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2018年3月 1日 (木)

アース線の補修(前回の続き)

前回、リモコン受光部不良の修理を載せましたが今回はそれに続いてアース線の補修です。

アース線はこのようになっていました。
Img_1340_180228

これのどこが悪いのかというと
Img_1340_180228b
結露した水がアース線を伝ってドレンパンの外側へ流れて行ってしまいます。

熱交換器側部の折り返している管の表面に黒く薄い断熱材が貼ってありますが、これは断熱目的ではなく上からも滴下してくる水をドレンパンへ落ちるように導くためのもので結露防止を目的にしたものではありません。

本来は樹脂で製作するはずですが、製品化の直前またはその後に問題が判明して急ごしらえで張り付けられたような感じです。

断熱材は薄いので管に接触しているところは結露しますし、場合によっては上から水が伝ってくることもあります。

アース線の先、下側にはリモコン受光部もありますので、それが原因で壊れることも考えられます。

このエアコンは何回かクリーニング(洗浄)しているようで、前面グリルの脱着を何度も繰り返す間に元に戻せなくなりこうなったものと思われます。

アース線はどういうわけか“より線”が使用されています。
Img_1340_180228c
しかもこのつなぎかた・・・

ふつうは単線を使いますがねぇ。何かのあまり線を使ったのでしょうか。

素線径を計測して
Img_1345_180228
電線の太さを調べます。

0.9㎟しかありません。本当はもっと太いものを使用しますが今回は受光部修理のついでにサービスとして行うのでその部分は目をつぶって。悪いところを見つけてすべて直しているときりがありません。

車の中から
Img_1343_180228
丸端子を持ってきました。

より線をそのままネジにとめるのはちょっとムリがあるので端子を使います。

端子のスリーブの部分の太さは2㎟なので、
Img_1342_180228
フムフム。電線包合容量1.04~2.63㎟。

0.9㎟では細いので素線の数本を長めにして折り返し包合容量内に納めます。

そしてこれ
Img_1344_180228
裸圧着端子とスリーブ用(赤色)の圧着ペンチです。

リングスリーブ用(黄色)のペンチでなんでもかまわず圧着している日曜電気工事屋さんもいますがいけませんよー。

またこの赤色の圧着ペンチでリングスリーブは圧着できません。P形スリーブ用です。

圧着
Img_1346_180228
2㎟のダイスで圧着したことを示す“2”が刻まれます。

あとはエアコンの前面グリルを戻してアース線を接続します。
Img_1347_180228
これが本来のアース線ルートです。

Img_1347_180228b
アース接続端子部から線が上へのぼっているので水はきません。

これで水漏れの心配はありません。

そして今回の修理はすべて終了。
Img_1350_180228

長持ちしますように。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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