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2018年6月

2018年6月29日 (金)

UR賃貸住宅で2台設置・・・

UR都市機構の賃貸住宅で2台のエアコンを設置しました。

いつものことですが・・・

室内機固定用のナットがグラグラ。サイズが合っていません。ホントにこれが多いんです。

壁から出ているボルトがインチネジでナットがミリネジなのです。

試しに付いていたボルトを抜いて10mm(ミリネジ)の六角ボルトを入れてみると
ミリネジの六角ボルトを試しに挿入
ピッタリです。

コンクリート躯体に埋め込まれているインサートはミリネジ。

差し込まれていたボルトだけがインチネジのものが使用されています。

これが建築の曖昧さというかザツなところです。おそらくURさんでも把握していないでしょう。

ボルトを並べると
ミリネジボルトとインチネジボルトを比べて
ネジのピッチが異なるため噛み合いません。

拡大。
ミリネジとインチネジ
ピッチがずれているのがよくわかります。

インチのボルトにミリナットを使用するとピッチが合わずネジの面ではなく点で接触するようになり強度が落ちます。

しかも太さも若干異なりナットはグラグラです。

お客さんと相談し今回の室内機は質量が少ないためそのまま使用することにしました。
今回はそのまま取り付け

もう一台も同じくインチボルトが使用されていました。

こちらはパイプを通す穴が床近くにあって部屋の中を配管することになります。
部屋の中を配管する
配管施工中。

当初、室内用の配管化粧カバーをご希望されていましたが退去時の補修費を考慮してテーピング仕上げに変更。

出来るだけヨレのないように見た目を重視し仕上げます。
室内のパイプをテーピングで仕上げ。

仕上がりをお客さんに確認していただきOKをいただきました。

カーテンをかけると途中のパイプは見えなくなります。

室内を通る排水管(ドレンホース)は結露しないように断熱ドレンホースを使用しています。

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2018年6月25日 (月)

ダイキン risora 設置しました。

新しいデザインのエアコン「risora」(りそら)を設置しました。

当店では初のrisora設置工事です。

室内機設置状況
ダイキンrisoraの設置状況
左右の寸法がギリギリでしたcoldsweats01

エアコンの冷房能力は7.1kW。23畳用で高容量です。

横から見ると
risoraを斜め横から見たところ
この薄さです。

近頃多い壁からビヨーンと飛び出たデザインとは異なり主張せずいい感じです。

少し下がって
risoraを少し後ろに下がって見たところ
どうでしょう。部屋にマッチしてます。

こういうエアコンを待っていました。

エアコンの能力が高くても室内機の質量は11㎏しかありません。しかも薄型なので設置できるお宅をあまり選びません。
重くて分厚い機種はどうしても壁の強度で設置できないことが発生するのでこういった面でも有利です。

運転してみます。
risoraを運転したところ
ルーバーが開き、正面のパネルが吸気面積確保のために手前に浮き上がります。

ルーバーは中にもう一枚ありました。

斜め横から見ます。
risora運転中、斜め横から見たところ
見た目の変化も最小限に抑えられています。

十数年前に同じくダイキンで出した薄型エアコンは運転すると大変身して原型をとどめないほどでした。
しかしこれは運転中のデザインにもこだわりを感じます。

少し後ろへ下がって
risora運転中、少し後方から
いいですね。

7.1kWと高能力ですが薄型なので風量はどの程度出るのか気になりましたが、さすがファンの設計から造り直しただけあり強力です。
遠くまで冷気が届きます。

本体の色も部屋にあわせて選べるようです。

ただしフィルター自動掃除機能は付いていません。個人的にはこの機能は無いほうがいいと思っていますのでかえって良い印象です。

運転ランプ
risoraの運転ランプ
キレイな輝きshine

ランプの上に人と床の温度を検知するセンサーがあります。

まだ登場して間もない機種なのでこれから不具合などが発生することもあるかもしれませんが、ひとまず気に入りました。

しかしまだ値段moneybagがお高いようで・・・

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2018年6月23日 (土)

