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2018年5月

2018年5月23日 (水)

マルチエアコン設置(室外機)

ようやく室外機の設置作業です。

配管類は室外機を置く前にフレア加工し接続するだけの状態にしておきます。

台となるブロックを水平器を使用してレベル調整し室外機をセットします。
室外機をセットしたところ

室外機を台車で運ぼうとしていたところお客さまが手を貸してくださり難なく済みました。ありがとうございます。happy01

カバーを開けるとバルブ付近に補器類が露出して付いていますがおそらく室外機の中に収まらないのでしょう。
バルブ近辺の補器類

端子台のところ。
180522_30
電源(ねじ止め)と室内機接続が2系統あります。

パイプと室内機への連絡線を間違えると異常な動きをするので注意が必要。室内機を一台運転すると停止中の室内機へ冷媒が流れてしまい冷房だと氷が落ちてきたりします。

ただし昔とは異なりエラーなどで誤配線を知らせてくれるようですね。

冷媒管をつないで
冷媒管を接続したところ
上段がA室、下段がB室。

冷媒管も各室内機の細い管がA室なら太い管もA室の接続口につなぐ必要があり間違えないようにします。

マルチエアコンでは各室内機への冷媒管の長さ制限もあります。
この室外機の場合、2室合計最大50mまで、1室最大30mまで、1室最小3m以上となっていて合計30mを超えると冷媒の追加充填(補充)が必要になります。(補充は今回必要ありませんでした。)

そのほかにも室外機と室内機、室内機と室内機の許容高低差の制限もあります。

接続と真空引きが終わって運転できる状態になりました。

ここで忘れてならないのはアース工事。
アース工事
砂利をよけてシートをめくり穴を掘ってアース棒を埋めました。

今回使用したアース棒は長さ60㎝のものです。

接地抵抗は
接地抵抗の測定
30ΩでOK。(こちらのお宅では500Ω以下であれば大丈夫です)

アース線の先でリングを作って室外機のアース端子に接続。

絶縁抵抗測定も問題なし。

ブレーカーを入れて電圧チェック
電源電圧測定
約207Vで問題ありません。

ではこのエアコンに付いているチェック機能で誤配線がないか確認します。
誤配線チェック機能で確認中
配管が凍ってきました。懸命に調べているようです。

しばらくたって
ランプで誤配線がないか確認
ランプで正常を表しています。

ほんとはこのようなことをしなくても室内機を一台ずつ運転すればわかります。

また外気温が低いとチェック機能は動作不能で、そのときは目視で確認だそうです。(いきなりローテクcoldsweats01

その後は各所試運転確認して問題ありませんでした。

すべての作業が完了。
設置完了

これで安心して夏を迎えられますね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2018年5月21日 (月)

マルチエアコン設置(電源補修)

前回からの続きで、あやしい電源を補修します。

既設のエアコン電源

入線カバーから出てきている電線は電線管ではなくドレンホースに収まっています。

一見、PF管(屋外に使用できる可とう電線管)に見えますがそれとは異なりフニャフニャです。

エアコン工事人が入線カバーの中で電線を接続した可能性が高いため開けて見てみます。
入線カバー内の電線接続状態
ハイ、エアコン屋さんダイスキsign02何でもかんでも+どこでも差込形コネクタsign01ってオイ。

差込形コネクタは屋外のこのような状況下では心配です。大雨などで水分が付着したり高湿度の環境には不向きな接続。

差し込む電線が曲がっていたり、電線を動かしたりすると接触不良のもとになります。

エアコンのように長時間大きめの電流が流れるところでは尚更です。

バネの力で接続を保持する方法がよくぞ電気用品安全法の適用を受けられたものだと首をかしげていますが考えすぎでしょうか。

これから10年、20年あるいはそれ以上使用するのでより安全な方法で直します。

入線カバーを撤去して防雨形ボックスを取り付けます。
防雨形ボックスの取り付け

このボックスは穴が開いていませんので各所必要に応じドリルで加工します。

電線を通して圧着接続
リングスリーブによる圧着接続
歴史と実績のある圧着です。

絶縁キャップを取り付けます。
180519_50

ボックスの周囲と穴の部分で必要なところはコーキングで止水します。
ボックスをコーキングで止水処理

結露水などが溜まらないように下面に穴を開けています。

パッキン付きのフタを付けるとこのようになります。
フタを取り付けた様子

これで安心。

次回は室外機の施工です。

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2018年5月17日 (木)

