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2017年5月

2017年5月23日 (火)

12年前のエアコン入れ替え工事

こちらのお客さまも十数年前よりのリピーター様(横浜市内)です。

そろそろ古くなってきたので今回新品を購入され工事を当店に依頼してくださいました。いつも有り難うございます。happy01

ちなみに当店はエアコンの販売はおこなっておりません。昔一時期に扱ったこともありますがネット通販で購入されるほうが安く入手できますので、こちらで販売してもお客様にメリットがないためです。

そして取り外すエアコンはこちら
室内機
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室外機と配管化粧カバー
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このエアコンも12年前にお家を新築された際に私が取り付けました。やはりエアコンの形も古さを感じさせるデザインですね。三菱電機で一度だけ(だったと思います)出した換気機能付きのレアな機種です。これは室外機に換気ユニットが付いていて室内機とホースでつながっています。

配管化粧カバーも直射日光で劣化しています。
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今回は配管化粧カバーも新品に交換することになりました。色は壁に合わせてグレーです。

撤去が終わったら新しいエアコンの据付板を壁に取り付けていきます。
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入れ替え工事で悩ましいのは据付板を取り付けるネジ穴の位置が同じメーカーでも機種ごとに微妙にずれていて、壁に打つ石膏ボードアンカーが増えていくことです。

壁に打たれた石膏ボードアンカーの数が増えるほど壁の強度は落ちていきます。取り付ける室内機は以前に増して重く、奥行きもあるので少し多めに固定する必要があります。

古いエアコンとネジ穴の位置が少しずれています。
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石膏ボードアンカーの数をできるだけ増やさないように据付板の穴をドリルで楕円状に広げてできるところは再使用しました。以前(12年前)私が打ち込んだボードアンカーなので壁を破壊している心配はなく再使用しても大丈夫です。

もちろん壁内部の間柱にもビスを打っています。

据付板取付完了
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室内機を取り付けて
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外回りも設置完了
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室外機の置き台も地面での安定性向上のためブロックにしました。

配管化粧カバーも
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このようにきれいになりました。

これでまた十数年元気に動いてくれることを願っています。

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2017年5月16日 (火)

壊れる前にエアコン付け替え

近頃はリピーター様のお宅へお伺いする機会が増えています。

当店で取り付けたエアコンが古くなってそろそろ壊れる前に入れ替えようと再度ご依頼くださるお客さま(東京都内)です。いつも有り難うございます。

こちらのお宅は数年前に新築された際に取り付けたものを交換するのですが、エアコン本体はお引っ越し前から使用されていたもので10数年前の機種です。

撤去するエアコンがこちら
室内機
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室外機
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わっcoldsweats02室外機の裏に何か黒いものが動いたと思ったら大きいカエルがいます。室外機を動かすと隣の室外機の下にひょこひょこと隠れました。都内の住宅街ですがどこからきたのか・・・踏むと大変なので気を付けます。

取り外します。
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前回設置したときの配管用の穴のスリーブ(養生管)は傷みもありませんのでそのまま使用します。

据付板を付けて
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新しいものは据付板の寸法が異なりますので、必要なところはボードアンカー(ボードファスナー)を打ち直して、本体中央にある間柱(壁の中で見えませんが)には長めのネジを打って強度を出します。据付板からはみ出している以前使用していたネジ穴は空気の流通を遮るためにパテで塞ぎました。(この部分は室内機で隠れて見えなくなります。)

固定用に使用しているネジ類
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ボードアンカーやネジは壁の厚みや材質、柱までの奥行に応じて多数の種類をケースに入れてあります。

室内機取り付け完了。
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外部は前回取り付けた配管化粧カバーがあり傷みもほとんどありませんので再使用します。中のパイプは新しいものに交換しました。
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室内機は2階なので梯子を掛けて作業しました。作業中の写真はいつもように撮り忘れています。down

室外機取り付け完了。
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プラスチックの置き台では地面に沈んだり傾いたりしやすいので今回はブロックを使用し水平レベルを出して設置しました。

その後、作業完了し帰るまでカエル君は顔を出しませんでした。

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2017年5月11日 (木)

熱交換器ガス漏れ修理

こちらのお客さまは14年以上前より御ひいき頂き何度も工事に伺ってるリピーター様(相模原市)です。本当に有り難うございます。

さて今回は少し前からエアコンの調子が悪くエラーコードを表示するとの依頼です。このエアコンは7年ほど前にお家を新築された際、私が取り付けたものです。

点検結果はガス漏れ。室内機の熱交換器に穴が開いてしまってガスが漏れていました。

しかしこの修理はメーカー保証期間も過ぎていて部品代、工賃で結構な金額になります。またエアコンを買い替えるにも容量が7.1kWと大きく高額なため判断に迷うところです。しばらく検討していただき後日連絡があり修理を行うこととなりました。