ルームエアコンでも時には配管溶接

ルームエアコンの工事で冷媒管を途中で接続する場合、溶接する作業はほとんど見ないと思います。

業務用エアコンを扱ったことのない工事屋さんはユニオンという部材を使用して接続します。
冷媒管接続用のユニオンとフレアナット

ユニオンは双方にフレアナットを使用して銅管を中継接続することができます。

狭い点検口の中など火を使えない場所ではこれを使用して接続するのが安全です。

ただし、こうしたメカニカルな接続は隠ぺい配管など壁の中に埋め込んで点検できない場所では絶対に使ってはいけません。何年もしてからガス漏れすることがあります。

今回の工事は7.1kWのルームエアコン設置で、配管が長く径も太いため一本モノのパイプでは通すことができず途中で接続が必要になりました。

そこで今回は溶接で接続します。

溶接は“あぶり不足”でロウがまわらずガス漏れしたり、“あぶり過ぎ”で銅管を溶かしたり、ロウが泡立ったりするのである程度の経験が必要です。

確実な溶接ができればその後何年経ってもガス漏れを起こすことはありません。

作業場の様子
溶接前の作業場の様子
手前に窒素ボンベがあります。

「窒素で溶接するの?」 いえいえそうではありません。
管内に酸素があると溶接の熱で内面にススが付き真っ黒になります。

新品のエアコン設置なので窒素でパイプの中を満たしてススの発生を抑えます。“窒素ブロー”とも言います。

ちなみにこの程度の溶接箇所でススが出たとしてもエアコンに影響はありません。念のためということで・・・。

業務用エアコン(特にビル用マルチ)では溶接をたくさんするので窒素ブローは必須です。
ススが付かないようにするスプレーもあります。←これはイマイチですが。

窒素はガス屋さんに詰めてもらうと15MPa(150㎏/㎠)程度圧力があるのでそのままでは使えません。
窒素ボンベに付けたレギュレーター
レギュレーター(調整器)を使います。

もちろんボンベ直で使うツワモノなどいないと思いますが。

窒素レギュレーター
レギュレーターの2次側はハンドルの調整で任意の一定圧力に保つことができます。

続いて溶接
銅管の溶接
溶接中の写真を撮れるほど器用ではありません。もう一本手が必要です。coldsweats01

溶接するところの周りは雑巾を濡らして火炎や熱の影響を受けないように養生します。

手前にあるのが溶接器。酸素(黒いボンベ)には窒素と同じように酸素用のレギュレーターが付いています。

溶接完了。
冷媒管の溶接完了
雑巾で表面のススを拭き取り、ミラーを使い目視で仕上がりを確認します。

はいこれで絶対に漏れません。good
ユニオンより確実。丈夫で長持ちsign01

銅管の溶接はロウ付けで行いますが、ロウを流し込んだ後に更に強度を上げるためフィレットといって盛りを付けます。

2分管は細いのでカットの仕方やあぶり過ぎ、ロウの流し過ぎで管が塞がってしまうことがあるので加減が必要です。

また同じところをあぶり過ぎると銅管が溶けます。パイプの太さに応じた火力調整(可燃性ガスと酸素の量)と吹管(スイカン)を持った手は常に均一に熱がまわるように動き続けていなければなりません。

火口(ヒグチ:炎の出る先端部分)と母材の距離も状況に応じて変化させます。

ロウ付け時、銅管は800℃程度になりきれいなピンク色に輝きますshineのでしっかり冷ましてから保温材を巻きます。
銅管を冷ましてから保温とテーピング

ユニオン接続と異なり仕上がりがデコボコしないのも良いです。

室外機も設置して完了した様子です。
作業完了の様子
溶接箇所は配管化粧カバーの中です。

別の角度から
作業完了の様子、別の角度から

溶接作業は安全に行う必要があります。ガスを扱うのはもちろんですが、母材やロウ材も高温になります。

左手の人差し指と親指の間には二十代の頃にロウが銅管から垂れて陥没した跡が残っています。wobbly

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2018年6月22日 (金)