マルチエアコン設置(屋外配管)

前回に引き続きマルチエアコンの取り付けです。

古い配管化粧カバーを全部撤去しました。
撤去した古い配管化粧カバー

カバーは経年劣化でヨレヨレになっていたためすべて交換です。

取り外したところの壁は塗装がされていません。
配管化粧カバーの裏は塗装がされていない

元のサイディングの色が残っています。

同じルートで新しい化粧カバーを付けるので見えなくなるのでこれは問題ありません。

固定してあったネジの穴はすべてコーキングで埋めました。

室外機設置場所
室外機設置場所
エアコン用の電源もここにあります。

室内機2台分のパイプをこの室外機置場まで配管します。

新しい配管化粧カバーを取り付けて
新しい配管化粧カバーを取り付け

下がって曲がり部分
化粧カバーの曲がり部分

基礎の上まで下げたらパイプは横引きになります。

ドレンホースは水平に引くと詰まって水漏れする原因になるのでカバーに穴を開けて分離します。
ドレン用に穴を開けている
ホールソーで開けました。

室内機側とパイプ類を接続、テーピングしたら化粧カバーのフタをして外壁の配管完了。
外壁の配管完了

エアコンの電源線は電線管(PF管)のようなものに入っていますが実はこれドレンホースです。

ということはこの入線カバーの中で電線接続されていれば建物新築時のエアコン工事屋さんがおこなった可能性が非常に高くなります。

ムム、あやしい・・・

次回この電源を見ます。

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2018年5月14日 (月)

マルチエアコン設置(室内機)

マルチエアコンは室外機一台に対して複数台の室内機を設置できるエアコンです。

一般的にはあまり使用されませんが、建物の造りや電源の状況などにより選定されることがあります。

今回のお宅はリビング、ダイニングキッチンがL字の間取りでしかも広い造り。そのため以前にもマルチエアコン(室内機二台タイプ)が設置されており、室内機一台で全体を冷暖房するよりも二台の室内機でおこなったほうが効率が良いものと思われます。

当初お客さまは一台で大きなエアコンを設置することを考えられていたようですがL字に曲がった先までは冷暖房が行き渡らない懸念があります。(温度差が大きくなる)

またマルチではなくシングルタイプで二台設置すると電源配線を変更、増設することになり見た目の問題も出てきます。

室内機も二台同時に運転することが多くなるでしょうしマルチで室外機一台のほうが効率も良いと思われ検討の結果以前同様マルチを選定されました。(なお当店ではエアコン販売はおこなっておりません。)

まず室内機の設置から・・・

壁には初めから配管穴が開いています。
室内機取付位置には既に配管用穴が開いている
以前エアコンが設置されていたので穴はそのまま使用します。

今回はダイキン製なのですが室内機が何種類か選べるようになっています。既存の配管穴が寸法的にそのまま使用できるタイプを選定していただきました。

穴には養生管(スリーブ)が入っていません。
配管穴の中に釘が出ている
釘が出ています。

釘でパイプや電線が傷つくこともあります。

養生管を入れて据付板を付けます。
据付板と養生管を取り付けたところ

続いて室内機を取り付ける準備をして
室内機取り付け準備が終わったところ

室内機が付きました。
室内機を取り付けたところ

普通のエアコンと比べてなにか足らないような気がしませんか?

そう、コンセントがありません。

マルチエアコンは通常室外機に電源を供給するため室内機には連絡配線を通して室外機から電源供給されます。そのため室内機にはプラグコードがなくコンセントも必要ありません。カタログの写真のようにスッキリした感じになります。

アースも室外機で接地するので必要ありません。もう一台の室内機も同じ仕上がりです。

室内機は2.8kWと4.0kWを選定していただき奥行きがあり熱源のあるキッチン側に大きい容量のものを設置しました。

次回は外回り配管などの工事を載せる予定です。

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2018年5月 9日 (水)