こちらがその室内機です。
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取り外して
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掃除機でホコリを取りながら分解作業に入ります。
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ばらしていきます。
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電装部品も取り外します。
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熱交換器の交換は室内機を全部ばらす必要があるため時間がかかります。この機種のように上位グレードの場合は部品点数や配線類などが多くもとの場所や配線ルートを忘れないようにします。

熱交換器の表面はホコリで詰まっていますね。
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アップで
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どうしてこのようになったかというと、このエアコンはフィルターの自動掃除機能が搭載されています。そのためほとんどのユーザーはフィルター掃除をエアコンに任せるのですが、すると徐々にフィルターの目詰まりが起こってそのうちフィルターは全く空気を通過できなくなり、エアコンのありとあらゆる隙間からホコリ混じりで吸気してしまうためです。
またそれが原因でフィルター以外のところにホコリが溜まってしまいます。

このようになると暖房時はガスの圧力が非常に高くなり、管の肉厚の薄い室内機の熱交換器は圧力負けして亀裂が生じガス漏れしてしまうことも考えられます。

分解できました。
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上が熱交換器、下はドレンパンや送風ファンです。

ガス漏れしていた場所は
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外した熱交換器は天地が逆さになっていますが、濡れているようにみえるところはオイルが付着しています。これはコンプレッサーを潤滑してガスと一緒に流れるオイルが管の穴から漏れ出たものでガス漏れの跡です。
(裏側は表面とちがってずいぶんときれいです。)

そしてこちらが新しい熱交換器
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ドレンパンを取り付けます。
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ピカピカshine
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間違いがないように組み立てます。
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組み終わったら室内機を壁にかけて
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外側にまわって配管類を接続したら室内機、室外機、パイプ内を真空にします。
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この真空引きは冷凍サイクル全体ですのでだいたい1時間程度かかります。その間に別の作業をします。と言いたいところですが昼食にしました。coldsweats01

真空が引けたらガスを規定量チャージします。
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ガス漏れがないか検査して
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漏れはなく(当たり前ですがcoldsweats01)すべての試運転チェックも正常で完了となりました。happy01

長持ちしますように。

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2017年5月 1日 (月)

製造コストを抑えたものは・・・ドレンパン割れ

こんにちは。happy01

先日エアコンの室内機から水が漏れるとの依頼(川崎市内)で点検に伺いました。

今年はまだ冷房などを使用する時期ではありませんのでお客様に状況をお聞きしたところ去年冷房を使った時に水漏れしたとのことでした。

まあ、水漏れといえばドレンホースの詰りが一番多い原因ですのでまずはそこを疑いましたが、お客さまもそれではないかと掃除機などで吸ってみたりしても改善されなかったそうです。(掃除機を壊す恐れがありますので安全な方法をご存知ない方はやめましょう。)

ではドレンパンに注水して漏れが再現するか確認します。 ※ドレンパンは室内機の熱交換器の下にあって冷房やドライモードで運転したときに熱交換器に結露(除湿)した水を受け集めてドレンホースへ流す役割をしています。

しかし、入れた水は屋外へ正常に排出されていて室内機からは水が漏れてきません。一番やっかいな水漏れは室内機に溜まったホコリを伝ってどこからともなく出てくるものですが、しばらくあちらこちらと漏れているところがないか確認します。でも見つかりません。think

これは本格的に稼働する夏にならないと分からないかもと半分あきらめかけていたところ、ドレンパンの中をライトで照らしてみるとスジが斜めに入っているのが薄っすら見えます。
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拡大してみると
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このようにヒビが入っています。

ようやく原因が見つかりました。flairドライバーでひびの入っているところを押すと割れているのがよくわかります。

完全には割れていないため注水した程度では漏れが再現しなかったようです。

しかしこのエアコンはドレンパンと室内機のシャシーが硬質の樹脂で一体成型されていますので交換が容易ではなく、室内機の取り外し、取り付け工事と室内機の全バラシと組み立てという余計な手間と工賃が発生します。

こういったところがメーカーや機種によって異なるところで、部品点数を減らして製造コストを抑えた代償がユーザーの負担となる例です。

製造年からしてまだ部品供給はされていると思いますが、お客さまよりエアコン本体(その他の部品)の寿命と修理費とを比較検討して本体を新品に入れ替えるご判断をいただきましたので今回は点検のみで終了となりました。happy01

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