差クリア
これならよし。

エアコンを設置し終わるとこんな感じ
エアコン設置完了後
どうですか?

もしも段差部分にジャバラがあると見た目スッキリせずやかましい感じになっていたと思います。

あと、一番上のヘッドカバー(出口カバー)のねじ固定が雨樋でドライバーが立たないので
アングルアダプタ
ドリルドライバーにアングルアダプタをセット。

ねじ固定
出口カバーのねじ固定
狭い場所にはこれです。

出口カバーの周りはコーキングでシールしました。

ひとことに配管化粧カバーといっても施工者によって材料、工法は様々です。

施工の速さと質は相反するので、その場その時に応じたバランスだと思います。

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2019年2月20日 (水)

作業車 直ったかな?

以前にこちらで書いた作業車のクラッチの切れがわるくてギアが入らなくなった件のつづき。

クラッチハウジングとトランスミッション
車の下にあるクラッチハウジングとトランスミッション。

クラッチ本体とフライホイールはこのハウジングの中にあります。

結局症状が再発してディーラーさんで修理してもらうことになりました。

以前、走行約47000kmのときにはじめて症状が出た時はクラッチ、レリーズ関連とその後すぐ再発しフライホイールを交換。
(不具合原因は不明のまま)

そして今回症状が出始めたのは積算約75000km、前回交換から約28000km

いずれもはじめの診断は“クラッチの摩耗”といわれましたが、前回と同様今回もほとんど摩耗していなかったそうです。

摩耗により出やすい症状なので定番の答えとして言っているみたいです。
(どうして摩耗するとクラッチの切れが悪くなるのか理解できませんが。)

分解してもクラッチに異常はなしとのこと。

今回フライホイールまで交換したかは聞きませんでしたが、前回と異なるのはクラッチ一式に加えクラッチワイヤーも交換したところ。
このワイヤーはクラッチペダルを踏んだとき、その動作をクラッチに伝えるもの。

クラッチペダルとワイヤー
中身はワイヤーですがケーブルですね。

普通車だとワイヤーではなく油圧になっているものが多いのではないでしょうか。

どうやらこのワイヤーの品番が以前と変わっているらしく、仕様変更になったようです。

担当の整備士さん曰く、いままで付いていたワイヤーはゴム部品の劣化もあってペダルを踏んだときに直接その動作を伝えられず、横方向に逃げてしまう動きになっていたそうです。

ギアの入りが悪くなった時にクラッチを何度もスコスコと踏んだらなんとなくクラッチのつながり位置が変わったことがあったのですが、それもこのワイヤーによるものと考えられるそうです。

前回約47000kmで今回それから28000kmで再発となり、距離が短くなったのもワイヤーが原因の可能性があると仰っていました。

微妙なもんですねぇ。
症状が出たり出なかったりしたのもなるほどそういうことなら頷けます。

いまはオートマチック車が大半を占める時代なので、少数のマニュアル車をしっかり作るのはコストもかけたくないし難しいのかもしれません。

今回の修理で直ってくれることを祈ります。

エンジンオイルの交換時期が近づいていたので一緒にお願いしました。
仕事で使って高回転を多用するシビアコンディションなので3000km毎にオイル交換、6000km毎にエレメント交換をいつもディーラーさんにお願いしてます。

修理中の代車がスペーシアでしたが軽自動車の進化もすごいものがありますね。
運転席に座って軽とは思えない広さ。
減速時に充電するのでマニュアル車のエンジンブレーキみたい。

わけのわからないスイッチがいっぱい付いていて・・・でもこわくてさわれません。
オートスライドドア、作業車にもほしーい。

この車お高いんでしょうね。

でもやっぱりオートマ車は動きが直感的ではないので違和感があります。
なんか機械に操られている感じがね・・・なじめません。(〽古い奴だと・・・)

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2019年2月18日 (月)