エアコン専用回路の補修

エアコン専用回路(専用コンセント)に配線されている電線の補修工事を行いました。

建物はマンションの一室で、専用回路はバルコニー内の壁にボックスが設けられそこから室内のエアコン用コンセントへつながっています。
専用コンセントへ延びる電線
めずらしい方式ですね。

これは30数年前、建物竣工時に設置されたエアコンが室外電源機であったため、そこへこの黒い電線で直接接続されていたものと思われます。

電線をよく見ると
劣化した電線
ひび割れが見えます。

お客様いわく、数日前に電線から煙が上がって消防や警察がきて大変だったそうで。

持ち上げてみると
心線が見える
中身が見えてますね。

拡大すると
電線のひび割れ部分

いままで何事もなかったのが不思議なレベル。

この電線は選定を誤ったため絶縁被覆が紫外線、その他で劣化してこのようになったものと思われます。

― 安全な方法で補修します。 ―

ボックスを開けてみると
専用回路のボックスを開けたところ
ありゃー。アースはないと思ったら使ってなかっただけ・・・coldsweats01

緑色の線持ってきてないよ・・・。

電線はVVFケーブル(2.0-2C)と白色のIV線(1.6)を新たに配線して接続しました。
既設のボックス内で電線を接続

白色IVをアース線に使用するので緑色の標識を施しています。(内線規程による指示)

合成樹脂管配線としました。
合成樹脂管配線1
合成樹脂管配線2
同時にエアコンも新品へ入れ替えるので新しい室外機が見えます。

室内のエアコンコンセントからきている電線(VVF)と防雨ボックスを設置して接続します。
新設の防雨ボックス内で電線を接続

以前は左にある配管化粧カバーの中で劣化した黒い線と接続されていました。

アース線も接続して室外機へつなぎます。

つないでいない電線がありますがこれはこのままにします。
これを一緒につないでしまうと専用回路ではなく分岐回路となりエアコンの電源には使用できません。

ボックスのフタを閉めて完成です。
防雨ボックスのフタを閉めたところ

電気も安全第一。これで安心して使用できます。

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2018年6月15日 (金)

点検 エアコンが動かない。

川崎市幸区(今回初めてのお客様)でエアコンが動かなくなったとの点検依頼があり、たまたま近隣にいて時間があったので即刻訪問しました。

急にエアコンが動かなくなってリモコン不良かと汎用のエアコンリモコンを購入しても動作せず、本体の応急運転スイッチも反応しないとのこと。

まだ購入して5年ほどであまり使わないのに動かなくなってがっかりされています。

今回のエアコンはコンセントを差し直すとフラップ(ルーバー)が動くはずですが何の反応もありません。

(もしかして・・・)

基本の電源チェック。テスターでコンセントの電圧を測ります。
コンセントの電圧測定0V
ほぼ0Vで電気が来ていないのがわかりました。

(やっぱり?)

念のためエアコンの絶縁抵抗を測定し漏電などしていないか確認します。
絶縁抵抗測定
測定中は両手がふさがり撮影できません。

漏電はなく正常でした。

そしてブレーカーを見に行きます。

ブレーカーが落ちていれば、その原因を探さなければなりません。また落ちてなければ断線箇所を探すことになります。

結果、ブレーカーが落ちていました。

(やっぱり。)

一旦ブレーカーを上げてコンセントの電圧を測ります。
コンセントの電圧測定 約104V
約104Vで問題なし。

エアコンのプラグを差すとルーバーが動きました。

リモコンでスイッチオン、運転が始まります。しばらくして室外機が動き出して冷房が効いてきました。

ブレーカーは落ちません。

こちらのお宅は分電盤のブレーカーレバー部分にカバーがないタイプのため、物を置いた際に触れてエアコン回路が落ちてしまったようです。

それには心当たりがあるようでエアコンは壊れておらずお客さまもひと安心。

これにて一件落着。

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2018年6月11日 (月)