既存の接地線(アース)を使う

東京都世田谷区にてエアコン工事を行いました。

真空引きをしているところです。
真空引きの様子
室外機は少し不安定なところに置くので劣化の影響が少ないコンクリート台を使用しました。

こちらのお宅では室内のエアコン専用コンセントにアースがありません。

室外機の脇には
地面から既存のアース線
以前ここに設置されていたエアコンに使用していたアース線が地面から出ています。

アースにはその種類により接地抵抗値(大地との接触抵抗値)が定められています。

アース棒を買ってきて地面に打ち込めばよいというものではありません。

家庭用ルームエアコン(対地電圧300V以下)では“D種接地工事”が必要です。(昔は第三種接地工事といいました。)

D種接地は接地抵抗を100Ω以下にする必要がありますが、ここは基準を満たした漏電遮断器が設置されているので500Ω以下とすることができます。

アース線の先を切り落として被覆をとりますが真っ黒。
銅線が真っ黒
だいぶ古いようですね。

とりあえずこのままクリップではさんで
アース線をクリップではさんで

“接地抵抗計”を使用して測定します。

測定前に計器の地電圧測定レンジで問題なし。(説明しませんがこれ大事)

次に抵抗値を測りますが接地抵抗が高いと針が思いっきり右へパチンッと壊れそうなほど振り切るので恐る恐る・・・

測定スイッチオン!
接地抵抗計で測定
450Ωcoldsweats01。余裕はありませんが規定内。

針は4.5位を指していますがレンジが×100なので約450Ωです。

そのまま使用することにします。銅線を磨いて室外機に接続しました。

接地工事をしたときはもちろん測定しますが、誰が施設したかわからないアースは接地抵抗値が規定よりも大きいことがあるので測定するようにしています。

接地抵抗計を持っていない、測定の仕方がわからないというエアコン工事屋さん多いのでは。

もちろんアース線に接続するだけでは測定できません。

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2018年5月 7日 (月)

劣化したパイプの補修作業

川崎市内にてエアコンのパイプ補修作業を行いました。

補修前の状況は
補修前のパイプ

こちらの面はまだそれほどではありませんが壁の向こう側の面はテープとドレンホースはなくなり、銅管の保温材もほとんど残っていない状態です。

上のほうをアップしてみると
銅管が露出
銅管が露出しています。

手前のほうも
ドレンホースに穴が開いている
テープのなくなっている部分はドレンホースに穴が開いています。

ドレンホースは手で触るとボロボロと砕けて崩れ落ちます。

エアコンのパイプ類は電線と銅管を除き、長期にわたる太陽の紫外線で劣化してこのようになります。

― 補修作業にかかります。 ―

上の写真で見えなかった面は劣化がひどく保温材は触ると粉状になって風で飛んでいってしまいます。

保温材を交換するため劣化し不要な部分は取り去りました。
劣化した保温材をはがしたパイプ

この面のドレンホースはすっかりなくなっていました。

壁にパイプを保持するため2ヶ所バンド固定してあったようですが現在はその形跡のみ残っているだけです。

保温材はこれを使います。
使用する保温材

銅管は細いもの(6.35mm、2分)と太いもの(9.52mm、3分)の2種類なのでそれに合った保温材を用意します。

それを銅管に巻き付けて仮のテーピングをします。
仮にテーピングします

このように保温に隙間ができないようにします。

ドレンホースは新品の高耐候タイプに交換しました。

仕上げに全体をテーピングをします。
仕上げのテープを巻きます

こちら面の保温材は劣化が少なく使用可能なのでドレンホースのみ交換しました。

テープも屋外用に厚みのあるタイプを使用。もちろん下から上へと巻きます。

完了しました。
配管補修作業完了

お客さまと相談しパイプを押さえるバンドも長持ちする硬質の樹脂製両サドルにしました。
硬質樹脂製両サドル

これならバンドが切れてパイプがぶらぶらする心配も少なくなります。

エアコン用に売られている軟質の片サドルでは荷重がかかっていると1年程度で切れてしまいます。これがエアコン用というのですからどうなんでしょう。coldsweats01

こちらのエアコンはかなりの長寿命。でもまだもう少しかんばってもらうそうです。樹脂製配管化粧カバーを使用してもこの年数には耐えられなかったかもしれません。

なおテープがはがれ始めたときに補修をすれば保温材はそのまま使用できることが多いので安く済ますことができます。

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2018年5月 5日 (土)