確定申告の時期になりました。

確定申告

毎年恒例、この季節がやってきました。

もちろん当方もやらなければならないのですが税金に関しては素人なので税理士さんにお願いしています。

書類を一式用意して当店開業当初よりお願いしている税理士さんに電話・・・

電話の自動音声「ただいま留守にしております・・・」

やっぱり申告の季節になるとお忙しんですね。

それでは携帯電話へ「電源が入っていないか・・・」

おっとこちらもつながらない。

その後何度電話しても一向につながりません。

折を見ては電話して・・・やっぱりだめ。

ちょっとこちらも焦ってきました。いまから別の税理士を探すのも時間がなくていいところは見つけられそうもありません。

なんたって20年近くお世話になってますので。

電話を入れ始めてから十日ほどたったころ税理士さんからハガキが来ました。
さっそく書かれていた提携の会社へ連絡。

しばらくして公衆電話から入電。なんと入院されているとのこと。

でも申告には間に合うように退院されるそうです。
お大事になされてください。

一時はどうなることかと思いましたが一安心。

自身で申告する知識豊富な方も多いでしょうが、私はド素人なのでヘタに手出しすると返って面倒なことになるといけません。

税制も知らないうちに変化しますし(知らないのはウチだけ?)“餅は餅屋”でその道のプロにお任せするのが一番と思っています。

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2019年2月15日 (金)

エアコンの下に家電製品はNG

エアコンの室内機下に家電製品を置いているお宅をよく見かけます。

でも本当はいけないことって知ってましたか?

訪問して一番よくあるのがテレビですね。

「だってそういうふうに部屋がなってるから・・・」という声が聞こえてきそうです。

そうなんです。
エアコンのコンセントや穴とテレビ用のコンセントやアンテナ差込口がそもそもそのように設計されているところが多いんです。

そこまで考えて住宅設計されているところは少ないですね。

ではなぜいけないことなのか・・・

この時期では「温風があたるから」などの意見もあるでしょう。
たしかに温風が直接機器にあたればそれなりの影響があります。

でももっと注意しなければならないのは水の滴下です。

エアコンを冷房や除湿で運転すると条件によって吹き出し口などに水滴がついて落ちることがあります。

これが下にある機器の隙間などに入って壊したり発煙したりと悪さをします。

怖いのは排水管が詰まって大量に水が降り注いだ場合です。

家電製品に限らず濡れて困るものは下付近に置いてはいけません。

これらのことは取扱説明書に注意書きされています。

とはいえ住宅事情からすれば間取り的にも難しいのかもしれません。
エアコンメーカーの指示通りにしたら取り付けられるお宅が半分くらいになってしまうでしょう。

そして説明書に注意書きされているということは、その責任の所在をユーザー側にするということだと思います。

思いもよらぬ事故などに遭遇しないように注意して使用しましょう。

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2019年2月14日 (木)

新築でエアコンを仮設置?