200V用ブレーカーに交換。

リビングに200Vエアコンを設置してコンセントも200V用に交換しました。
エアコン200V用コンセント

これだけではエアコンのプラグを差し込んでも動きません。電圧はまだ100Vです。

稀にお客さんが勝手にコンセントを交換していて電圧が100Vのままということがあります。
コンセント交換も電気工事士でないとやってはいけませんよ。いまはホームセンターで簡単に入手できるので便利ですが無資格者に販売するのはどうかと・・・。

ブレーカーのところ(分電盤)へ行って電圧を切り替えます。
分電盤を開けたところ

しかしブレーカーが100V用でした。

ブレーカーも200V用に交換しなければなりません。
100V200V兼用のブレーカー
100Vと200Vのどちらでも使用できるブレーカーです。

100V用のブレーカーに200Vを印加しても壊れるということではなく、遮断器を作動させる素子の数に決まりがあります。

100V用のブレーカーでそのまま200Vを使用すると危険で、電気設備技術基準や内線規程に反することになります。

そのほか遮断電流も配線の太さ、コンセントなどにより選定する必要があります。
ブレーカーが落ちにくいように容量の大きなものを選んでは保護装置になりません。

100V用ブレーカーを外して
取り外した100V用ブレーカー
黄色いものは目印に付けたテープです。

箱から出した200V用ブレーカーを付けます。
新しい200V用ブレーカー
これも中国製か・・・

交換と電圧切替が完了。
ブレーカー交換と電圧切替が完了

回路の絶縁抵抗測定や電圧測定、施工記録をとって完了です。

無許可の業者と異なり、電気工事業を登録している者は、どこで、いつ、どんな施工をしたか、主任電気工事士と施工者の名前、試験結果はどうだったかなどを記録保存する義務があります。
めんどーですけど・・・“電気工事業の業務の適正化に関する法律”の条文にあるのでしかたない。coldsweats01

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2018年6月 8日 (金)

整えられた室外機置場

いつも当店をご指名いただいているお客さまのお宅へエアコン工事へ伺いました。

今回は戸建ての一階部分に設置するとのことで室外機の置台にブロックを用意して現地へ・・・

「室外機はここへ」と案内されたところは
整地された室外機置場
なんときれいに整地されています。

設置するスペースが限られているため花壇になっているところにブロックを埋め込み周囲には石が敷かれています。

これはすごい。

ブロックで室外機の荷重による沈み込みを抑えています。間隔も室外機の足幅に合わせてあります。

周りに敷かれた石は見た目もよいですが、泥跳ねを防止でき水はけがよく本体の寿命を延ばすことにつながります。

役所などのエアコン工事では室外機の周りに石をまくことが普通に行われています。

室外機の設置準備が完了。
室外機設置準備完了。

配管がおわって室外機を設置します。

室外機設置完了。
プラベース(樹脂製の置台)を使用してそのまま設置できました。

作業性もよくすんなりと。安定性も問題ありません。good

試運転も正常で完了です。

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2018年6月 6日 (水)

電気、接触不良が危険な理由

先日こちらで延長コードを使用していて発火の危険性などについて書きました。

ではなぜそれが危険なのか・・・

各家庭には分電盤(ぶんでんばん)という電気を各部屋へ分けているところがあります。
分電盤
ブレーカーのあるところと言ったほうが早いですね。

この写真では左から電力会社の電流制限器(リミッター)、漏電遮断器、各部屋へ分岐している小ブレーカー(過電流遮断器)となっています。
(電力会社との契約により付いているものが異なる場合があります。)

電流制限器は電気の契約容量に応じて使用できる電流の上限を制限するもので、全体の使用量が制限を超えると自動で落ちるようになっています。
これは保護というよりも電気の使用を制限する目的のほうがメインで電力会社の財物です。

その右にある漏電遮断器は電線や機器で“漏電”といって電気が漏れた際に遮断する装置です。
電気は本来、往きと帰りが同じ量のはずですが途中で漏れるとそこに差ができます。それを感知して作動します。

右にいくつもある小ブレーカーは各部屋のコンセントや電灯への配線類を保護しています。
電線がショート(短絡)したり、電気を使い過ぎて危険な場合は作動して電気を止めます。