こういうときは電線管

横浜市都筑区でエアコンの取り付けを行いました。

URの建物ですが配管用穴の室内側のフタをとると、
配管用穴の内部
奥の下のほうに何かついてます。

アップにしてみると
水切り板がついている
水切り板と私は勝手に呼んでいますが、おそらく雨水や外側のフタに結露した水が内側へ流れてこないようにするために付けられているものだと思います。

これはUR系の建物の特徴で私が知るかぎり30年以上昔から付けられています。

また外側のフタの枠にはリベットのようなものが打たれていて内側に飛び出し不親切な造りです。

まず水切り板は取り去ります。
取り外した水切り板
これは取り外さなければなりません。お客さまに穴のフタと一緒に渡します。

めんどくさがってそのまま配管すると穴の中でドレン勾配が逆になったり、ドレンホースを潰してしまい水漏れの原因になります。

ちなみに民間の建物では水切り板はほとんどついていません。

外してもまた居住者が入れ替わる際に保守管理しているところが付けます。たまに接着されず置いてあるだけというのもありますが。

先ほどのリベットを外から見ると
外側から見たリベット
このようになっています。

アップでは
リベット拡大
とがっていて切れそうな形です。

これが配管のあたる下にも二つ出ています。

特に電線はリベットに接触すると当たり具合によっては漏電やショートを起こす恐れがあります。

こういう場合は
合成樹脂管で電線を防護
合成樹脂管(電線管)で電線を保護します。

使っているのは電線用の合成樹脂管(VE管)です。

室外機を何かの理由で動かしても穴の中でリベットが電線にささる心配がありません。

ホントはリベットが出ているような危険な材料をエアコン用の穴に使うのがおかしいというべきですが・・・

配管も終えて室外機をつなぎパテ埋めしました。
穴のパテ埋め完了
右側が今回当店で取り付けた方です。

左は初めから建物の設備として他で取り付けられたものですがなかなかひょうきんなパテの仕上がりですね。マネできません。

電線管はいろいろなシーンで活躍するのでだいたいいつも作業車に積んでいます。

そのほか状況によって自在ブッシングも使用して安全を確保します。

ただしこれが普通と思わないでください。普通のエアコン業者はここまでしませんし考えません。

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2018年5月 3日 (木)

賃貸住宅のエアコン入れ替え。

川崎市幸区でエアコンの取り付け工事をしました。

賃貸マンションの一室でこちらの建物を所有管理されている大家さんからの依頼です。

設置するのはこちら
エアコン設置場所

古いエアコンはすでに取り外されていて、新しい室外機はベランダの天井に吊ってありました。

大家さんご夫婦で室外機はセットされたそうです。ありがとうございますsign01happy01

室内に取り付けられていた配管化粧カバーは今回そのまま使用します。

室内機設置完了。
室内機取り付け完了

室外機周りを配管し真空引き
天吊り室外機の真空引き

恒例の真空引き。小型100Vツーステージ電動真空ポンプを使っています。

皆さんは室外機からも水が出ることをご存知でしょうか。特に暖房時は室外機が結露したり凍ったりしてその水が排水されるようになっています。

ところがこのエアコンには室外機に排水用ドレンホースをつなぐアダプタ(品名ドレンソケット)が付属してきませんでした。別売品になっています。(セコ~いcoldsweats01

大家さんでそのアダプタは手配されるそうなのでドレンホースを置いてきました。

室外機側施工完了。
室外機側の工事も完了

室外機の揺れでパイプに影響がないように壁から少し離して配管しています。

試運転も問題なし。
施工完了
設置完了です。

今回のように賃貸住宅の設備として設置されたエアコンは10年を超えていたら居住者入れ替わりのタイミングで新しいものに取り替えるのがベターかと思います。

住んでいるときに故障して入れ替え工事となると苦情であわてることになり、居住者との日程がうまく合わないなどたいへんです。

故障して苦情がくるのは真夏や真冬の特に使用頻度が高まる時期で、エアコン業者も忙しく対応が難しくなります。

このように先手を打っておけばリスクを少なくできます。

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