戸建ての新築でエアコンを仮に設置しました。

エアコンの移設工事を依頼されて先ずは取り外しをおこなったのですが・・・
室内機の電装カバー
これは室内機の電装カバー

これを見て“あれー?”と気付いたらかなりのプロです。

拡大して
電装カバーの固定ネジ
本職の方はメーカー名と何がおかしいかおわかりですね。

この頭の平べったいネジ、イヤーな予感がしてきます。

カバーを外すと(写真は取り外し後に撮影しています)
電装カバーにネジが噛み込みとれない
カバーからネジがとれません。

じつはこのネジ、リモコンを引っかけるためにエアコンに付属してくるもので太くて形状も合いません。

それを無理にねじ込んだため、はまり込んでとれなくなっています。

本来この部分に使用するネジは同じく付属品で4×20mm(太さ×長さ)のトラスタッピング。

このリモコン固定用ネジはおそらく太さ4.5~5mm位でしょうか。

メーカーはシャープですが、電装カバーと使用するネジが分かれた状態で付属してくるので雑な工事人が施工すると間違ったネジを使われてしまいます。

多分付属のネジの袋に4×25mmが数本、4×20mmが1本、そしてリモコン固定ねじが1本の3種類が入っていたと思います。

確認もせず4×25mmを使われているケースもあって、その場合は長いために地付きします。

パッと見で1本だけ形状の違うネジが目について使った・・・てなとこでしょう。(説明書読め

ネジが違っているだけなら目くじらをたてるほどのことでもないですが・・・

問題なのはここから
電装カバー固定ネジの受け側
電装カバー固定ネジの受け側

ちょっと小さくて見づらいですかね。

大きくします。
電装カバー固定ねじの受けが割れている
割れてしまってますね。

太いネジが使われたことで破損していました。

ネジをいくら回してもずるずるエンドレスで固定されません。

この電装カバーは室内外連絡線(室外機電源線含む)を挟んで抜けないように押さえる役目もあるので、ネジがずるずるでは押さえも効かずカバーが浮き、外れて落下することも考えられます。

またカバーが浮くとそこから吸気されてしまうので電装内がホコリだらけになって危険も生じます。

その他にパイプのテープ巻きの締めが強すぎて本体の冷媒管断熱材もペッタンコ。

お客さんと相談の結果、ご新居の設置予定の部屋は暖房がどうしても必要とのことで1ヶ月程度を目途に新品に取り替えることで、とりあえず仮に設置することになりました。

これも雑な施工による害です。販売施工店にクレームを入れるにも年数が経っていることや手続き、認否の問題などで現実的ではないかもしれません。

あきらかに施工不良によりエアコンが落下したケースでもお店が認めないなんてこともあるので。

ということで設置作業
設置作業開始
仮といっても作業自体は同じです。

多少見た目がよくなくてもできるだけ材料費などがかからないように施工します。

壁に穴を開けて
壁に配管用の穴を開けて

室内機の取り付け面の背後はとなりの部屋(間仕切り)なので外壁側の壁に穴を開けています。

こちらのお宅はツーバイフォー。在来工法とは異なり壁内のスタッド(柱のようなもの)があって穴を隅にあけることはできませんでした。

本体や穴の高さは現行のエアコンで吸気効率や掃除のしやすさなどを考慮してお客さんと相談し決めています。

室内機設置
室内機設置完了
パイプが見えていますが新品と入替工事の際は配管化粧カバーを取り付けます。

室外機
室外機の仮設置状況
再使用のパイプの長さが少し足りなかったので室外機のプラ台の下にブロックを敷いてかさ上げしなんとか届きました。

パイプ交換費用がもったいないですからね。

でもこのようにパイプをピッタリの長さでつなぐことは短期間は問題ありませんが、普通に設置する場合はやってはダメです。
時間が経つと地面に室外機が沈んだり、地面自体が下がったりするのでパイプで吊られるようになるためです。

新品設置の際はブロックだけで室外機を置いてパイプは新品に交換。もちろんテープ巻きではなく配管化粧カバーで仕上げる予定です。

いいかげんな工事をするとエアコンの寿命を縮めて余計な費用と手間がかかり、お客さんの負担が増えるという事例でした。

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2019年2月12日 (火)

壁内配管エアコン入れ替え

川崎市の高層マンションで壁の中にパイプが通されているエアコンの入れ替え工事を行いました。

撤去するエアコン(他社設置)
撤去する壊れたエアコン
壊れたといってもガスが漏れて効かなくなっています。

テープ巻き仕上げで見た目がよくないので新たに配管化粧カバーもご希望されています。

取り外しのため室外機をみると
バルブキャップが手締めで緩んでいる
バルブキャップが3つとも手締めで緩んでいます。

電線のつなぎも電気工事士ではありませんね。

こちらのお宅にはもう一台同じエアコンがあって(施工からして同じ業者)そちらもガスが抜けていたのですが、やはりキャップが手締めでした。

時間をかけてここから漏れた可能性があります。
バルブ(パックドバルブ)は短時間キャップを外していても問題ありませんが、長期間外して運転していると冷えたり熱くなったり、圧力変動、劣化などもあってガスが漏れ出てしまいます。