このように分電盤は電気の安全を確保するため重要な役割を担っています。

しかしこれらの各遮断器で保護できないものがあり、それが接触不良です。

電気的に抵抗が大きくなった接続箇所を接触不良(接続不良)といいます。その抵抗により発熱、電圧降下が大きくなり発火します。

容量の小さな細い電線(延長コードなど)に多くの電流を流しても同じようなことが起きます。

これらの場合過電流は起きません。もちろん漏電でもありません。
分電盤の保護装置では感知できないのです。

発熱した電線類やコンセント、プラグなどは電線は溶けずとも絶縁物が次第に焼けて炭化(カーボン化)しそこに今度は電気が流れはじめます。
そのうちプスプスとくすぶり発火します。

エアコンのように長時間電気をたくさん使う機器は特に気を付けなければなりません。
(電子レンジやドライヤーなども電気をたくさん使いますが短時間のため危険性は低くなります。)

いまも危険な状態で気付かず使用されている発火予備軍のようなお宅を多く見かけます。

近頃の建物はエアコン用に専用コンセントが設置されていますが、そうでない建物で工事費用を安価にしたいがために専用回路を設けずエアコンを設置する、またはそれを工事人に強要することは危険な行為なのでやめましょう。
工事屋さんが自らそうした行為をした場合は論外ですが。

電気は安全ではありません。安全に使用することが重要です。

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2018年6月 5日 (火)

真空ポンプを新調!

エアコン工事といえば真空引きというほど一般にも知られるようになりました。

目に見えてよくわかる作業なのでメインイベントのように感じる方もいるようです。
でもエアコン施工、修理業者としての真空引きは作業の一部でしかありません。

当店では開業当時からエアコン設置後は必ず電動ツーステージ真空ポンプを用いた真空引きを行っています。

ところが使っていた真空ポンプの音が少しおかしい気が・・・。

オイルを交換しても直りません。

真空が引けなくなる前に買い替えを決断sign01

いままでアサダのポンプでしたが今回はタスコ(タコスじゃないですTASCO)にすることにしました。
タスコも古くからあるエアコン工具メーカーです。

エアコン資材店へ問い合わせましたが在庫はなく取り寄せになるとのこと。

こういう時はアマゾン。
アマゾンで真空ポンプ購入。
朝に注文してその日のうちに到着しました。

タスコのTA150RB。ツーステージです。

資材店ではセール中で安くなっていると言ってましたがそれでもアマゾンのほうが安い。
こういうメーカー製品は工事と違って安くても販売ルートが違うだけで同じ物。“安かろう悪かろう”ということはありません。

実は以前数年前にこの機種を一時期使っていました。取っ手が滑りやすくコンクリート面に落として壊した痛い経験があります。

アサダのポンプのほうが持ちやすく同じものでもよかったのですが本体の入手性が悪く断念。

開梱。
真空ポンプの箱を開けます。
もちろん新品です。

ポンプ本体
真空ポンプ本体
いまだにこのポンプは人気があるようですね。

通算したら真空ポンプはこれで7台目でした。はっきり言って消耗品ですね。
昔は10万円程度したので修理に出すことも考えましたが今は修理に出すより買い替えたほうがいい価格です。

でも以前買ったULVAC(日本メーカーの純国産)の真空ポンプは大切にとってあります。カタログを見ても似たポンプはありますが同じものはないので受注してからエアコン用にセッティングして出荷しているのかもしれません。なぜ使用しないかというと純正オイルが非常に高価で頻繁な交換ができないため。真空度はズバ抜けて(エアコンでは不要なほど)高くさすが真空機工(現在はアルバック機工)という真空ポンプの専門会社だけあります。
いざというときだけ出動させます。

往年の名機“ロビブラック”と呼ばれた機種はもう見かけませんね。これは2台買ったことがあります。
(当時は他にあまりいいのがなかった。)

ポンプの付属品は
真空ポンプの付属品
真空オイル、キャップ(排気マフラー)、電源コード

この純正オイルはサラサラで粘度が低く水のようです。少しオーバーですが。

電源コードが脱着できる方式です。前はこれがよく接触不良をおこしましたが今度は大丈夫でしょうか。

このキャップをとって
真空ポンプに付いている保護キャップ
ここから真空オイルを注入します。

レベルを見ながら入れます。
油面を見ながら真空オイルを注入
油面を中央レベルに合わせて。

排気マフラーをつけて、いざスイッチオン!