このキャップは飾りではありません。

ガスが漏れたといっても完全になくなっているわけではなく少量残っています。
それを室外機に回収するのですが、これがまた危険な行為。

ガス漏れエアコンは冷媒サイクルに負圧(大気圧以下)になる部分が出てくるので、万一そこから空気を吸い込んでいるとポンプダウン中に運が悪いと爆発します。ディーゼル爆発です。

まねされて事故を起こすといけないのでどのようにしたかは載せませんがポンプダウン完了。

室外機を外したらパイプを撤去していきます。
壁の中を通っているパイプ
壁の中を配管されています。

先行配管とは異なり室内の壁に点検口があってエアコン設置の際に配管する方式です。

よく見ると
壁内で冷媒管接続と断熱不足
点検口内で冷媒管が接続されています。

あまりよいことではありません。冷媒管は接続部が増えるほどガス漏れリスクが高くなります。
これによりそのリスクは倍(接続の数が2倍)になっています。

また、ドレン管は断熱のつもりで防湿テープを巻いていますがこれもダメ工事です。
防湿テープでは断熱効果が低く結露水でびっしょりになります。

冷媒管の防湿テープを指でめくると
冷媒管の断熱がかかっていない
予想してましたが冷媒管が露出しています。

防湿テープをはがします。
防湿テープをはがすと冷媒管が完全露出
冷媒管が完全に露出しています。

設置したときは断熱がかかっていたのでしょう。
冷媒管などに使用されいている発砲断熱材は管の温度上昇や環境により1mあたり1cm程度は必ず縮みます。(多いとそれ以上)
それを止めるためにビニルテープやコーテープ、場合によっては粘着付き断熱テープなどを用いて施工するのですが、これは防湿テープしか巻かれていませんでした。

しかも接続部の断熱を割いた部分も開いたまま。

屋外へ通じる床近くの点検口では
ドレン管に断熱なし
ドレン管に一切断熱されていません。

これでは壁の中で水滴ポタポタ。下手したらカビが生えます。

ガス漏れで返って難を逃れたかも?

おっとパイプを抜く前に
パイプを抜く前にスリーブつばの周囲をカッターで
カッターナイフでスリーブのつばの周囲を切ります。

何をしているのかというと、こういう壁内を配管するタイプはつばがしっかり固定されていません。

本来は壁の中にスリーブ(筒)を通してそれに持たせて固定されるのですが、内壁と外壁の穴の位置が異なるためそれができず、室内の壁紙に接着されているだけなんです。

この状態でパイプを引き抜くと周囲の壁紙ごとベロッと剥がれて破いてしまいます。
当方も過去に経験してます。あっ!と思ったときはもう遅いですからね。

パイプを抜いているときにやはり取れました。
とれたスリーブのつば
このときカッターで周囲を切っていれば壁紙まで破れることはありません。

まあ今回は配管化粧カバーをかけるのでこのツバ自体もいらないのですが。

撤去が終わって新しいエアコンを設置します。
新しいエアコンの設置へ
据付板と配管化粧カバーの受けを取り付けました。

据付板を取り付けたところの壁がなんだか変則的。右半分は補強板が入っているのに左半分は空洞。
でも軽い室内機なので問題ありません。

配管中。
室内および壁内の配管中
壁内で冷媒管のジョイントはせず一本もので通しました。

壁内を通す段階で銅管がある程度硬化してしまいます。そしてさらに配管化粧カバー内に収めるため急角度に曲げるのですがベンダーを使わなくてもいけました。

しかしこちらの建物側の断熱材がグラスウールなので手に刺さってチクチクでした。消防の関係なんでしょうかねぇ。

あともちろん、ドレン管は屋外に出るまで断熱ドレンホースを使って結露防止をしています。

そして完成
エアコン設置完了
きれいになりました。

お客さんにもお喜びいただけて何よりです。

今回から
新品の真空ポンプで真空引き
新品の真空ポンプで真空引きです。

以前のポンプと比べて非常に静か。多分真空引きをしていることにお客さんは気づきません。

ご近所にも迷惑にならないよいポンプです。

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2019年2月 6日 (水)