音がうるさい!アサダのほうが静かでよかったかも・・・。
そういえば前もこの機種うるさかったのをいまさら思い出しました。

真空計で問題もなく準備完了。

あれ? 前は日本で組み立てていると宣伝していたような気が・・・
メイドイン中国
毎度イン中国。

ま、いまの日本製が良いかというとそうでもない感じです。

これからはこのポンプで修理と工事に伺います。

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2018年6月 2日 (土)

エアコンを延長コードで使うと・・・

川崎区でエアコン点検を行いました。

症状は室内機が点滅して動かないそうです。

さっそく冷房運転、設定温度は最低の16℃にしました。

しばらくたっても室外機が動きません。
室外機の基板を見るとエラーらしきLEDが一つ点滅しています。

何のエラーだろうと外板を開けようとしたところ室外機が動き出しLEDの点滅も消灯しました。

室外機液管バルブの温度
室外機液管側バルブの温度は8.5℃
8.5℃

ガス管バルブの温度
室外機ガス管側バルブの温度3.5℃
3.5℃

いやー、絶好調じゃないですか。good

かなり古い機種ですがここまで調子いいのは使用頻度が少ないのかもしれません。
なお使用頻度が少ないからといって長持ちすることはありません。使用頻度が少ないほうがいい部分と逆に使い続けたほうがいい部分とがあります。

この状態で圧力を測るという無意味なことは致しません。

もしやフィルターが詰まっているのでは? と室内機を見ましたがほとんど汚れていませんでした。

室内機の吸い込み温度
室内機吸い込み温度20.5℃
20.5℃

吹き出し温度
室内機吹き出し温度7.5℃
7.5℃

まったく問題ないですね。

暖房運転も正常。

お客さまと話をしながらいろいろと見ていると・・・

あれ、専用コンセントがない。down
エアコンの電源を延長コードで使用していた
室内機から出ているのは延長コード。

本体の裏でつないで延ばし床上付近のコンセントに差してありました。

コンセントに差してあるプラグの温度を測ると40℃以上。
明らかに異常な温度です。このとき金属の刃の部分は触れないくらい熱くなっています。

温度が高いということは電気の接触抵抗も高く、ここでの電圧降下が大きくなります。

しかも延長コードも電圧降下が大きくなる原因なので、これらにより室外機のコンプレッサーを回すための電圧が不足して起動不良に陥った可能性が高くなりました。

点検時はたまたまうまく運転できただけかもしれません。

エアコンを止めてプラグを抜くと
プラグの焼け、変色、変形
刃の根元付近は焼けと変色。

片方の刃は傾いています。

一方、コンセントは
コンセントの焼け
エアコンの差してあった下側が特に焼けてます。

拡大して
コンセントの焼け拡大
左側は特に大きく変形していますね。

火を噴く寸前です。bomb

今回のようにプラグを差した状態では焼けているのは気が付きません。
いきなり発火して大騒ぎになります。

このコンセントのすぐそばにはカーテンがかかるようになっているので発火したらそのまま燃え移って火事になってしまうことも容易に想像できます。

昔からエアコンで火事になる典型的な例ですね。

万一、出火して消防を呼ぶようなことになれば警察もきて工事をした会社、担当者も出頭命令がくると思います。
電気工事士が行ったか、電気工事業を登録しているか、責任者は誰か・・・いろいろ調べ上げられて施工者の責任として賠償を含む大変なペナルティを課せられるでしょう。

安易にこのような工事をすると痛い目をみます。“知らなかった”や“お客さんの指示で”は通用しません。

なぜエアコン工事に電気工事士の資格電気工事業の登録の両方が必要なのかお分かりいただけると思います。

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