雨が降ると暖房が効かない・・・

今回は女装モード・・・じゃなくて除霜モード(除霜運転)の話。

エアコンで暖房を使っていると突然「プシュー・・・」、あれ壊れた?温風どころか冷たい空気が室内機からゆらゆらと降りてきて部屋が寒くなります。
これが除霜運転。(霜取り運転とかディアイサーが働くともいいますね)

このブログを書いている今日は雨で気温も上がらずエアコンの暖房を使用している家庭も多いのではと思います。

でもこのような日に限って暖房があまり効かないなんて経験はありませんか。

そもそもエアコンはヒートポンプと呼ばれるように熱を冷媒に載せ移動させ冷房や暖房などをしています。

この寒い外気から熱を奪って室内に運ぼうというのですからムリがあります。

暖房時はただでさえ熱を汲み上げることが困難なのに加え、室外機の熱交換器が冷たくなり零度以下まで下がってしまうため雨や雪が降っていると空気中の湿度で結露、凍結します。

そうなるとますます熱を汲み上げることが難しくなり本体側で“氷を融かせ”と除霜運転が始まります。

除霜は氷を融かしたら終わりではなく、流れず付着した水分も蒸発させないとそのままではまたすぐ凍ってしまうため熱交換器を温めて行います。

室外機の熱交換器を温めるということは・・・勘のいい人は気づきますよね。そう“冷房運転”するんです。

「プシュー・・・」という音は冷媒の流れを冷暖房切り替える四方弁(四方切替弁、四切弁)が作動したときにガスが勢いよく流れる音。
機種によっては音がしないようになっているものもあります。

ということは除霜中は当然のことながら室内から熱を奪って室外機で放熱することになります。

せっかくある程度まで暖房が効いてきたところでいきなり冷房運転。およそ10分程度で終わりますがその間に室温は下がって「あれ?なんか寒い」と。

室内機の風はその間止まる機種が多いのですが、それでも冷たく重い空気が降りてきて足元からひんやり。

なかでも部屋の広さに合わない小さな能力のエアコンを付けていると頻繁に除霜モードに入りちっとも暖まらないということもあります。
設定温度に到達する前に除霜が始まってしまい室温低下→復帰して暖房運転開始、そしてまた設定温度に到達する前に除霜運転と繰り返す最悪の極寒パターン。

室外機に雨が直接あたる環境ではさらに頻度が高くなることも考えられますね。

部屋や環境に対して十分な能力があれば先に設定温度に達してパワーも落ちるため除霜運転を回避できる可能性が高くなります。

今は昔のエアコンよりは効率が良くなり、住宅の断熱性能とあいまってディアイサーが働く頻度も減っています。なのでたまに除霜になると余計に故障と思われるかもしれません。

メーカーも室温低下を緩和するいろいろな方法を採用しているようです。

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2019年2月 4日 (月)

真空ポンプを替えました。

当店のブログをいつもご覧いただいているかたは「え、また・・・」とお気づきかもしれません。

昨年6月より使用していたこの真空ポンプ
昨年6月から使用していた真空ポンプ
このポンプは音がうるさくて振動も大きいという欠点がありました。

こちらの記事で紹介しています。

一応メーカーさんに問い合わせると「2ポールモーターなのである程度は仕方ない」と返事をいただきました。

2ポールモーターというのは電動機の極数のことで大きなポンプになると4極(4ポール)となり同じ電源周波数でも回転数が半分となって音が静かになります。

ある程度の音はやむを得ないと思っていますが、このポンプははっきり言って近所迷惑なレベル。
真空引きを始めると「ガーーー!!!、ブーーー!!!、ブオン、ブオン、ブオン・・・・・」、なんだなんだどうしたとお客さんが見に来る始末。

べつに現場で“ボク真空引きしてます”なんてアピールは必要ありません。

夜寝ながらふと考えて買い替えを決めました。

購入した真空ポンプ
購入した真空ポンプ
アサダの1.8CFM・Eco。やっぱりこのポンプに回帰。

というのも去年ポンプを買い替える前まで使っていたものと同じです。

同じ2ポールモーターでも音が静かで振動も小さい。

今回はアマゾンではなく、いつもの資材店で取寄せてもらいました。

仕様
購入した真空ポンプの仕様

5HP(馬力)まで対応。
エアコンの馬力?ってなりますよね。昔から業務用エアコンは馬力で冷房能力を表すことが多いのですが、1HPは冷房能力2.8kW(ルームエアコンだと10畳用)。したがって5HPは14kWです。
ルームエアコンには十分すぎるポンプ能力です。

2ポールモーター

真空度25ミクロン
問題ありません。

排気速度は電源周波数60Hz(ヘルツ)地域で50l/min(毎分50リットル)。50Hzだと42l/min。
周波数によってモーター回転数が決まるので50リットルに5/6(50/60[Hz])を掛けた値。
これだけ小型でこの速度は立派なものです。

そして何よりこの質量5㎏
真空ポンプの質量が軽く、小さい
これが結構大切なことです。

いままでのは重くて(6.5㎏)しかも持ち手のハンドルがプラでのっぺりしていて滑る。以前同じものを使ったときは滑って落とし壊れて処分しました。

新しいほうは鉄パイプにゴムハンドルなので落とす心配がありません。

もちろん2ステージポンプ(ポンプが内部で2段)

新冷媒R32対応
新冷媒R32対応の真空ポンプ

やはり新冷媒R32ともなると真空の質も高くないと・・・いえいえ違います。

前回の記事でも触れましたがR32にはわずかですが燃性があります。そこにスイッチング始動回路の付いたモーターは火花で引火の可能性もあるためです。

“コンデンサモータ採用”などと書かれていることもありますが、同じコンデンサモーターでもスイッチング回路のあるもの(コンデンサ始動形)も存在するので、おそらくは“コンデンサ運転形単相誘導モータ”のことを指しているのではと思います。

それに
真空ポンプの箱にHIGH QUALITY PROの記載
HIGH QUALITY PROですよ。

どうでもいいか。

箱から出します。
真空ポンプを箱から出したところ
真空オイルも付いてきます。

オイルはメーカーによって粘度が異なり、アサダさんはトロッとして少し粘りがある感じ。タスコさんのは水みたいにサラサラです。

以前使っていた同じポンプを点検調整に出すか迷って取ってあったので
真空ポンプを新旧並べて
並べてみました。

まったく同じです。

でも中身は仕様変更されています。
古いほうはこのポンプの初期型ですがモーターの始動性がよくない。冬の寒い日は一回のスイッチオンで回らず、入れ直すとゆっくり回り始めるという感じでした。
これはオイルが硬くなることが主な原因です。なので始動時は必ず無負荷(大気を吸わす)にしていました。

新しいほうはカタログに「新型モータで低温・低電圧時の能力強化」となって、試運転したところ確かに改善されてました。
うん、これは心強い。

真空計をセットして運転。
真空計を付けて真空ポンプを試運転
うるさくありません。

この画像見て「針が動いてないじゃん。」と思った方、この真空計はゼロ(大気圧)が右側で今指しているのは-0.1MPa。真空到達(ポンプ能力の真空到達度)です。

ポンプの振動で針がブレることもなし。

やっぱりこれだなー。
価格も安くてこの能力と静粛性。多少オイルの入手性に難はありますがそれを吹っ切るほどの安心感。

この真空ポンプは傑作だと思います。

一方、うるさいポンプはムリしてガンバってる感が半端ないですから。壊れるんじゃないかと心配になるし音で疲労が増します。

うるさいほうは処分せずに汚れの多い配管用(古いシステム、配管など)に使おうかなと思います。

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2019年2月 1日 (金)

なつかしのエアパージ(今は禁止)

お客さんからブログネタにどうぞとこんなものを見せていただきました。
昔の本体ガスによるエアパージ
本体のフロンガスR22を放出してエアパージする説明書です。

エアコンは工事完了間際に室内機やパイプの中の空気を抜いてから室外機のバルブを開放し管内(冷媒サイクル内)に空気や水分が残らないようにします。

現在では“真空引き”といってポンプで空気を引き抜く方法が用いられます。

しかし昔のエアコンは画像のように本体に入っているフロンガス(フロン22)を放出して空気を追い出す方式がメーカー推奨のもと行われていました。

真空ポンプはもちろん当時から在ったわけですが、いちいち準備する手間を省く意味あいがあったのだと思います。

本体ガスによるエアパージであれば準備もなく5~10秒程度で済んでしまいます。慣れてくれば放出の秒数ではなくガスのニオイでパージが完了したことが判るようになります。

いま新しいエアコンでこのようなパージをしても熱交換器の造りが複雑で空気が抜けきらないでしょう。

でもお客さんは一流メーカーがこのようなことを書いていたことに驚かれておりました。

今ではフロンガスを空気中に放出することがいけないことだと皆さんご存知だと思います。
一時は「真空引きしてくれますか?」と問い合わせで聞かれることもありました。

でも遡ること20数年前まではフロンガスを放出することは何の問題もなく、それどころか人畜および環境にも無害で何にでも使用(冷媒、洗浄、スプレー缶などのガス、断熱材の発砲などなど)できて開発した人はノーベル賞ものだと賛美されるほどのものでした。

なのでメーカーもこのような説明書を付けてましたし、講習のテキストにはフロンガス開発者の肖像画と共にもちあげて掲載するほどでした。
(いまはさすがに消してるでしょう)

当時は撤去するエアコンなどもいちいちポンプダウンをせずにガスを放出することも普通に行われ、機種によってはバルブがない(ワンショット接続など)ため外すと必ず全量放出してしまうものもありました。

ただ人畜無害といっても一台分のガスを一気に放出すると酸欠でクラクラと気が遠くなったものです。

自動車のエアコン(フロン12)だってガスが漏れて毎年補充している車が多かったと思います。

しかし、調査研究などで地球の上空で太陽からの強い紫外線を緩和しているオゾン層をフロンガスが変化して破壊していることが判明。
オゾンホールが大きくなり影響が叫ばれるようになってたちまち極悪ガス扱いとなりました。

まあ、完璧なものなんてないですよね。こういうもんです。
いま世の中で安全と思われているものだってどうだかわかりませんよ。

エアコンに使われていたフロン22(R22)はその後オゾン層を破壊しないR410Aへと置き換えられました。

それまで使用されていたR22の特性があまりにもよかったため幾種類の候補からR410Aの採用に踏み切るにはメーカーなど相当悩んだようです。

結果R410Aが選ばれたのですが、これの難点はガス圧が高くなるため本体の材質、工具や材料などに変更を要したこと、そして温暖化係数が高いことです。

温暖化係数はルームエアコン一台分のR410A(約1kg)で二酸化炭素(CO2)に換算して3.6トン分に相当します。

エアコンは施工不良や本体不良、劣化などによりガスが漏れてしまうことがありますが、全体でみれば毎年かなりの量が知らないうちに漏れて空気中に放出されていることでしょう。

その後さらにR32というガスへ置き換えられました。それまでの二種類の混合冷媒であったR410Aから単一冷媒になり温暖化係数が低く1/3程度になりました。

それとは引き換えにガス圧が更に高くなった(少しですが)こと、これまでの冷媒と異なり燃性があるため火気注意となりました。

R410Aが採用された当時の講習で燃性のあるガスは却下されたと聞きました。

エアコンはこれまでも圧縮機によるディーゼル爆発事故の事例がありますがR32とあいまって危険が高くなることもあるのではと考えています。

おっと、かなり話がふくらんでしまいました。

むかしはフロンガスを放出してもよかったという話でした。

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